ズートピア - さかえのよ

(潮)映画「ズートピア」のビート-3

ズートピア
04 /14 2017
※映画のネタバレしてます。
※この記事にあるジャンルやビートは、私が「save the cat」という脚本術の本を参考に分けたものです。断定的に書いてはいますが、練習ですので間違っている可能性が十分にあります。ご了承ください。
※ジャンルやビートの説明については、このブログでは特にいたしません。ご自身でご確認ください。
※ジャンル分け記事同様、ビート分け記事も個人的なメモ要素が高いので、意訳になっていたり、映画を見ていないと解らない表記もあると思います。そのへんはもろもろお許しを。
※◇がビートです


*****


◆第3幕

◇フィナーレ
 @ジュディは実家のトラクターでニックの元へやってきていたので、それに乗って捜査再始動する二匹
 @トラクターの座席にあったブルーベリーを頬張るニック、いくつかポケットにも頂く



 @ナンチャラカンチャラの球根を盗んだイタチを発見
 @イタチがナンチャラカンチャラを売った先がわかる
 @買い取ったのはダグという名のヒツジ
 @ダグはナンチャラカンチャラを栽培して、花から有毒物質を採取、それを込めた弾丸を作っている
 @野性が戻った肉食動物たちはみな、その弾丸で撃たれていたと判明



 @ジュディとニックは、証拠品である弾丸と銃を、署に持ち帰ることに
 @敵に追われながらも、命からがら署に向かう二匹
 @その道すがら、ヒツジの新市長が登場

新市長「ジュディ! ご苦労様、本当に素晴らしい働きだったわ! その証拠品は私が運びますよ!」
ジュディ「あぁ、ありがとうございます! ……って、何かがおかしいわ。なんで私たちがここにいるって知ってるの……?」

 @よく見れば、ダグの追手はみなヒツジ
 @新市長こそがこの事件の黒幕だと分かり、弾丸と銃を渡さずに逃げ出すジュディとニック
 @ヒツジたちに追われるうち、ジュディが足にけがをし逃げられなくなる

ジュディ「私はもうだめ、証拠品を持ってニックだけ逃げて!」
ニック「そんなことできるか!」
ジュディ「でも、どうすればいいの!」
ニック「いい方法を考えるから……」



 @ジュディとニックは追い詰められ、証拠品も新市長に奪われる
 @新市長は、ニックに向けて証拠品の銃を発砲
 @ナンチャラカンチャラの毒により、野性が戻るニック
 @逃げ場のない狭いスペースで、狂暴化したニックに追われるジュディ
 @新市長は自ら警察に電話し、ニックがジュディを襲っていると通報



 @証拠品を取り返した新市長、ジュディとニックの攻防を眺めながら、得意げに自らの犯行をすべて語りだす
 @新市長は、肉食が偉そうにしているのが気に入らなかった。数では草食のほうが遥かに肉食を上回っているのだから、草食が恐怖の名のもとに団結すれば、肉食も偉そうにはできなくなるだろうと企んだ
 @新市長の告白後、とうとうニックがジュディの喉元に噛みつく



 @だがそれは、ニックとジュディの演技だった
 @ニックが撃たれたのは弾丸ではなく、あらかじめすり替えておいたブルーベリー(色、形ともに弾丸とそっくり)
 @新市長の犯行告白も、しっかり録音済みのジュディ
 @二匹にまんまと騙された新市長、駆けつけた警察にそのまま逮捕される



 @新市長だったヒツジは監獄へ
 @市長は無実だったライオンに戻る
 @ライオンはただただ、市民の安全だけを考えていただけだった
 @ナンチャラカンチャラの解毒剤により、野性が戻った肉食動物たちも、みな回復


◇FINイメージ
 @ズートピアのよく晴れた公園で、仲良くサッカーをして遊んでいる肉食と草食の子供たち


◇フィナーレ続き
ジュディ「私はズートピアを理想郷だと思っていた。みんな仲良く、誰でも何にでもなれると。でも現実はもっと複雑だし、厳しい。誰にでも限界はあるし、間違いも犯す。でもだからこそ、共感しあえる。互いを理解しようとすれば、もっとみんなが輝けるはず。でもそのためには努力が必要です。より良い世界のために、努力をしましょう。世の中を変えるには、まずあなたから。そして私から。すべての動物から!」



 @ニックは見事、キツネ第一号の警察官になる
 @ジュディとニックは本当に相棒となる
 @相棒としての初仕事の途中、ニックは「ずる賢いウサギだな」、ジュディは「マヌケなキツネね」と、互いを呼び合う
 @物語の最初では、キツネがずる賢くウサギがマヌケという図式だったが、フィナーレでは逆転している

ニック「お前、自分が俺のこと好きだってわかってんの?」
ジュディ「私が? わかってるかって? ええ、もちろん。わかってますよ」




おしまい



*********
【感想】
今回は、省いたり隠してもビート仕分けには支障ないかなと思うシーンは、書きませんでした。
でも作業してて解るのは、省いても支障のないシーンこそが、映画を面白くしてるってことです。
それがあるから味が出るっていうか、あのシーン面白かったとか、あのキャラ印象に残ってるとか、余韻になるし思い出に残る。

ちなみに最後の二人のセリフ。
直訳してみました。
ジュディが記者会見するとき、「記者に質問されたら、質問返しをして、それに自分で答えるといい。そうすると賢く見えるから」ってニックがアドバイスしてたんです。
このシーンでは、その時のアドバイスを伏線にしてて面白いと思ったし、簡単な英語だったのであえて直訳してみました。

あーあと、歌姫ガゼルがシャキーラ、曲を作ったのがシーアだっていうのは、個人的にぶほっってなった。
ガゼル、やたらお尻プリプリさせてるなと思ってたんだよ。

はい、シャキーラ


こっちは和訳付き





(潮)映画「ズートピア」のビート-2

ズートピア
04 /13 2017
※映画のネタバレしてます。
※この記事にあるジャンルやビートは、私が「save the cat」という脚本術の本を参考に分けたものです。断定的に書いてはいますが、練習ですので間違っている可能性が十分にあります。ご了承ください。
※ジャンルやビートの説明については、このブログでは特にいたしません。ご自身でご確認ください。
※ジャンル分け記事同様、ビート分け記事も個人的なメモ要素が高いので、意訳になっていたり、映画を見ていないと解らない表記もあると思います。そのへんはもろもろお許しを。
※◇がビートです


*****
(2017/5/2 修正: 「Bストーリー開始」を書き忘れてました)


◆第2幕

◇おたのしみ開始
◇Bストーリー開始(ジュディとニックの友情ストーリー)
 @ジュディとニックの協力捜査が始まる
 @ただし、お互いにまだ心を許しておらず、いがみあいながらの捜査
 @カワウソ夫の行方を追ううち、カワウソ夫の「野性」が戻ったことが判明
 @「野性」が戻るということは、理性をなくし、大昔のように四つ足で歩き、本能で行動し始めるということ
 @他者に牙をむき、襲い掛かることもある



 @カワウソ夫は「夜の遠吠え」と連呼していた
 @ジュディたちの目の前でそんな証言をしていたジャガーが、いきなり野性に戻ってしまう
 @ジャガーに襲われるジュディとニック
 @互いに助け合いながら逃げ回ることで、徐々に信頼関係が生まれる二匹



 @苦労した末に捕獲したジャガーを署長に見せようとするが、こつぜんと行方不明になるジャガー
 @署長をはじめ、警察官たちは誰もジュディの言うことを信用してくれない
 @「お前はウサギだから、大型の肉食はみな、襲ってくるように見えるのだろう」とか言われる
 @一緒に目撃したニックも、キツネだからというだけで証言を信用してもらえない
 @「カワウソ夫は見つからなかったのだから、約束通り辞職しろ」と迫られるジュディ
 @その様子を見かねたニックだけが、唯一ジュディの味方をする

ニック「警察官であるアンタらが誰も協力しないんだ、そりゃコイツだって、キツネの力も借りたくなるさ。辞職するにはまだ早いはずだ。まだ48時間経っていないんだろ、時間内に必ず見つけてやる」



 @信頼関係が強固になっていく二匹
 @ニックには幼少時代、キツネだからという理由で、草食動物たちからいじめられた過去があると判明
 @仲間になれると思っていたのに、仲間にしてもらえなかった悲しみ

ニック「世間がキツネを信用しないなら、こっちだってそういう風に振舞ってやろうって、決めたんだ」



 @捜査を進めるうち、ジャガーは目を離したスキにさらわれていたことが判明
 @さらっていったのはオオカミたち
 @そうか、「夜の遠吠え」とは彼らのことだったのか
 @追跡すると、ある施設に到着
 @そこには、今までに行方不明となっていた肉食動物たち14匹と、カワウソ夫もいた
 @みな野性に戻っていて、理性のかけらもない状態
 @警察はただの行方不明事件だと思っていたが、どうやら違う
 @野性に戻ってしまったことで、秘密裏に捕獲されていたのだと判明
 @しかも彼らを捕獲していたのは、ズートピアの市長(ライオン)だった
 
研究者「野性に戻ったのは肉食ばかりです。はっきりした理由はまだ分かりませんが、肉食のDNAに関係があるかもしれません。この重大な情報を公表しなければいけません」
市長「公表なんかできるわけない。そんなことをしたら、街を恐怖に陥れる。なにしろ市長である私自身、ライオンなのだからな。はやく原因を解明しろ」


◇ミッドポイント(絶好調)
 @この情報を持って、署に戻るジュディ
 @自分の立場を守るため、危険な事実を公表しなかったとして、警察は市長を逮捕
 @市長が「市民のためにやったことだ」と主張しても、ジュディをはじめ、警察は聞く耳持たず
 @行方不明だった肉食たちも保護され、事件は解決したかに見える


◇迫りくる悪い奴ら
 @ライオン市長が逮捕されたため、新市長には、それまで副市長だったヒツジが就任
 @ジュディは捜査協力してくれたニックに感謝し、「あなたは賢いし、警察に向いていると思う。正式に相棒になってほしい」として、警察になるよう申込書を手渡す
 @その信頼を心から喜ぶニック
 @肉食の行方不明事件は解決したものの、彼らがなぜ野性に戻ってしまったのかは、まだ解明されていない


◇全部ダメになる(絶不調)
 @お手柄警察官ジュディの記者会見
 @「彼らはなぜ野性に戻ったと思いますか?」と質問されたジュディ、施設で研究者が言っていた言葉をそのまま発言してしまう

ジュディ「野性に戻ったのは肉食ばかりです。原因は分からないが、もしかするとDNAが関係しているかもしれません。彼らの狂暴な本能がなんらかのきっかけで……どうたらこうたら」

 @それを聞いていたニック、肉食だからというだけでいじめられた過去のことを思い出し、ひどくショックを受ける

ニック「結局……肉食だからという目で見るんだな」
ジュディ「え、なに言ってるの? あなたは彼らとは違うじゃない、あなたは野性に戻ったりしないわよ」
ニック「本当に、本気で、そう思えるか? 俺が野性に戻ったりしないと。俺が、どんな時でも、お前に襲い掛かったりしないと!」

 @ジュディの本心を確かめるため、牙や爪をむき出し、脅しにかかるニック
 @だがやはりジュディもウサギ、その脅しに怯えてしまい、肌身離さず持っていたキツネ撃退スプレーに手をかけてしまう
 @その様子に失望したニックは、ジュディがくれた警察の申込書を捨て、立ち去ってしまう
 @追いかけるジュディだが、二匹は決別することに



 @その後も、次々と肉食が野性に戻る事件が起きる
 @ジュディの発言がもとで、確かな理由も分からないのに肉食を避ける草食が増加
 @街中に偏見が満ち、肉食と草食がいがみ合う世の中になっていく
 @すっかりズートピアは、ズートピアでなくなってしまう


◇心の暗闇
 @ヒツジ新市長はジュディのお手柄を高く評価し、昇進させると言い出す
 @ジュディをヒーローのようにたてまつり、街の顔、警察の顔としてプッシュしようとする新市長
 @だがジュディは、「私はヒーローなんかじゃない。世界をよくしたいと思ったのに、逆に壊してしまった」と言い、警察を辞めてしまう



 @故郷に帰って、実家のニンジン農家を手伝うジュディ
 @「馬鹿な夢だった。罪もない肉食を傷つけてしまった」と後悔してもしきれない様子


◇第2ターニングポイント
 @故郷にて、ギデオンと再会
 @あの意地悪だった心をすっかり入れ替え、優しいキツネとしてパイ焼き職人をしているギデオン 
 @そうなれたのは、ジュディが目を覚ましてくれたおかげ

ギデオン「あの時は本当にすまなかった。俺の自信のなさが、周りへの攻撃になっていたんだ」



 @二人が会話するすぐそばの畑には、あの玉ねぎに似た植物が虫よけとして植えてある
 @その「ナンチャラカンチャラ」という長い名前は呼びにくいから、うちらは「夜の遠吠え」って呼んでるけどね、とギデオン
 @しかもその花を食べると、たとえウサギでも狂暴化する作用があると判明
 @事件の真相に気づいたジュディ、急いでズートピアに戻っていく



 @ニックの元へとやってきたジュディ
 @事件の真相がわかったと説明するも、ニックは素っ気ない
 @また立ち去ろうとするニックに、ひたすら謝るジュディ

ジュディ「私に怒る気持ちわかるわ、私だってこんな自分が嫌い! 無知で、無責任で、偏見を持っていたこと、ほんとにごめんなさい。私のせいで肉食がみんな傷ついた。この過ちを正したいんだけど、そのためにはあなたが必要なの」
ニック「……」
ジュディ「もし、もしやり遂げることができたら……ぐすん、その時は、私と友達をやめてもらって構わないわ……だって、はう、はわっ……あなたのほうがっ、ただっ、正しいんだからぁぁぁぁぁぁうわぁぁぁぁーん!」
ニック「おー、泣け泣け。ウサギ族は泣き虫だからなー、すぐ泣くんだよなー、しょーがねーよなー、ほんとによー」(ハグハグ)
ジュディ「ウエッ、ウワッ、グズッ、うえぇぇぇぇーん、うぇぇぇーん、うぇぇぇぇーん!」(ニックの胸に顔をグリグリ)
ニック「俺のシッポ踏んでるしなー」
ジュディ「ウフフ、フェェーン、ウフッ、グスッ、エヘっ、ウェーン」

 @なんか、イチャイチャしながら仲直りする二匹
 @しかもやたらカワイイ
 @たぶん、何かの期待に応えるシーン

※)セリフは割とテキトーです




つづく



(潮)映画「ズートピア」のビート-1

ズートピア
04 /12 2017
※映画のネタバレしてます。
※この記事にあるジャンルやビートは、私が「save the cat」という脚本術の本を参考に分けたものです。断定的に書いてはいますが、練習ですので間違っている可能性が十分にあります。ご了承ください。
※ジャンルやビートの説明については、このブログでは特にいたしません。ご自身でご確認ください。
※ジャンル分け記事同様、ビート分け記事も個人的なメモ要素が高いので、意訳になっていたり、映画を見ていないと解らない表記もあると思います。そのへんはもろもろお許しを。
※◇がビートです


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題: ズートピア (原題: Zootopia )
ジャンル: 相棒愛(職業相棒)
主人公: ジュディ(ウサギ)
主人公が倒すべき敵: 事件の黒幕


◆第1幕

◇OPイメージ
 @弱肉強食の自然界
 @薄暗い森の中、肉食動物に追われる草食動物の様子
 @それは現実世界同様の動物の姿で、四つ足で歩き、服なども着ていない


◇セットアップ
 @大昔、肉食は本能のままに草食を襲い、草食は肉食を恐れていた
 @恐怖、裏切り、血への餓えが彼らを支配し、その頃の世界は肉食と草食、真っ二つに分かれていた
 @だが進化するとともに両者は共存
 @今は草食にも社会進出のチャンスがあり、肉食も孤独ではなくなった
 @現代にはズートピアという街がある
 @そこは平和の名のもとに肉食と草食が共存し、「誰もが何にでもなれる」と宣言された夢の街
 @幼少期のジュディはズートピアに憧れ、こう言い張る

ジュディ「私はより良い世界を作るため、警察になる!」


◇テーマの提示その1
ギデオン「ウサギが警察? なれるわけないだろ、バ~カ」
ジュディの両親「今まで警察になったウサギはいないぞ。警察よりも安全な職のほうがいいんじゃないか?」
ジュディ「私は挑戦したいの! 私がウサギ警察の第一号になる!」



 @草食の子供たちをおどし、物を奪い取る子ギツネのギデオン
 @その現場に駆けつけるジュディ
 @ギデオンに突き飛ばされるジュディ。肉食動物の暴力には勝てない

ギデオン「オレはキツネだぞ、昔は草食動物を食ってた、その本能はDNAに残ってるんだぜ! ウサギが警察になんてなれるわけない、お前は何にもなれないんだよ!」

※)この映画には、「誰もが何にでもなれる」「お前は何にもなれない」などのセリフが頻繁に出てきます。恐らくこれがテーマ。


◇セットアップ続き
 @大人になったジュディは、警察学校に入学
 @ズートピアには、砂漠、極寒、湿地など、7つのエリアがあると勉強
 @ジュディは小さい、弱いなど、ウサギならではのハンデを、すばしっこい、身軽といった、ウサギならではの能力で克服し、警察学校を首席で卒業
 @初のウサギ警察官として、ズートピアの中心部に配属となる
 @ズートピア副市長(ヒツジ)には、「あなたは小動物の誇りよ」とほめたたえられる


◇テーマの提示その2
 @いよいよズートピアへ引っ越しの日
 @駅まで見送りに来た両親は、「お前は自慢の娘だ、でも不安だ」とハラハラ
 @肉食動物の中でも、特にキツネに気をつけるよう両親が忠告
 @キツネ撃退スプレーなど、撃退グッズをたんまり持たせて送り出す

※)特に説明されているわけではないが、食物連鎖のピラミッドの図式通り、この世界でもウサギにとってキツネは天敵と思われる。そして、その天敵と関係を持ち、「気をつけなければならない」ことをここでは提示している。これもテーマ。


◇テーマの提示その3
 @歌姫ガゼルの曲とともに7つのエリアを列車で走り抜け、ジュディは希望とともに終点(ズートピア中心部)へ着く
 @ガゼルの曲には、「きっと色んなミスをするだろうが、私は負けない」「何度も立ち上がる」「すべてにトライする」といった歌詞が並ぶ

※)曲の歌詞が示すことは、これからジュディが体験し、学んでいかなければならないこと。これもテーマ。


◇セットアップ続き
 @新居となる小汚いアパートにも大満足のジュディ
 @翌日、意気揚々と初出勤
 @両親の渡してくれたキツネ撃退スプレーも、一応は持っていくことに
 @だが初日から最悪のスタート
 @小さなウサギ警察官はかなりの場違いで、警察官はみな肉食や、大型草食ばかり
 @署長をはじめ、誰からもまともに相手にされないジュディ



 @ズートピアでは現在、肉食動物ばかりが行方不明になる事件が相次いでいる
 @行方不明者数は14匹
 @署長の指示通り、警察官たちは捜査へ出かけていく
 @ジュディだけが捜査に参加できず、駐車違反の切符切りを命じられる



 @切符切りの最中、ニック(キツネ)を見かけるジュディ
 @キツネ=怪しいという思いから後を追う
 @ニックはゾウが経営するアイス屋へと入店
 @だが、キツネ=詐欺師という先入観だけで、ゾウはアイスを売ってくれない
 @ジュディがそのやり取りを観察する限り、ニックは悪者ではなさそう、むしろ善良な市民
 @ニックを不憫に思ったジュディが、自腹を切ってアイスを購入してあげる

ニック「ありがとう」
ジュディ「いいのよ、キツネを差別するなんて頭に来ただけ。時代遅れの考え方よね」
ニック「うれしいなぁ、誰でもキツネを見下すのに」

 ↓

 @ニックと別れたあとも、切符切りに精を出すジュディ
 @だがその途中、せっかく買ってあげたアイスをニックが溶かしている現場を目撃
 @後を追うと、アイスを元手にずる賢く金稼ぎをしていたことが判明
 @やはりキツネはキツネ、同情を買うようなやりかたで詐欺を働いていたのねと、ニックに食ってかかるジュディ
 @逮捕してやると迫るが、あいにくニックは商売としての申請もしており、合法的に金を稼いでいた
 @プロ詐欺師のニック


◇テーマの提示その4
ニック「ズートピアでも肉食と草食は仲良くないのが現状さ。お前もケーサツになったところで切符係やらされてんだろ? 夢破れて故郷に帰るのがオチさ」
ジュディ「なによ、あんたなんかアイスの詐欺師にしかなれないくせに!」
ニック「誰もが何にでもなれると思ってこの街に来る。でも、ムリだ。自分以外には、なれない。お前は、マヌケな、ウサギだ」


◇セットアップ続き
 @翌日も切符切りを担当させられるが、仕事をすればするほど市民に恨まれるジュディ
 @思い描いていた仕事と違い、ジュディは滅入っていく
 @だが、目の前の店舗で窃盗事件が起き、気分一転、意気揚々と窃盗犯を追いかけることに
 @窃盗犯のイタチはネズミの街に逃げ込み、ジュディはミニチュアサイズの街中で四苦八苦しながらも、犯人を逮捕に至る



 @ドヤ顔で署に帰るジュディだが、署長にはこっぴどく叱られる
 @切符切りという任務を放棄したうえ、ネズミの街で暴れ、市民を危険にさらしたと
 @唯一褒めてもいいのは窃盗犯を逮捕したことだが、それだってただの玉ねぎ泥棒だ、と
 @だが、「それは玉ねぎじゃなくて、ナンチャラカンチャラ(ごめんなさい、名前が長々しくて覚えてません)です」と、農家育ちの知識を披露するジュディ

ジュディ「私は警察官になりたいんです!」
署長「ウサギには無理だ、諦めろ。そんな夢はかなわない」


◇きっかけ
 @そこへカワウソがやってきて、夫が行方不明になったから捜索してほしいと署長に懇願し始める
 @だが署長はその件を軽視しており、カワウソの願いを聞き入れない
 @カワウソに同情したジュディ、「私が探します!」と宣言


◇きっかけに対する賛成と反対
 @今すぐジュディをクビにしようとする署長
 @しかし、草食が捜査に参加すると聞きつけた副市長が、「なんて素晴らしいの!」と大喜びしてしまい、クビにできなくなる
 @署長からしぶしぶ捜査を許可されるが、「48時間以内に探し出せなかったら、その時は辞職しろ」と言われるジュディ
 @辞職をかけることに一瞬ためらうが、ジュディは「わかりました!」と決意


◇第1ターニングポイント
 @ジュディに渡された捜査資料は、カワウソ夫が最後に目撃されたときの画像のみ
 @いきなり手詰まりかと思いきや、カワウソ夫はニックが元手にしていたアイスをなめており、画像にニックも映っていることが判明
 @何か知っているはずと、ニックに捜査協力させようとするジュディ 
 @ニックは嫌がっていたが、うっかり脱税の証拠を握られてしまい、ジュディに協力するしかなくなる




つづく



ぐろわ姉妹

実の姉妹が小説を共同制作しています

ぐろわ姉妹
潮八(姉):発動する人
斑丸(妹):調整する人