◆創作メモ◆ - さかえのよ

(潮)過去にも悩んでたようで

「私のあなた、あなたの渡し」メモ
01 /19 2018
昔のブログ記事を読み漁ってみたけど、主人公はタットかカンクかで以前にもかなりモメてたようです。
自分の中で。
成長してねぇな!って思ったけど、悩んでる内容が今と少し違うから、まぁ良しとする。

以前に悩んでた時は、主人公が変わると、話自体(ジャンル)が変わると思ってた。
描くものが変わると。
でも今は、設定にも流れにも、変わるところはないような気がしてる。
話自体に変化はないような気がしてるんだ。
どっちを主人公にするかで、話の印象が変わるだけのような気がしてる。

タットを主人公にして考えてみようとする前は、タットにもカンクにも成長がなかった。
でもタットを主人公にして考えてみた結果、タットは成長するべき課題を持った。
ここが一番大きな点だと自分で思う。
成長する人がいなきゃ話にならないわけだから、やっぱタットいないと話にならない。
カンクはこの物語の前後においては、明らかに考え方が固定しちゃってるから、成長しようがないキャラクターなんだよな。
だから以前は、たとえどっちを主人公にしても、お話にもなってなかったんだと思う。

成長するべき課題を持ったタットは、明らかに新しい人物像となったはずで。
必要な人なので、その人物像を変えるつもりは今はない。
タットの新たな人物像(白魔法士設定)は活かしたまま、カンク主人公の英雄物語を作ることはフツーに可能なんじゃないかって見えている。
ジャンル変わらない。

じゃあなんで、カンク主人公の英雄物語が書きたいって思うのか。
これは、やっぱし、自分の好みの問題なんだと思う。
私自身が、「変わることのない意志を持って、最後までやり抜く」姿勢に憧れがあるからだと思う。
憧れがあるし、自分自身がそうでありたいからだと思う。
これは頑固一徹って意味じゃなくて。
日常のモロモロなことは、どんなに変わったっていいから。
小さなことは無節操でもテキトーでもいいから。
自分が「これは我が人生でけっこう重要なことかもな」と直感する事柄に対しては、なんとしてもたどり着きたいゴールまで行く。
生まれた第一目的は絶対果たす。
みたいなこと。
そんな意志を持ってたいし、持つことを思い出したいし、忘れないようにしたい。
これは、私という人間がブレやすい人間だから、そう思うんだろうな。

逆に、私が変わるのが怖いとか思う人間だったら、タット主人公の成長物語を書きたいって思うのかもしれない。
そっちのほうがやりやすく感じるのかもしれない。

わっかんないけど。





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(潮)主人公の座、争奪戦勃発中

「私のあなた、あなたの渡し」メモ
01 /18 2018
あのさ、あのね。
前にも書いてるけど、save the cat の脚本術では、主人公の条件としてこうあるの。

1 設定された状況の中で一番葛藤する
2 感情が変化するのに一番時間がかかる
3 楽しんでもらえる客層の幅が一番広い

この条件に基づいてタットを主人公としてやってきた。
でも、ずっとなんかモヤモヤしてた。
そしたら昨日、ネットで脚本術指南してる人のサイトで、こんな記述見つけた。
かなり適当にまとめる。

物語には、「成長物語」か「英雄物語」の2タイプしかない。
「成長物語」は、主人公がなんらかのきっかけで成長し、問題解決に至る。主人公に心の変化アリ。
「英雄物語」は、主人公が他の登場人物の心を変化させ、問題解決に至る。主人公に心の変化なし。
主人公とは、問題を解決する人のことである。
問題を解決するから主人公なのである。
主人公の心が変化しなくてもいい。
しかしその際、他の誰かの心が変化していること。


これな!
って思いました。
そうなんだよ。
この方の言ってること、よくわかる。
全然いるじゃんなー、変化しない主人公なー。
ハリウッドにはいないのかえ?
日本には結構おるえ?
めっちゃモヤモヤしてたのは、これだぜ。

きっとね、私がやりたいのはカンク主人公の英雄物語なんだと思う。
タット主人公の成長物語じゃなく。
だからタットの話を難しく感じてるのかなって思いました。

これに気づいたら、以前にこの記事で和訳した good luck がやたら気がかりだったのも納得できた。
(今回ちょっと訳を手直ししてみた)
この曲、きっと今作りたい作品のヒントになるから気になってるんだろうけど、でもどうして気になってるのか、誰から誰に向けての気持ちとして気になってるのか、さっぱり分かんなかった。
今腑に落ちてるのは、カンクからタットへの気持ちとして、この曲として聞いてたんだろうなってことです。
うぉー、すごい自分だけが納得!

とはいえ、ですよ。
タット主人公でやってきたものを、ホイホイとカンク主人公にしていいのかってことですよ。
内容は変わらないんだけどさ…。
オッサン主人公でいいのか…とかさ。
本当にこっちのがやりやすいのか、本当にこっちがやりたいのか、もう少し自問自答したいですよ。
気の迷いなのかもしれないし。

ううううんん。



(潮)サブプロット間違えてた

「私のあなた、あなたの渡し」メモ
01 /17 2018
サブプロットのつもりで配置しようとしてたものが、サブプロットでないことが判明しやした。
がっつりメインプロットの一部でした。
危ない危ない。
サブプロットについて調べてみて良かった。

サブプロットは、取り除いてもメインプロットに影響のないものを言うのだよ。
メインプロットに奥行きを持たせるための、枝葉のことを言うのだよ。
覚えておけ、私。
これ取り除いたら影響ありまくりじゃないか。
ばかん!


(潮)ミッドポイントはどこだったのか

「葛飾、最後のピース」メモ
01 /15 2018
葛飾なんたらを読んだ反省点の続き。

当時はハリウッド式の脚本術を知らなかった。
当然、ビートも知らなかった。
だから葛飾なんたらは、ビートがおかしい。
ビートの概念を知ってたらもっと違ったかな?
この作品、ビートが変だからダラけてる、っていうのもあるんじゃないかなと思った。
ビートとして観ると、もろもろのシーン配置がおかしい。
そんな感じだ。

正直、2幕に突入するまでは、まぁ無難にこなせてると思うんだ。
第1ターニングポイントもまぁ、あれでいいや。
問題を感じたのは、2幕。
特にミッドポイント周辺。

ミッドポイントについてメモしておくと。
ミッドポイントとは2幕の前半と後半をわけるポイントで、2幕前半の流れはここで終わる。
2幕前半における起承転結の結になる部分が、ミッドポイントということ。
後半からは、また別の問題(前半よりもっと重要で、物語の核心)が浮上し、その流れが動き出す。

作品のボリュームで言えば、一英編は48話なので、24話がミッドポイントというのが理想。
そこに何が起きてたかというと、一英が勤める会社の倒産。
ミッドポイントという転換点としては、アリなシーンだと思う。
じゃあ何が変だったんだろう???
会社が倒産することで別の流れが動き出す、というのはできるはずなのに。

2幕前半は、ビートでいえばお楽しみというビート。
お楽しみはお約束を果たすビート。
この作品でいえば、区内限定方向音痴の一英が、葛飾区内を迷子になりながら変人スカート男のナビで配達してく、というシーンがそれでいいんだろう。
ここもまぁおかしくないと思える。

ミッドポイントを会社倒産とした場合、絶好調か絶不調でいえば、絶不調だろうなぁ。
ミッドポイントが絶不調の場合、2幕後半からは主人公の巻き返しが描かれるそうな。
じゃあミッドポイント以降、一英の巻き返しが始まったかどうか。

…始まってねぇ。
さらに言えば、会社倒産によって前半と流れが変わった、ってわけでもねぇ。
会社倒産がミッドポイントになってねぇっつうことだ。

じゃあ他に流れが変わったところがあるだろうか。
あるとしたら、ルナに振られるシーンだと思う。
一英編の第36話。
あそこで振られて以降、一英周辺はちょっと変わる。
横浜への流れが断たれ、自分の中のヒーロー気質と向き合わなきゃならなくなるから。

うーん。
猛省するぜ。
今は全48話で、真ん中が24話(倒産)なわけだけど。
もし24話(倒産)からをスタートと考えると、ルナに振られる36話がだいたい真ん中になるわけだよ。

一番初めに考えていた構成はさ、一英の会社が倒産するところが小説のスタートだったんだよね。
そのままにしておけば、なんとなく良かったんじゃない?って思えてきた~~~。
(*´~`*)

なんで倒産スタートをやめてしまったかというと。
入れたいネタと、カレンダーとの戦いがあったからなのだ。
カレンダーに合わせたら、なんか色々日数が足りなくなって、だったら倒産を後回しにすればいいや、ってなったんだと記憶してる。

当初のように、倒産をスタートにして、ルナに振られるところをミッドポイントにして構成すれば、今よりも読みやすくなるかもしれんね。
2幕前半は、会社倒産をルナに隠しつつ、葛飾での配達と、横浜への再転職活動に奮闘。
しかし、努力の甲斐なく、ミッドポイントでルナに振られる。
2幕後半は、ヒーローとしての自分と向き合う展開。

なんか、そんな感じだったら良かったかも。
\(^o^)/
そのうち手直しできればする。




(潮)反省したこと

「私のあなた、あなたの渡し」メモ
01 /12 2018
年末、自作品の「葛飾、最後のピース」とかいうやつを読破してみました。
疲れた。
長いよ。
足掛け3日かかったよ。
もう画面で読むのはしんどいよ。目が。

構成での反省点、ありました。
ここにメモっておこうと思います。

*****

●一英編より、ジャスティー編のほうが感動する。(ほんの少しだけ。泣くほどじゃない)
その理由を考えてみた。

一英が何と戦っているのかわからなすぎ。
自分自身の心と戦っているにしても、やはりそれを表す敵対者がいないことにはわかりづらい。
一英、周囲から守られ過ぎ。
逆境感がない。
それも、目に見える敵がいないからと思う。
具体的には、酔っぱらいとか不審者とかゴチャゴチャ出さないで、犯罪者にしぼって敵対者とすればよかったかもしれない。
いっぱい盛り込みたくて、ゴチャってる。
ジャスティーのほうはその点、母親だけに敵が絞られているので、分かりやすい構図だったと思う。
敵である母が何度も嫌がらせしてきて、一英編よりは逆境感もある。

↓これをふまえて

●テイクミーは、一英編の二の舞になるのでは?という悪寒がする。
①タットが守られ過ぎ
②敵対者が遠すぎ
③逆境感がなさすぎ

①については、仲間に守られていたとしても、状況は大変なほうがいい。作者に守られるのはダメ。

②について。
敵対者の脅威にもっとさらされていたほうがいい。
邪魔してくるやつらとか、必要なはず。
敵を増やすこと。
危ない目にあうことも必要。
おたのしみ段階で、敵の力が圧倒的に強く、MPで見せかけの勝利になることが大事。

③について。
どうすれば逆境になる?
ひとつひとつの道のりを面倒くさくすればいいのかな?
現状だと、なんだかんだで棚ぼたみたいな旅路なんだよな。
まーなんにせよ、ぬくぬく旅してんじゃねぇということ。
もうちょっと苦労しろっていう。
汗水鼻水たらせっていう。








(潮)いつ白魔法士に?

「私のあなた、あなたの渡し」メモ
10 /31 2017
だいぶ根本的なところで迷ってるんだけども。
タットの人物設定について。
先日の記事で、「タットは白魔法ではなく、黒魔法とか剣術とか、なにか攻撃的なものの修業を積んでいる」と書いた。
これはパターン1の案。
いまある案は2パターンある。
違いはこう。

【パターン1】
剣士(もしくは黒魔法士)タットが、白魔法士に転職して、仇討ちを目指す。

【パターン2】
白魔法士タットが、剣士(もしくは黒魔術士)に転職して、仇討ちを目指す。

似てるけど全然違うぜ。
どっちの設定がいいのかな、どっちならやりたいことに近づくのかな、って迷ってる。
タットには、白魔法と剣術(もしくは黒魔法)の両方を経験してもらいたいんだけど、その順番をどちらにするか…。
ビートでいうと、「迫りくる悪い奴ら」以降の展開は、ほぼほぼ案が固まっている。
クライマックスでやりたいことのために、どっちの設定なら効果的なんだろうか。

ずーっと脳内で考えてたんだけど、やっぱ書いたほうがまとまってくるね。
今日やっと、2パターンそれぞれの展開を書き出してみた。
そしたら、パターン2のほうが良さそうな気がしたな。
少なくとも今はしてる。
パターン1よりはパターン2のほうが、流れがスムーズになりそうかなーっていう。
まー、どっちにしても外せない設定は、これだ。

●タットには白魔法の才能がない。と周囲に思われている。本人もそう思っている。
●しかしマスターだけはそう思っていない。



(潮)インシデント続き

「私のあなた、あなたの渡し」メモ
10 /30 2017
先日の記事。
現段階での案として、こう書きました。

◆インサイティング・インシデント…タットの妄想内で起きる事件
マスターが死に瀕する場面。
白魔法を使って癒したいがまったく使えない。
結局、治癒させることができず、マスターが死んでしまう。
悲しくて悔しくて。
己の無力さを思い知る。
この妄想をするたび、キーッッって軽い錯乱状態になるタット。


しかし、この事件は、インサイティング・インシデントではないような気がしてまいりました。
インサイティング・インシデントは、「あくまできっかけの事件。この事件が起こることで、初めて登場人物が投げ込まれ、ストーリーが動き出す」もの。
タットの妄想は彼の人生の中でずーっと起きていることだから、今さらこれがきっかけでストーリーが動き出すというのはおかしいなと。
そんな理由から、これはきっと違うなと思いました。
なので考え付いたのは、こんなきっかけ事件。


【新案】
◆インサイティング・インシデント…バルバオーロによる、連続白魔法院襲撃事件が発生してると発覚
カンクたちがバルバオーロ討伐隊が、この事件を追っている。
もう数件の襲撃事件が各地で起きていて、その足取りを追いかけるカンクらだがいつも一足遅い。
彼らが一足遅いのには理由がある。
「バルバオーロの襲撃した魔法院にいる、タットという名の白魔法士を仲間にする」というのが彼らの目的なため。
だが、いまだ出会えていない。


…と、こんな感じかなぁと。
ちなみに「インシデント(事件)」っていうのは、本当の事件じゃなくても全然OKなんです。
が、この作品の場合、殺人事件が起きるのでかなり「事件」になってます。
「インシデント(事件)」なのだから、誰か殺したり、犯罪を設定しなきゃ…っていうことではないので、ここに明記しときます。
インシデントは「事件」というより、「できごと」として捉えておいたほうが誤解がなさそうだす。


*****

そういえば以前、リーサル・ウェポンやテルマ&ルイーズのビート仕分けもしたいとか言ってました。
でも当面、できなくなりやした。
録画を溜めすぎた結果、機器の動作が鈍くなり、いらだった父親に全削除されたのです。
ヽ(´∀`)ノワハハ!空っぽ!
「観たら消せ!!(怒)」って態度で示されたよ。
あぁ確かに観たよ、観たけどオイラのはまだ消したくなかったんだよ。
それはね、もう数回観たかったからなんだよ、パパ…。
しかも観てないのも全部消したね…。
でもこうなっちゃあ、もうしょうがない。
こういう時は諦めが肝心なのだ。
観たかったアレとかコレも全部消えたが、まぁいい。
迅速にビート仕分けしなかったのは、私にとってそれくらいの必要性だったということだ。
しかし、一番ショック受けてるのは母親だぜ。
私より溜めてたからなー。
でも全削除したら、確かに機器の反応が機敏になり、快適ではある。
そこは「パパ、グッジョブ!」である。




(潮)インシデント

「私のあなた、あなたの渡し」メモ
10 /24 2017
前回の記事で、セントラルクエスチョンについて書きました。

誤:「タットは仇討ちを成功させることができるのでしょうか?」
正:「タットは慈悲の心を知り白魔法が使えるようになるのでしょうか?」

とかって書いたけど、数日検証してみて思ったのは、「誤だと思ったほうがやっぱり正だったんじゃね?」です。
だってこれ、仇討ちの旅だから!(笑)
馬鹿だね、オイラは!
これは、白魔法が使えるようになるかどうかの旅じゃないんだよ!
なにをトチ狂ったんでしょうか。

一応ね、「白魔法が使えるようになるか?」というセントラルクエスチョンを設定して、その後の流れを検証してみたんですよ。
そしたら当然ながら、お楽しみのビートでは「白魔法を使うための修業」なんかをやることになりそうだと。
そしてクライマックスでは、セントラルクエスチョンの解答を示さなきゃならないわけだから、
「やったー! 使えるようになったー!」ってなったか、
「ダメだった、使えるようにはならなかった…」ってなったか、
とにかく質問に対する答えを出さなきゃならないと。

大事なことなんでもう一度言うが、クライマックスでは白魔法が使えるようになったかどうかの答えを出すことになる、わけだと。

で、思った。
オイラがクライマックスでやりたいの、これじゃないなと。
オイラがやりたいのは、「仇討ちが成功させられたかどうか」の答えを出すことだと。

ははは!
なにやってんだぜ。
いまさらかよ!
見たかっ、これぞ紆余曲折ー!
ってか右往左往ー!
ヾ(o´∀`o)ノ

******

で、話は「インシデント(事件)」ってやつに移る。

インサイティング・インシデント(きっかけとなる事件)
キイ・インシデント(カギとなる事件)

と、2種類あるらしい。
この2つをインサイティング・インシデントとして一つにまとめちゃってる情報もネットにはあるんだけど、私の手元にある本ではどうも明確に分かれているみたいなので、私はこの本にそってやってみようと思います。
私の持っている本はこれだ。



この本によると、こういう違いがあるらしい。
違いはまだ、なんとなくしか分かってませんが…。

インサイティング・インシデント
…あくまできっかけの事件にすぎない。ツカミの事件であり、この事件が起こることで、初めて登場人物が投げ込まれ、ストーリーが動き出す。

キイ・インシデント
…この事件こそが本質であり、これによって本当のストーリーが始まる。

で、だいたいの作品において、キイ・インシデント=第1ターニングポイント(プロットポイント1)、だそうです。
キイ・インシデントによって、ストーリーの核となる、主人公の「ドラマ上の欲求」が明らかになり、ストーリーの全貌が分かるとあります。
また、これはこの本以外で読んだことですが、第1ターニングポイントでは、主人公の「ドラマ上の欲求」が劇的に変化するとありました。
それまでの「ドラマ上の欲求」から、セントラルクエスチョンに通じるような「ドラマ上の欲求」に変化する。
とかなんとか。
また、この二つのインシデントは関連していなきゃならないそうで。

そのへんのしっかりしたことを説明するのは、このブログの目的じゃないので省きます。
今日メモしておきたいことはこれだっ。


【現段階での案】

◆インサイティング・インシデント…タットの妄想内で起きる事件
マスターが死に瀕する場面。
白魔法を使って癒したいがまったく使えない。
結局、治癒させることができず、マスターが死んでしまう。
悲しくて悔しくて。
己の無力さを思い知る。
この妄想をするたび、キーッッって軽い錯乱状態になるタット。

◆セットアップ
マスターのことが大好きなタットは、毎日のようにこの妄想をしてしまう。
現状のタットは白魔法の才能がなく、一番簡単な治癒魔法も使えない。
マスターが死んでしまったらどうしようと、そんなことばかり考えてしまう。
絶対だめだ、それだけは避けなきゃならない、なんとしても。
マスターを守りたい!
ずっとマスターと一緒にいたいから!
そんな思いから、タットは白魔法ではなく、黒魔法とか剣術とか、なにか攻撃的なものの修業を積んでいる。
「オレはマスターを治癒したいなんて思ってません。マスターを治癒しなきゃならない状況なんか、絶対に起こさなきゃいいんです! そうならないよう、お守りしたいんです! そのために、オレは強くなりたいんです!」(このへんが、初期段階での「ドラマ上の欲求」かな)
でもマスターは、タットに対して白魔法の修業をするよう、毎日のようにすすめてくる。
タットには白魔法の才能がある、とマスターは信じているため。
しかしそう思っているのはマスターだけで、他の誰一人、タットが白魔法に向いているようには思えない。
悪い子ではないけれど、乱暴者で、攻撃的で、人に冷たいところがあるため、どう見ても不向きでしょうと。
周囲の人間「まぁマスターのことはめちゃくちゃ慕ってますからねー。マスターからすれば、そこらへんはスンゴクかわいいんでしょうねー。マスターといる時のタットって、なんかもう犬みたいですものねー。その光景はこちらも癒されますー。根は素直で正直でいい子なんですよねー。ただ、気質が…ねー」
ちなみにマスターは高位の白魔法士。白魔法学校の師匠。

◆キイ・インシデント…バルバオーロによって、マスターが殺害される事件
そんな日常を過ごしていると、突然、マスターが殺される事件が発生してしまう。
タットは殺害現場にいなかったのか、いたとしてもバルバオーロに攻撃がまったく通用しなかったのか。
周囲にいた白魔法士たちもマスターを治癒できない状態にある。
とにかく、妄想が現実になってしまうタット。
悔やんでも悔やみきれない。
で、「ドラマ上の欲求」が変化。
「バルバオーロ、ゆるせん! ぶっ殺してやる! 仇討ちだ!」(核となる欲求)

◆セントラルクエスチョン
タットはバルバオーロに仇討ちができるのか?


…とまぁ、こんな状況です。
インサイティング・インシデントとキイ・インシデントの使い方、これであってるんかいな?
まー、いっか。


ところで、白魔法、黒魔法という呼び方は一般的なものじゃなく、ファイナルファンタジーの世界観なのかな?
どうもそうらしいんだが…。
なにか違う呼び方にしようかと思う。







(潮)セントラルクエスチョン

「私のあなた、あなたの渡し」メモ
10 /19 2017
あのね。
恥ずかしげもなく言うよ。
「セントラルクエスチョン」って言葉、昨日初めて認識した。
今までも目にしてたと思うんだけど、今更認識した。

セントラルクエスチョン=「さぁ、果たして主人公は〇〇できるでしょうか?」

第1幕の最後で投げかけられるこの質問とともに、物語は第2幕へと入るんだそうな。
そして物語のクライマックスまで、一貫してそれが存在し続ける。
この質問が物語を貫く。

私は今まで、間違った質問を設定してたよ。

誤:
「さぁ、果たしてタットは仇討ちを成功させることができるのでしょうか?」

正:
「さぁ、果たしてタットは慈悲の心を知り白魔法が使えるようになるのでしょうか?」

真逆じゃん。
これ間違ってちゃダメだ。
うん。
一個おりこうになたよー。



****

【追記】
この記事書いてからまだ数時間と経ってないが。
上記した正誤が、本当に正誤なのか迷い始めた。
どっちの質問にするかで、同じ事柄でも描き方が変わるってことだよね?
あれあれ?
どっちにしたらいいんだー?
も、もう少し悩んでみます。


(潮)作品要素のおさらい

「私のあなた、あなたの渡し」メモ
09 /12 2017
◆金の羊毛条件

1:道…
道がある。
その道が、主人公の成長への境界線となっている。
その道は、海、時間などでもいい。
ただ通りを渡るだけでもいい。

2:チーム…
主人公の道案内として必要な、チームや相棒がいる。
彼らは主人公に欠けているもの(スキル、経験、姿勢など)を備えている。

3:ご褒美(※)…
目的となるもの。
帰郷、財宝、権利の獲得など、原始的なものであること。



◆自作品を「金の羊毛」としてジャンルづけした場合、ジャンル条件が満たせるかのチェック

1:道…
ある。
船で旅に出る。
この旅を通して、主人公タットは成長する。

2:チーム…
ビミョー。
ここがおろそかになっていた。
だから金の羊毛に仕立てるのが難しかったと思われる。

3:ご褒美…
ある。
大切な人を殺したやつへの仇討ち。復讐。
それが目的。
復讐=原始的ってことでいいと思う。



◆2つ目の「チーム」について考える

現状でタットと共に旅する仲間は、船員が9人。
とりあえずそれぞれに、「主人公に欠けているスキル、姿勢、もの」を無理やりにでも備えさせてみた。
「主人公に欠けている経験」については、どれが使えるかまだ考え中。

【タットに欠けているスキル等】
1 カンク…他人を助けられる、殺人能力がある、自分の船を持っている。
2 マリア…頭がいい。主に危機管理能力に優れている。
3 ドルク…雑用の神、異常に器用、とにかく優しい。
4 BB…DIYスキルがすごい。船大工。
5 ハイラー…銃や大砲などのエイムスキルがすごい。
6 ゾラン…操舵の達人。どんな荒波もお任せあれ。
7 ロム…小さいけれど力持ち。頑張れば船も持ち上がる。
8 ペポニ…薬草知識マン。必要な薬草さえあれば、どんな薬でも作れる。
9 ゴビ…仇討ちに必要なアイテムの情報を持っている+敏腕コック。腰が抜けるほどうんまい料理を作る。

こんな感じ。
これらがタットにないってことは、逆に言えば、タットはいったい何ができるやつなのかと笑える。

人を助けられないくせに、殺せるわけでもないし、不用心。
雑用ひとつ満足にできず、トンカチ持ってもガバエイムで釘すらロクに打てない。
舵をとったら船を岩にぶつけるわ、めちゃくちゃ非力だわ、あげく毒草を料理に入れてしまう味オンチの仇討ち難民。

うーん、厄介者だな。
save the cat に書いてあったっけ。
金の羊毛の主人公は「つまらない奴」だと。
なにもできないやつって、こういうことか。逆説でこうなるのね。

で。
船員たちの上記スキルを駆使しつつ、タットの仇討ちの旅は進むわけだ。
最終目的である仇討ちを成功させるために、船員のスキルは使われるわけだ。
それはそういう必要性と見せ場を作ればいいのだろう。



◆道端のリンゴについて考える

この作品でタットが学ばなきゃならないことは?
→ゆるすこと

ということはつまり、この作品での「道端のリンゴ」は、タットがゆるしを身に着けるためのメッセージを帯びていなきゃならないはず。
今考えているのは、「道端のリンゴ」を配置するために新キャラを作るよりは、今いる船員たちに「道端のリンゴ」を担当させたらいいんじゃないかなということ。
新キャラではなく、新イベントを作っていったらいいんじゃないかと。

船に乗って旅をするわけだから、それを利用して「ゆるすこと」を盛り込んでみたらどうかなと思う。
たとえば今考えてるのはこんなの。

~船乗りの掟~
・仲間は裏切らない
・仲間のものは盗まない
・船上でケンカしない
・過去の過ちを責めず、今できることをする
・起きたことをぐじぐじ言わず、現状をしっかり見定める
・人のせいにしない
・自分のせいにもしない
・そのうえで最善を尽くす
・もしこれらの掟に反したら、しっかり反省するまでお仕置きとする

「海上では船の同乗者とは運命共同体だから、ケンカご法度!」
なんて理由から、上記のようなルールがあって。
そのルールひとつひとつが、道端のリンゴとしてイベントとなる。
各イベントを担当するのは、各船員。
ルールにいちいち反するタットだが、イベントを通してひとつずつメッセージが送られる。
そんな感じかなー。

えー?
うまくいくかなー。
えー?
どうかしらー。
ウフフー。



※)注
本書では3つ目の条件が「報償」となってるんですが、間違いだと思います。
報償は仕返しと言う意味なので。
英語では prize という単語だったので、「ご褒美」って意味じゃないとおかしいですよね。
恐らく「褒賞」とか「報酬」って書きたかったんじゃないかな。

prize…
(競争などで勝利者に与えられる)賞、ほうび、賞品、賞金、(学校で善行・優秀な成績などに与えられる)賞、優等賞、(くじなどの)景品、懸賞(金)、努力して手に入れる(に値する)もの、貴重なもの)


訂正
金のリンゴって書いちゃってたけど、正しくは道端のリンゴでした。
訂正済み。

ぐろわ姉妹

実の姉妹が小説を共同制作しています

ぐろわ姉妹
潮八(姉):発動する人
斑丸(妹):調整する人

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