その他 - さかえのよ

(潮)映画「メン・イン・キャット」のインシデント

その他
10 /25 2017
※映画のネタバレしてます。
※断定的に書いてはいますが、練習ですので間違っている可能性が十分にあります。ご了承ください。
※個人的なメモ要素が高いので、意訳になっていたり、映画を見ていないと解らない表記もあると思います。そのへんはもろもろお許しを。

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題: メン・イン・キャット (原題: MIC )
ジャンル: 魔法のランプ
主人公: トム
主人公が倒すべき敵: 裏切り社員

インサイティング・インシデントとキイ・インシデントを探そうと思い、つい先ほど鑑賞しました。
メン・イン・ブラックの監督作品だと、今ウィキで知りました。
今回はビート仕分けではなく、インシデントと、ほか重要プロットポイントのみメモしておきます。

ついでに貼っておこう。
映画「メン・イン・キャット」公式サイト

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◆インサイティング・インシデント
(観客の心をつかむ、いわゆるつかみの事件。また、物語のきっかけとなる事件でもある)
…娘の誕生日が迫り、プレゼントは何がいいかとたずねると、「猫がいい」と答える娘。主人公は猫を買わなくてはならなくなる。
 ↑これが物語が進むきっかけの出来事ではないかと思ったのですが、どうでしょう。

◆キイ・インシデント
(物語が進む方向性を定める、核となる事件。セントラルクエスチョンにつながる。主人公の欲求・目的を変える事件。第1TPでもある)
…猫と主人公の体が入れ替わる事件。
 ↑これは間違いないんじゃないかと自信高めの判断ですが、どうでしょう。

◆セントラルクエスチョン
(果たして主人公は〇〇できるのか?)
…果たして主人公は人間に戻ることができるのか?

◆おたのしみの開始状態
…主人公は猫の体の中に入り、娘のペットとして生活することになるが、猫は主人公の体の中に入ったまま昏睡状態。
 体が死ぬ前にもとに戻らなければ、一生猫のまま。

◆ミッドポイント
…主人公(猫状態)が、父の昏睡状態を悲しむ娘を励ますため、風船バレーボールで戯れるシーン。二人は楽しいひと時を過ごす。

◆全部ダメになる
…裏切り社員の企てにより、会社が売り飛ばされてしまう。
(しまいそうになる、だっけ? 忘れた。なんかもう打つ手なしだったのは覚えてる)
 さらに主人公の体のほうも助からない見込みとなり、延命装置が外されそうな事態に。

◆心の暗闇
…会社を守れなかった息子が自暴自棄に。
 延命装置がそろそろ外されそうな父の病室で、おれはダメな息子だ…と泣く。
 自殺をほのめかして病室を去る息子。
 主人公はその場にいるが、猫なので止められない。
 息子を追いかける主人公(猫)。

◆第2TP
…娘だけが「この猫はパパだ」と気づいており、それを証明するチャンスが巡ってくる。
 「さぁパパ証明して!」と娘。
 だがそんなことをしていたら、息子が自殺しに行ってしまう。
 ここで、選択を迫られる主人公。
 人間であることを証明して体を延命し続けてもらうか。
 その機会を捨て、息子を追いかけ自殺を阻止するか。
 後者を選ぶ主人公。






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(潮)物語の始め方

その他
05 /27 2017
先日紹介した脚本術の本。
繰り返し読んでは、自分の作品と照らし合わせたりしています。
やっぱりとっても役に立つ本です。

私は物語の始め方がすごく苦手で、どんなシーンから始めようかいつも悩んでました。
「つかみが大事、ここでつかめなきゃ終わり」と思うから、余計に苦手で。
今まで書いた作品中、うまくできたなぁと思える始め方は正直、ない。
もちろん、その時点での全力は尽くしたけど。

この本の中では、物語の始め方(つかみ)が種類分けされてまして。
あー、自分の作品もこうすればよかったんだ、って思うところたくさん。
確かにこうした方が早いし、どんな話なんだろうって興味が湧くじゃないかって。
冒頭だけでも書き直したい衝動に駆られまくり。

中でも、ナイチンゲールは「本立て式回想」という形のオープニングにしたほうが、断然かっこよかったんじゃないかなぁって思ってます。
これは、物語の最初と最後だけが現在で、その間に語られるのは過去を回想した物語、という形のものだそうです。
ナイチンゲールでは物語の最後に、大人になったハンクがフローレンスの家を訪れます。
そのお宅訪問の様子から、冒頭を書き始めてればもっと良くなってたんだなぁって、勉強になりました。

あぁ、書き直してみたい。
でも今やったら絶対にとっちらかる。
まだダメ、やっちゃダメ。






(潮)しばらくビート仕分けしません

その他
05 /11 2017
新しい脚本術の本を買いまして。
これです。



まだチラっと読んだだけなのですがとても有用な本だと思ったので、しばらくはそちらに時間使おうかと。
作者自身が書いているとおり、この本は基本的な脚本術の本と併用して活用するといいらしいです。
確かにその通りだと思います。
起承転結とか、三幕構成とか、ビートがどうのこうのとか、そういう「物語構成の設計図」みたいなものはほとんど書かれてませんから。

この本に書かれているのは、観客に楽しんでもらうためにはとにかく「感情」が必要だよということ。
まだ半分も読んでないから、断言はできませんが。でもたぶん、そういうことが書いてある。

物語構成はしっかり作ったうえで、それでも観客の心をとらえられないのは、なぜか。
感情的にツマラナイからだ。
観客はなんらかの「感情」を楽しみたくて映画を観るわけだから、登場人物たちには共感できる感情だったり、興味をそそる不可思議な感情だったりが必要不可欠。
で、その感情を作るため、または伝えるための技術が、例題を交えつつたくさん書かれてるようです。

脚本家の仕事というのは、テーマをそのまま理路整然と語る仕事じゃない。
それではただの論文、説教だ。
登場人物の感情の動きを見せることで、観客の感情に訴えかけ、テーマを感じ取ってもらうのが仕事。

そんなようなことが書かれてます。
確かにそうなんだよねと思います。
映画や小説は娯楽でもあるわけなのだから、感情体験ができないと面白くないし、意味がないとも思うんです。
感情大事。
すごくよくわかる。

でも。
自分がそれを作れているかっていうと、ノーでしかないんだよな…。
自分が理路整然と語りがちだということも自覚アリ。
ほんとツマンナイんだよ。
説教くさいの。
自分でもよくわかる。

でもどうしたらいいか分からなかった。

その「どうしたらいいか」が、この本には書かれているようで。
私に足りないところを補ってくれる本なんじゃないかと期待して、勉強しますです。
てか私自身、足りないところしかないので、普通に読んでても面白い本です。

ただ、これを読むと二度と映画を楽しめなくなるよ、気を付けてね、って作者が忠告してますので、読む場合はご注意を。
ウラの分かった魔法なんて楽しめないですもんね。
ウラを知ることで楽しめるのは、ウラ方だけだー^^

save the cat のビート仕分けやってて、疑問に思ったこと。
save the cat を読むだけじゃ解決しなかったその疑問。
その疑問に答えてくれる、説明してくれる、解決法まで教えてくれるのが、この本。
脚本術を違う角度から補ってくれるのが、この本。
と、私は思いました。





(潮)重要な3ビートのまとめ

その他
04 /07 2017
自分的に作業が一番大変な3つのビート。
まとめておこうと思います。
そう、あとで自分が見るために!



◆魔法使いの弟子

全部ダメになる…
 グリムホールドをホルバートに盗まれてしまう。

心の暗闇…
 友情が三角関係に発展し泥沼化したこと、その悲しみをバルサザールが吐露する。

第2TP…
 バルサザールに同情したデイブ。
 ↓
 敵を退治することに積極的になる。



◆シュガーラッシュ

全部ダメになる…
 ヴァネロペが仲たがいし、ラルフがカートを破壊する。二人は決別する。

心の暗闇…
 ほしいと思っていたものを手に入れたが、価値なしと解るラルフ。さみしいだけ。

第2TP…
 ヴァネロペを助けられるのでは?という可能性に気づく。
 ↓
 助けるため、シュガーラッシュの世界に戻る。



◆ヒックとドラゴン

全部ダメになる…
 ドラゴンを手なずける様子を父に見せるヒック。だが父は大激怒。突き放され、フューリーも奪われる。

心の暗闇…
 なぜ自分はほかのバイキングのようにフューリーを殺せなかったのか、殺してれば問題は起きなかったのに、と後悔するヒック。

第2TP…
 だがそうできなかったおかげで、ドラゴンと人が仲良くなれることを知った、ということに気づく。
 ↓
 フューリーとバイキング、どちらもを助けに向かう。



◆アナと雪の女王

全部ダメになる…
 ハンスが運命の人ではなかったことが解る。初めから騙されていたことを知るアナ。

心の暗闇…
 真実の愛が何なのか分からなくなり、傷ついているアナ。

第2TP…
 愛とは自分より人のことを大切に思うことだよ、と知らされる。
 ↓
 クリストフが自分を好いてくれていると知り、クリストフのもとへと向かう。



◆ダイハード3

全部ダメになる…
 サイモンにすっかり手玉に取られていたことを知る。大金とともに逃亡していくサイモンの圧倒的勝利。マクレーンたちは爆弾にくくりつけられ、絶体絶命。なすすべなし。

心の暗闇…
 追跡の手立てはもうない、完全に俺の負けだ、と認めるマクレーン。 

第2TP…
 妻に電話中、アスピリン瓶からサイモンがいるだろう場所の手がかりを知る。
 ↓
 その場所へと向かう。




◆ミニミニ大作戦

全部ダメになる…
 金塊奪還の計画が、スティーブに全部バレてしまう。

心の暗闇…
 ステラは、ジョンに好かれていたチャーリーをずっと嫉妬していたと告白。いや違う、ジョンはいつでも娘のステラを思っていた、とチャーリー。

第2TP…
 自分たちは何のために盗むのか、自分たちにとって大切なものは何なのか。亡きジョンを思う気持ちを再確認する二人。
 ↓
 改めて、スティーブから金塊を奪還する決意を固める。




◆ベイマックス

全部ダメになる…
 兄を殺したのは教授だったと知るヒロ。怒りのあまり教授を殺そうとするヒロは、それを止めようとする仲間とも意見が合わなくなり、決別する。

心の暗闇…
 怒りから教授殺害へと思いが突き進むヒロ。たった一人で、ベイマックスを殺人マシーンに作り替えようとする。

第2TP…
 だがその作業中、ケアロボットというベイマックスを作った兄の思い入れを知ることになる。教授は殺さずに捕まえて警察に届けよう、という仲間の提案に同意。
 ↓
 教授を捕まえるために、再始動するチーム。




◆セブン(これ、ながら見したからあんまり自信ない)

全部ダメになる…
 ミルズから、「あんたはこの街が嫌いだから辞職するんじゃない、辞職するからこの街を嫌ってるだけだ」と言われ、グーの音も出なくなるサマセット。

心の暗闇…
 今まではメトロノームで心穏やかに就寝していたが、それができなくなる。眠れぬ夜に、ダーツを乱れ打ちしてストレス発散。

第2TP…
 翌日、「この事件には最後まで関わる」と言い出す。
 ↓
 犯人が自首してくる。




◆ズートピア

全部ダメになる…
 肉食動物たちが野性に戻り襲い掛かってきたのは、肉食動物の本能が何らかの原因、と発言したことで、傷ついたニックに縁切りされてしまうジュディ。

心の暗闇…
 ジュディの不注意な発言により、街では肉食動物が危険視され始める。ズートピアは肉食も草食も仲良く暮らせる街のはずなのに、自分の偏見的発言がこんな結果を生んでしまったと後悔し、警察をやめるジュディ。

第2TP…
 ある植物を摂取すると、草食動物でも狂暴化することが分かる。原因はそれだと確信したジュディは、肉食動物だから…という自分の偏見で傷つけてしまったニックに謝罪しに行く。
 ↓
 仲直りした二人は、改めて事件の真相を追うことに。




ぐろわ姉妹

実の姉妹が小説を共同制作しています

ぐろわ姉妹
潮八(姉):発動する人
斑丸(妹):調整する人

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