「私のあなた、あなたの渡し」メモ - さかえのよ

(潮)色々とマリアに押し付ける

「私のあなた、あなたの渡し」メモ
07 /03 2018
プロット書いてて、流れが悪くなるところがたびたびあって。
そんな時は、流れじゃなくて基本設定がこじれてるケースが多いことに気づきました。
流れは変えなくていい。
ただ、演者を変える。
そうすると、なぜかスムーズになる。

以前、演者を変えたらうまくいったケースがこちら。
http://sistertainment.blog24.fc2.com/blog-entry-685.html
パルタンでの重要発言をカンクでもタットでもなく、マリアにやらせてみたらなんか落ち着いた、という話。

今回、つまづいたのは冒頭なんですけども。
こんな感じで進めてました。

バルバオーロ討伐のため、バルバオーロに襲撃された魔法院を巡っているカンクとマリア。
ある人物に追えって言われたから追ってる。
でも追うだけじゃ後手後手で捕まえられない。
本当に追うだけでいいのか?
待ち伏せするほうがいいんじゃないのか?
こうして追うだけでは、犠牲者が増える一方だ。
魔法院は行くところ行くところ、ひどい有様。
人っ子ひとり生き残っていない魔法院もあったりして。
この惨状を目にして、そうとう滅入っているカンク。
しっかりしろ滅入ってんじゃねぇと叱咤するのが、マリア。

…という流れ。
ここだけ見ると「いったい何につまずいたんだ?」って感じだと思いますが、この先の流れを感じてプロット作ってる身としては、やばい、なにかがグジュグジュしてる、ぐだる予感、これでは今までと同じところでダメになってしまうって感じのやりとりに思えたのです。

今までは、漠然としたカンクの基本設定として、こういう面がありました。
「メンタルが豆腐並み(よく言えば優しい)」
「優柔不断(よく言えば優しい)」
「迷いながらことをすすめる(よく言えば優しい)」

この設定ゆえの「惨状に滅入る」なわけだったのですが、ストーリーが色々と変わったせいなのか、カンクのこういった面が今このシーンで顔を出すのはなーんか違うような気がしてきたのです。
もちろんその気持ちはあるけど、中に隠すというか、出してる場合じゃないのかもしれないし、今それ言っても仕方ないって割り切らないとやってけないとか、なんか色々「滅入らないように」なってる感じがカンクから出てきた。

じゃあもう、ここの冒頭で滅入る必要ないかなー、って削除しようかと思ったんだけど。

カンク、滅入らない。
マリアも滅入らない。
今このシーンに二人しかいない。
誰も滅入らないとは、ブレねーなこの二人。
でも今、「バルバをこうして追うことに本当に意味があるのか?」ってこいつら疑ってるんだよな。
ブレてねーわけねーんだよ。
やっぱりどっちか、少しくらいブレてみようぜ?

というわけで、消去法でマリアを滅入らせてみたわけですよ。
したらね、なんかまた上手くいった感が出ました。
しっくりきた。

なんでしっくりきたか考えてみると、マリアの過去に繋がった「滅入る」になったからなんだと思います。
マリアの設定(過去)では、死ななくていいはずの命が奪われることに、悔しい思いを抱えているから。
迫ってる危険があって、それが予測できるのに、バカみたいに放置したり突っ込んでいくの、許せないってマリア思ってるから。

でもカンクはちょっと違う。
そこに犠牲が出るのは解ってる。だからなるはやで解決はしたいとは思ってる。
なるはや=元凶を潰すこと。
カンクは、犠牲を助けてたら元凶を処分するまで時間がかかる。
だからまずは元凶を叩くのが最適、って思ってる。

以前は漠然と作ってたから、カンクがそういう考えを抱いているって作者のくせに知らなくて、「犠牲に滅入る」なんてやらせてた。
正直滅入らないわけじゃないけど、それを上回るくらい、上回らないといけないって思うくらい、元凶潰しに対する意欲がすごいはずなのにね。
多分、犠牲を見れば見るほど申し訳なさ満載になって、元凶まっしぐらになるはず。
そういう性質担当なんだ。

もしここでカンクが滅入ってたら、それはなんの伏線でもないし、のちのち作者自身が処理に困る情報提示になると思う。
でもここでマリアが滅入るのは、彼の過去に繋がるもので、のちの伏線になる情報提示として機能すると思う。
うんうん。
きっと私だけが納得してるな、今。

登場人物って、結局は自分の中から出した性質であり、分身だから、誰にどれをどこまで分けるか間違うことが多いんだと思う。
現実、作者の中ではそれらが完全に同居してるわけだ。
一人の人間の中に、様々な性質がヘビーなまでに同居して、日々葛藤してる。
けど物語の中では、一人当たりもう少しライトに分担してもらわないと。
すすまねーの、話が。

初めに書いた「基本設定がこじれてる」っていうのは、そのキャラに色々盛りすぎってこと。
盛りすぎると本当の人間みたいになると思うの。
そうすると、本当の人間みたいに展開が遅くなると思うの。
日々、ぐるぐるすることになると思うの。
結末が遠のくの。

というわけで、マリアに押し付けたバージョンがこちら。
俺の頑張りを示すためだけに、載せるぜ!
懐かしの色文字でな。
ヽ(´∀`)ノ
以前は、すべてのやり取りが発言者逆だったのだ。
多少カタコトなのは気にしないで。


*************


魔法院が全滅してて、その惨状に気が滅入ってるマリア。

マリア「はやくバルバを殺さなきゃならないのに、後手後手で追いかけてるだけでほんとにいいのか? オレらがこうして次の院に向かう間にも、バルバはさらにその次の院を襲いに向かってる」

カンク「バルバ討伐隊(役所認定)である俺らに、資金を出してくれた人多数。自分たちの分も仇討ちしてくれと。正直これでサギ働こうと思えば働ける。それくらいバルバを恨む者がいる。彼らのためにも必ず倒さなきゃならない、そのためには力強い仲間が必要だとシャファルルが言ってただろ。今はそのお告げを信じて、仲間を探すだけだ。いちいち滅入ってんじゃねぇ」

マリア「オレはお前みたいに死体がゴロゴロ転がってるような場面に耐性ねぇんだよ。一体何人の人が殺されたと思ってんだ? なんで殺されたと思ってる? オレらが間に合わないからだろ? 助けられなかった命を見せつけられれば気だって滅入る」

カンク「分かるよ。死体に囲まれれば誰だって気が滅入る。だが気が滅入れば心がブレる。心がブレれば目標を追えなくなる。だから滅入るなって言ってんだ」

マリア「しかしバルバのやつ。しばらく大人しかったのに、なぜ最近になってこんなことし始めたのか? 何を企んでやがる」

カンク「企みなんかないかもな。誰が何言ったって殺人鬼の性は変わらねぇってだけかも」

マリア「それにしても襲撃ペースが速い。院を襲ってるの、バルバだけじゃなくクランチもってことはないか?」

カンク「なんでそこでクランチ」

マリア「クランチは世界最恐海賊の座をバルバに奪われて、目の敵にしてるそうじゃないか。バルバが魔法院を襲うなら、その前にワシが全部襲ってやる、ガハハハーみたいな。そんなことに民間人が巻き込まれるなんて許せねぇだろ」

カンク「世界最恐海賊の座? 裏で毎年行われてる投票ってやつ?」

マリア「そう。だいたい知ってるか? あの投票主催してるの〇〇貿易会社だぜ。自分の会社を海賊に襲わせないために、そんな媚び売って海賊を楽しませてんだ」

カンク「生き残るためにどこも必死か」

マリア「バルバの件が片付いたら、オレが〇〇貿易会社を潰してやんよ。そして海賊もな。海賊は全滅しろ」

カンク「やっだ、そしたら俺、失業しちゃう」

(潮)その人の立場になって考えよう?

「私のあなた、あなたの渡し」メモ
06 /11 2018
今年ももう6月やんけ。
ゲームで現実逃避してる場合じゃないと気づき、戻ってまいりました。
もうどうしていいかわかんないやと一時離れてましたが、ツイッター読んでて創作のヒントになるものを見つけました。
それを頼りに、またちょっと向き合ってみます。

*****

今回ツイッターで拾うことができたヒントがこちら。

「私があなたの立場なら、そんなことは絶対にしない。そんな選択はしない」

こういう言い回し、普通にありますよね。
で、例えば……というかだいたいにおいて、この言い回しに続くのは批判の言葉です。

「だから私には、あなたの言い分は理解不能だ」とか、
「だから私には、どうしてあなたがそうなるのか意味不明だ」とか、
「どうしてあなたは、そういうことしかできないの? こうすることもできるのに」とか、
「そういうことしかできないあなたを、私は許すことはできない」とか。

よく「どうしてその人がそんな言動をするのか、その人の立場になって考えよう」っていうけど、私は以前からこの提案を疑問に思ってまして。
なんで疑問に思ってるかというと、「私があなたの立場なら」っていう前提・設定が、無意味と思うからです。

「私」が「その人の立場になって」、理解できることってなんでしょう?
「その人」の気持ちがわかるでしょうか。
うーん。わかんないと思います。
「私」が「その人の立場になった」ところを想像しても、「私」がどうするかのシュミレーションをするだけなんじゃないかと思うのです。

だってね。
もし「私」がその人の立場に立たされたとしても、「私」は「私」だから、「私」としての判断・選択・行動をとるだけじゃないでしょうか。
「私」がどうやったって、「その人」にはならないと思うんです。
「その人」の判断・選択・行動にはならないだろうと。
「その人の判断・選択・行動を知るため」には、「その人になる」しかなくて。
「その人」と同化、体験するしかないと思うんです。
同化ですから、そこに「私」なんてものが入り込む隙間はないと思うんです。
「その人」の場所には「その人」しかいないです。「私」はいません。

今手掛けている作品で、私はこれをテーマにしたいんだなーと気づきました。
テーマにしたいっていうか、テーマを構成する要素のひとつ、かな?
なんて説明すればいいのかわかんないけど、まぁ核のひとつや。

ちょっと前の記事で「だーれも悪くない」がテーマだと書きました。
そこにプラスして、これ。

なんかさ……。
めんどくさいテーマだよね。

でもちょっと前進できた感じがある。





(潮)変更点になるだろうところ、続き

「私のあなた、あなたの渡し」メモ
04 /11 2018
2個前の記事で、変更点になるだろうとこを書きました。
変更&追加します。


●魔法の名前
旧設定:白魔法、黒魔法
新設定:光魔法、影魔法
今までタットが修行中の魔法を「白魔法」って言ってたけど、「光魔法」に変更してみようかと。
この世界には対になる魔法があって、それは陰と陽でもよかったんだけど、光と影のほうがしっくりきたのでそっちにしました。
そして、光と闇、という対比にはしたくなかったので、闇魔法ではなく、影魔法。
闇ってなんか、悪そうなイメージないすか?
光がいっさい存在してないってイメージもある。
だからボツ。
この光魔法、治癒しかしないので、治癒魔法という呼び名でもいいんだけどね。
ま、とりあえず。他のが浮かばない限りこれで。
これら2つの魔法のイメージとしては、善と悪ではなく、昼間と夜間みたいなイメージ。ザ・漠然。


●マスターについて
光魔法、影魔法あわせ、マスターが4人存在する予定。
全員が物語に出てくるかはわからないけど。

光魔法のマスター:
マスター・ヒルグルノ
マスター・ジョルノグルノ(もしくはルーチェグルノ)

影魔法のマスター:
マスター・ヨルグルノ
マスター・ノッテグルノ(もしくはオンブラグルノ)

ヒル・ヨルは確定なんだけど、他の名前は()内とどっちにしようかなって迷ってる段階。
ちなみに、イタリア語からとってみました。
バルバオーロがイタリア語なんで、揃えてみようかなって。
単にイタリア語の響きが好きなだけ。

意味はね。
ジョルノとノッテが、昼と夜。
ルーチェとオンブラが、光と影。
そういう対比。どちらにしようかな。
アイデアとしては、イタリア語ではなくこれまた日本語で、アサグルノ、バングルノもあったけど、どないや。

あとは、以前に書いた設定とは変わってて。
マスター・ヒルグルノが、ツォルヤの師匠。
マスター・ジョルノグルノ(もしくはルーチェグルノ)が、タットの師匠。


●ペポニの能力大幅向上を却下する
あいつはやっぱ、役立たずのダンサーにしとこうと思う。
ダンサーとしてのエピソードが作れそうになったので。
ということで、ペポニにやるはずだった飼育能力はロムにあげる。
ペポニはカレーも作れないことにしとく。
無駄なダンサー水夫。



(潮)だーれもわるくない

「私のあなた、あなたの渡し」メモ
04 /09 2018
昨日、録画した番組見てたらこのネタがやってたんだ。



見終わって、あそっか、これだ。
って思いました。

いやね。
「私のあなた、あなたの渡し」のね、テーマってやつがね、なんか自分的にも小難しくてね。
「慈悲」とか「容赦」とかって、難しいじゃない、やぱし。
テーマとして確定はしてるんだけど、言ってる自分がもう、難しいと感じてるわけ。
だから、どういう風にかみ砕けば、もっと簡単にシンプルに説明できるのかなって、考えてて。

そしたら、昨日、このネタを目にして。

「だーれもわるくない、だれもわるくないよー」

って言ってて。
そうか、これだなーって。
自分がテーマにしてるのは、簡単に言うと、「だーれもわるくない」なんだなーって。

だーれもわるくないの、伝われ~!

って、ホント、この人好き。




(潮)変更点になるだろうところ

「私のあなた、あなたの渡し」メモ
03 /13 2018
今までの設定から変更になりそうなところメモ


●マスター・グングルノ → マスター・ヒルグルノに改名
 グングルノって響き好きだったんだけど、覚えにくいような気がしたので。
 もう一人、マスター・ヨルグルノってやつがいるんで、ヒルとヨルでセットで覚えてもらえるんじゃないかと期待し、ヒルグルノにしてみる。


●船員たちが仲間になる順番が変更になる
 以前はみんながいるところにタット投入だったけど、今作ってるプロットだと、カンクとマリアのみのところにタットが入り、その後、順々に仲間が増えていく感じ。


●仲間になるときのエピソード追加
 以前から、各船員が仲間になるときのエピソードってやつが、ネタとしてあった。
 それは番外編でやるしかないと思ってたけど、仲間になる順番が変更になるので、がっつりではないにしろ、盛り込まれていくと思う。


●ドルクの能力・大幅劣化、ペポニの能力・大幅向上
 ドルクというキャラ、出木杉くんかってくらいザ・優秀で、雑用の神的存在だったんだけど、このままいくとかなりの劣化を見ることになりそう。
 タットにとっての「道端のリンゴ」は、各船員たちのエピソードなんだけど。
 そのエピを作るため色々やってるうち、とりあえず、これまでドルクの能力だった動物の飼育能力を、ペポニにあげることにした。
 なぜって?
 ペポニのやつ、カレー作るか踊るかばっかで使いどころなかったからだ。
 お前、なんのためにいるんだ?ってなったからだ。
 残念ながら、カレーやダンスを「道端のリンゴ」に仕立てることができなかった。許せ。
 船員たちはみんな、タットには真似できない秀でた能力をひとつずつ持たせようと思っているんで、ペポニには飼育能力をやる。
 そして、ドルクもひとつに絞ってみようかと思う。
 あえて、穴掘り名人の能力を残してみようかと思う。
 穴掘り名人以外、全部捨てるかもしれん。
 いつ活かせばいいんだかわかんないけど。
 性格的には変わらずいいやつのつもり。


●Aストーリーだと思ってたのが、Bストーリーだったっぽい?
 ある程度プロットが進んだから目に見えてきたんだけど、どうもタットにとっての「道端のリンゴ」が、Bストーリーっぽいです。
 なんか、いまだにAとかBとか判断できかねてるけど、ストーリーの軸? 流れ? そういうやつが、3つあります。
 その3つが、最終的に融合する予定です。
 ひとつめは、丸薬を追う流れ。
 ふたつめは、丸薬を追う中でタットがお見舞いされ続ける小言。
 みっつめは、諸悪の根源物語。
 これらを、A、B、Cストーリーって言っていいのかね?

(潮)過去にも悩んでたようで

「私のあなた、あなたの渡し」メモ
01 /19 2018
昔のブログ記事を読み漁ってみたけど、主人公はタットかカンクかで以前にもかなりモメてたようです。
自分の中で。
成長してねぇな!って思ったけど、悩んでる内容が今と少し違うから、まぁ良しとする。

以前に悩んでた時は、主人公が変わると、話自体(ジャンル)が変わると思ってた。
描くものが変わると。
でも今は、設定にも流れにも、変わるところはないような気がしてる。
話自体に変化はないような気がしてるんだ。
どっちを主人公にするかで、話の印象が変わるだけのような気がしてる。

タットを主人公にして考えてみようとする前は、タットにもカンクにも成長がなかった。
でもタットを主人公にして考えてみた結果、タットは成長するべき課題を持った。
ここが一番大きな点だと自分で思う。
成長する人がいなきゃ話にならないわけだから、やっぱタットいないと話にならない。
カンクはこの物語の前後においては、明らかに考え方が固定しちゃってるから、成長しようがないキャラクターなんだよな。
だから以前は、たとえどっちを主人公にしても、お話にもなってなかったんだと思う。

成長するべき課題を持ったタットは、明らかに新しい人物像となったはずで。
必要な人なので、その人物像を変えるつもりは今はない。
タットの新たな人物像(白魔法士設定)は活かしたまま、カンク主人公の英雄物語を作ることはフツーに可能なんじゃないかって見えている。
ジャンル変わらない。

じゃあなんで、カンク主人公の英雄物語が書きたいって思うのか。
これは、やっぱし、自分の好みの問題なんだと思う。
私自身が、「変わることのない意志を持って、最後までやり抜く」姿勢に憧れがあるからだと思う。
憧れがあるし、自分自身がそうでありたいからだと思う。
これは頑固一徹って意味じゃなくて。
日常のモロモロなことは、どんなに変わったっていいから。
小さなことは無節操でもテキトーでもいいから。
自分が「これは我が人生でけっこう重要なことかもな」と直感する事柄に対しては、なんとしてもたどり着きたいゴールまで行く。
生まれた第一目的は絶対果たす。
みたいなこと。
そんな意志を持ってたいし、持つことを思い出したいし、忘れないようにしたい。
これは、私という人間がブレやすい人間だから、そう思うんだろうな。

逆に、私が変わるのが怖いとか思う人間だったら、タット主人公の成長物語を書きたいって思うのかもしれない。
そっちのほうがやりやすく感じるのかもしれない。

わっかんないけど。





(潮)主人公の座、争奪戦勃発中

「私のあなた、あなたの渡し」メモ
01 /18 2018
あのさ、あのね。
前にも書いてるけど、save the cat の脚本術では、主人公の条件としてこうあるの。

1 設定された状況の中で一番葛藤する
2 感情が変化するのに一番時間がかかる
3 楽しんでもらえる客層の幅が一番広い

この条件に基づいてタットを主人公としてやってきた。
でも、ずっとなんかモヤモヤしてた。
そしたら昨日、ネットで脚本術指南してる人のサイトで、こんな記述見つけた。
かなり適当にまとめる。

物語には、「成長物語」か「英雄物語」の2タイプしかない。
「成長物語」は、主人公がなんらかのきっかけで成長し、問題解決に至る。主人公に心の変化アリ。
「英雄物語」は、主人公が他の登場人物の心を変化させ、問題解決に至る。主人公に心の変化なし。
主人公とは、問題を解決する人のことである。
問題を解決するから主人公なのである。
主人公の心が変化しなくてもいい。
しかしその際、他の誰かの心が変化していること。


これな!
って思いました。
そうなんだよ。
この方の言ってること、よくわかる。
全然いるじゃんなー、変化しない主人公なー。
ハリウッドにはいないのかえ?
日本には結構おるえ?
めっちゃモヤモヤしてたのは、これだぜ。

きっとね、私がやりたいのはカンク主人公の英雄物語なんだと思う。
タット主人公の成長物語じゃなく。
だからタットの話を難しく感じてるのかなって思いました。

これに気づいたら、以前にこの記事で和訳した good luck がやたら気がかりだったのも納得できた。
(今回ちょっと訳を手直ししてみた)
この曲、きっと今作りたい作品のヒントになるから気になってるんだろうけど、でもどうして気になってるのか、誰から誰に向けての気持ちとして気になってるのか、さっぱり分かんなかった。
今腑に落ちてるのは、カンクからタットへの気持ちとして、この曲として聞いてたんだろうなってことです。
うぉー、すごい自分だけが納得!

とはいえ、ですよ。
タット主人公でやってきたものを、ホイホイとカンク主人公にしていいのかってことですよ。
内容は変わらないんだけどさ…。
オッサン主人公でいいのか…とかさ。
本当にこっちのがやりやすいのか、本当にこっちがやりたいのか、もう少し自問自答したいですよ。
気の迷いなのかもしれないし。

ううううんん。



(潮)サブプロット間違えてた

「私のあなた、あなたの渡し」メモ
01 /17 2018
サブプロットのつもりで配置しようとしてたものが、サブプロットでないことが判明しやした。
がっつりメインプロットの一部でした。
危ない危ない。
サブプロットについて調べてみて良かった。

サブプロットは、取り除いてもメインプロットに影響のないものを言うのだよ。
メインプロットに奥行きを持たせるための、枝葉のことを言うのだよ。
覚えておけ、私。
これ取り除いたら影響ありまくりじゃないか。
ばかん!


(潮)反省したこと

「私のあなた、あなたの渡し」メモ
01 /12 2018
年末、自作品の「葛飾、最後のピース」とかいうやつを読破してみました。
疲れた。
長いよ。
足掛け3日かかったよ。
もう画面で読むのはしんどいよ。目が。

構成での反省点、ありました。
ここにメモっておこうと思います。

*****

●一英編より、ジャスティー編のほうが感動する。(ほんの少しだけ。泣くほどじゃない)
その理由を考えてみた。

一英が何と戦っているのかわからなすぎ。
自分自身の心と戦っているにしても、やはりそれを表す敵対者がいないことにはわかりづらい。
一英、周囲から守られ過ぎ。
逆境感がない。
それも、目に見える敵がいないからと思う。
具体的には、酔っぱらいとか不審者とかゴチャゴチャ出さないで、犯罪者にしぼって敵対者とすればよかったかもしれない。
いっぱい盛り込みたくて、ゴチャってる。
ジャスティーのほうはその点、母親だけに敵が絞られているので、分かりやすい構図だったと思う。
敵である母が何度も嫌がらせしてきて、一英編よりは逆境感もある。

↓これをふまえて

●テイクミーは、一英編の二の舞になるのでは?という悪寒がする。
①タットが守られ過ぎ
②敵対者が遠すぎ
③逆境感がなさすぎ

①については、仲間に守られていたとしても、状況は大変なほうがいい。作者に守られるのはダメ。

②について。
敵対者の脅威にもっとさらされていたほうがいい。
邪魔してくるやつらとか、必要なはず。
敵を増やすこと。
危ない目にあうことも必要。
おたのしみ段階で、敵の力が圧倒的に強く、MPで見せかけの勝利になることが大事。

③について。
どうすれば逆境になる?
ひとつひとつの道のりを面倒くさくすればいいのかな?
現状だと、なんだかんだで棚ぼたみたいな旅路なんだよな。
まーなんにせよ、ぬくぬく旅してんじゃねぇということ。
もうちょっと苦労しろっていう。
汗水鼻水たらせっていう。








(潮)いつ白魔法士に?

「私のあなた、あなたの渡し」メモ
10 /31 2017
だいぶ根本的なところで迷ってるんだけども。
タットの人物設定について。
先日の記事で、「タットは白魔法ではなく、黒魔法とか剣術とか、なにか攻撃的なものの修業を積んでいる」と書いた。
これはパターン1の案。
いまある案は2パターンある。
違いはこう。

【パターン1】
剣士(もしくは黒魔法士)タットが、白魔法士に転職して、仇討ちを目指す。

【パターン2】
白魔法士タットが、剣士(もしくは黒魔術士)に転職して、仇討ちを目指す。

似てるけど全然違うぜ。
どっちの設定がいいのかな、どっちならやりたいことに近づくのかな、って迷ってる。
タットには、白魔法と剣術(もしくは黒魔法)の両方を経験してもらいたいんだけど、その順番をどちらにするか…。
ビートでいうと、「迫りくる悪い奴ら」以降の展開は、ほぼほぼ案が固まっている。
クライマックスでやりたいことのために、どっちの設定なら効果的なんだろうか。

ずーっと脳内で考えてたんだけど、やっぱ書いたほうがまとまってくるね。
今日やっと、2パターンそれぞれの展開を書き出してみた。
そしたら、パターン2のほうが良さそうな気がしたな。
少なくとも今はしてる。
パターン1よりはパターン2のほうが、流れがスムーズになりそうかなーっていう。
まー、どっちにしても外せない設定は、これだ。

●タットには白魔法の才能がない。と周囲に思われている。本人もそう思っている。
●しかしマスターだけはそう思っていない。



ぐろわ姉妹

実の姉妹が小説を共同制作しています

ぐろわ姉妹
潮八(姉):発動する人
斑丸(妹):調整する人