2016年03月14日 - さかえのよ

(潮)最近見た映画を分類してみる

◆脚本術/ジャンル仕分け
03 /14 2016
※この記事にある分類は、私が「save the cat」という脚本術の本を参考に分けたものです。断定的に書いてはいますが、練習ですので間違っている可能性が十分にあります。ご了承ください。
※映画のネタバレしてます

***

他にもたくさん映画を見たので、ざっと分類を載せておきます。
今度こそ手短に。
実はチャーリーズ・エンジェルの記事も、あれだけで一枚の記事にする気じゃなかった…
(--;






◆ブラック・スワン
ジャンル:組織の中で

ナタリー・ポートマン主演のバレエ業界映画。
セッションに通ずる内容で、またもいかれた芸術関連世界のお話。
白鳥の湖において、白鳥と黒鳥を演じ分けなければならない主人公。
白鳥は見事、清楚でおとなしいという自分の普段通りのキャラで演じきれる。はまり役。
でも黒鳥はまったくダメ。
もっとワイルドに、もっとセクシーに、もっと情熱的に!!
もっと自分をさらけ出せ! 己を壊せ!
お前の敵はお前自身だ!
セッションと同じく、周囲の圧力に負け、ほぼうつ状態になる主人公。
幻覚も見え隠れ。mon
けど最後には、あっちの世界へいってしまう。
いかれた状態を貫いて、いかれた世界の住人に。
本人だけがハッピーエンド。
魂だけがハッピーエンド。
体はズダボロ。ザッツ・いかれた世界。







◆モンスターズ・インク
ジャンル:難題に直面した凡人

だぶんこのジャンルであってるんじゃないかと思うんですが…。
このジャンルの代表作は、ダイ・ハードだそうです。
そう思うとほら、もう、この映画がダイ・ハードにしか見えない。
サリーがブルース・ウィリスにしか見えない。
何の落ち度もなかったサリーが、人間の子供がモンスターの世界にやってくるというとんでもない事態に巻き込まれ、とにかく対処し解決しなければならないという話。
モンスター界にとっての人間の子供は、地球にとっての隕石と同じようなモノ。
それが来たら、俺たちは滅亡だ。
これは生と死をかけた戦いです。モンスターズ・インクという会社だけではなく、モンスター界の滅亡がかかっています。
まさに難直凡。







◆モンスターズ・ユニバーシティ (モンスターズ・インク2)
ジャンル:金の羊毛

金の羊毛の中でも、相棒羊毛ってやつだと思います。
主に友情を描く系だそうです。
主人公たちは明確なお宝を目指して旅に出る。
この映画の場合は、
お宝=怖がらせ屋学部への復帰
旅=怖がらせ大会で優勝するまでの道のり
このジャンルでは、当初目指していたお宝よりももっといいものを見つけるというのが、お約束らしい。
この映画の場合は「友情」がそれにあたるみたい。







◆ヒックとドラゴン2
ジャンル:スーパーヒーロー?

1を見ていないからなのか、ちょっと解りにくかったような気がします。
これ、スーパーヒーローでいいのかな?
初めは人生の岐路かなぁとも思ったんですが、「ライオン・キング」とちょっと似ているような気がして。
ライオン・キングはスーパーヒーロージャンルだそうです。
特別な力を持っている主人公が理解されず、いったんは追放されるけど、戻り咲いて一転リーダーに。
この辺の流れが似ているような。
でもなんか釈然としなかったのは、なんだろう。
主人公であるヒックが特別な力をすでに理解されてるから、だったのかな…。
それとも数回に切り分けて見てしまったからか?
うーん、なんかモヤモヤする。
この話は1を見た方がいいかもしれない。







◆ベイマックス
ジャンル:人生の岐路

これはもう、人生の岐路で間違いないはず。
大切な人の死という、人生では避けて通れないテーマ。
敵役にもヒロのそれと通じる、行動理由があって。
二人とも間違った方法で、死の喪失感を埋めようとしている。
この二人は光と影、裏と表。
そんなような一対感が、この話にまとまりを持たせていたなぁと思う。
死は、受け入れるしかない。
受け入れて、生きる。







◆エイプリル・フールズ
ジャンル:なぜやったのか

これは、戸田恵梨香さん主演の邦画。
初めは何のジャンルが判断できなかったんですが、「なぜやったのか」に落ち着きました。
なぜやったのか、はミステリー系のジャンル。
基本的に主人公は探偵ポジションで、起きてしまった事件の真相を暴いていくのがストーリーの展開。
事件を起こした犯人の考え、理由、そういったものを暴いていくジャンル。
ただひたすら、証拠となるものをめくっていくものだそうです。
それが犯罪でなくても、こういう展開のものは「なぜやったのか」ジャンルになります。
この映画における探偵ポジションは、ユースケ・サンタマリアさん演じるレストランのホール係ではないかと思います。
映画としては群像劇なんですが、彼だけは彼自身のエピソードがなにもありませんでした。
観客と同じ目線の人物ともいえる、まさに探偵ポジションかと。







◆スプラッシュ
ジャンル:相棒愛

トム・ハンクス主演のラブストーリー。
お相手は人魚。
まったく違う世界の者同士が惹かれあい、結ばれたと思ったら引き裂かれ。
最後には別れが…でも君なしじゃ生きていけない、一緒に行こう!
そんなストーリーでした。
二人でひとつの完全体になる。
君なしじゃダメだ!
そんな内容のストーリーなら、異性間でも同性間でもはたまた異種間でも、それが友情でも愛情でも、相棒愛というジャンルになります。
要は切っても切れない赤い糸です。







◆ジョー・ブラックをよろしく
ジャンル:魔法のランプ

ブラッド・ピット出演の映画がしこたま放送してたので、連続で書きます。
もしもこうだったら…というジャンル、魔法のランプ。
この映画は、死神が人間の体に入って人間界にやってきて、人間の女性スーザンと恋をする話です。
はじめ、スーザンには恋人がいたけれど、情熱的な恋ではない。
恋は情熱だとおじいちゃんにとかれるスーザン。
そこへ登場したジョー・ブラック。
彼は死期が近いおじいちゃんのもとにやってきた死神。
死神のお遊び的なひらめき「人間生活ってどんなもの?」というのが、この映画における魔法。
人間の青年の体に興味本位でのりうつった彼と、情熱的な恋に落ちてしまうスーザン。
おじいちゃんの言ってた情熱ってやつを知る。
死神的にも「これが人間の生活…イイ!」って状態に。
でも最後には魔法のランプのお約束で、魔法が切れ、元に戻らなければならない。
主人公は魔法の力で夢を見たけれど、魔法なしでやっていくことを学ばなければならない。
この映画で魔法なしでやることを学んだのは、多分スーザン。
だからこの映画の主人公はスーザン。
ブラッド・ピット全盛期の映画なだけに、死神が主人公みたいなサービスショットが多いけど^^;







◆12モンキーズ
ジャンル:難題に直面した凡人

我がいとしの、ブルース・ウィリスとブラッド・ピットが共演。
個人的にオイシイ映画。
この映画もダイ・ハード的な展開なので、難直凡だと思います。
何の落ち度もなかった囚人ジェームズ(ブルース・ウィリス)に、突如、遂行しなければならない任務が与えられる。
このジャンルでいう「落ち度もなかった」というのは、これから巻き込まれる事件に対してのことです。
囚人であるとか、そんなことは関係ありません。
その事件にはまったく関係ないはずなのに、なんで俺が!
どうして俺がこんなことに巻き込まれるんだ!
俺がなんか悪いことしたか!?
でも結局は対処しなきゃならなくなる。
凡人が世界を救うためにヒーロー的活躍をする。
そんなジャンルのことです。
ラストに関しては、本来なら、
対処しきって解決!
世界は平和になったのだった!!
がお約束結末のようですが、
この映画はイレギュラーなタイプだと思います。
切ないよね。







◆ファイト・クラブ
ジャンル:人生の岐路

これ、サイコな感じでどのジャンルか最初はまったくわかんなかったんですが、人生の岐路に落ち着いてみました。
初めはファイト・クラブがひとつのいかれた団体なので、「組織の中で」なのかなぁと思ったりもしてましたが。
たぶん、人生の岐路。
人生の岐路のなかには、依存症の岐路っていう小ジャンルがあります。
そこに該当するんじゃないでしょうか。
現状が受け入れられず、うつのような状態になる主人公。
それを脱却するには「受け入れる」以外の方法がない。
それがこの「人生の岐路」というジャンルの特徴らしいです。
やはりこの映画も、人岐路のお約束どおりに展開してる模様。
アメリカ的なサラリーマン社会で個性を失っていた主人公の僕(エドワード・ノートン)は、完全に「自分」を見失っている状態。
生きる気力とかゼロ。
大人しく、我慢し続けて、無害な僕。
この状態から破天荒なタイラー(ブラッド・ピット)に出会い、二人はファイト・クラブを結成する。
荒々しく野性的になぐり合うだけの、ファイト・クラブ。
「生きている」という感覚に酔いしれることができるファイト。
やっと見つけた、これが僕の求めていたものだ!
僕はこれが解決策のように思っていたが、それは間違った方法だった。
最終的には、タイラーという男が自分の作り上げた別人格であることを知る僕。
反社会的軍団にまで暴走し始めたファイトクラブを止めるべく、僕はタイラーという幻覚を葬り、「自分」というものを受け入れ、真の解決に至ることに。
受け入れることが結末。







◆世界最速のインディアン
ジャンル:おバカさんの勝利

アンソニー・ホプキンス主演の、おじいちゃん万歳映画。
なんかわかんないけど、アンソニーじいちゃんが好きなんですよ、私は。
で、この映画も初めはジャンルが解らなかった。
ロード・ムービーだから、金の羊毛なのかとも思った。
でもなんだか展開が違うんだよな…。
で、落ち着いたのが「おバカさんの勝利」ジャンル。
インディアンというのは、バイクの名前です。
そのバイクで世界最速の記録を出すため、ニュージーランドからはるばるアメリカまで渡り、大会に出るバート・マンロー(アンソニー・ホプキンス)の話。
バート・マンローは実在したおじいちゃんです。
バートはおバカさんのお約束通り、冒頭ではみんなからバカにされています。
そんなバイクで世界最速なんて出せるわけないじゃん。
でも何を言われようとバートはどこ吹く風。
大会に出ることしか頭にない。
このジャンルは、主人公である「おバカさん」が周囲のみんなに何らかの影響を与えていくというジャンルです。
彼と接することで良い方向に変えられる人もいれば、負け犬のようにズダボロにされる人もいる。
でも「おバカさん」は何も変わらない。バカのまま。一直線。
で、最後にはおバカさんが勝つ。
このジャンルの代表作は、フォレスト・ガンプです。
バートじいちゃんも、旅先でいろんな人に出会います。かりそめの出会いです。
でもみんな、バートじいちゃんのおバカな熱意に感化され、彼を応援したくなってしまう。
この映画は負け犬になった人がいないかも。
みんな、バートとかかわることで良い方向に変化していく。
「この辺でそろそろ悪巧みするキャラ出てくるんじゃないの? じいちゃん、罠にはめられちゃうんじゃないの?」
そんな観客の予想もなんのその。
誰も悪者出てこないよ。
で、バートの一本気が実を結んで、幕!
じじいの熱意、とか、それだけでご飯何倍もおかわりしちゃう私です。


(潮)映画「チャーリーズ・エンジェル・フルスロットル」を分類してみる

◆脚本術/ジャンル仕分け
03 /14 2016
※この記事にある分類は、私が「save the cat」という脚本術の本を参考に分けたものです。
断定的に書いてはいますが、練習ですので間違っている可能性が十分にあります。ご了承ください。
※映画のネタバレしてます

***

ちょっと前にこの映画についての分類を書いたんですが、保存に失敗して見事に長文が消えまして。
かなり頑張って書いたからもう、その時は燃え尽きてしまいました。
今回は手短に書くぞ。
記憶を頼りに書いてるので内容重視。セリフはかなり適当です。

***




映画: チャーリーズ・エンジェル・フルスロットル
ジャンル:組織の中で&人生の岐路

この映画はジャンルが1つに絞られていないと判断しました。
今回の話はディランのストーリーでもあるのですが、やはりメインキャラはナタリーということを強調したいのか、ナタリーメインの流れもありました。


1、ナタリー(キャメロン・ディアス)側ストーリー
ジャンル…組織の中で

敵役は元エンジェルのマディソン(デミ・ムーア)で、彼女は「個としての自分を殺したくない」がためにエンジェルとしては自分勝手な行動が多かったし、結局は辞めた人物です。当時も今でも、心を許せる仲間というものがいません。
彼女の主張は「エンジェルでいることは、個を殺されること」というもの。
確かにエンジェルの生活は、プライベートなんてあったもんじゃない生活です。
チャーリーに呼び出されたら、どこで何をしていても駆けつける。
チャーリーの命令は絶対。
マディソンは「自分で自分に命令を出したい」人でした。人に指図されたくない。チャーリーくそくらえ。
それに対しナタリーは、エンジェルでいることが大好き。
「エンジェルは家族で仲間。深い信頼関係があって、固い絆があって最高なの。誰も信じられる人がいないなんて、あなたってかわいそうな人ね」というのが、ナタリーの主張でした。
もしかするとマディソンの主張のほうが実は正常で、一般的なのかもしれない。
だってエンジェルの生活は普通じゃないし、やっぱりちょっとおかしい。いかれてる。組織のために完全に個が没すのだから。
個が没す。
けれどそれが絆という力になることがある。
というわけで、最後にはナタリーの勝ち。


2、ディラン(ドリュー・バリモア)側ストーリー
ジャンル…人生の岐路

「仲間との別れ」という、人生では避けて通ることのできないテーマを扱っているので、人生の岐路ジャンルだと思います。
ナタリーに恋人ができ、今にも結婚しそう。
結婚したらどうなるの? そりゃ彼女、エンジェル辞めるでしょ。
いやだ、辞めないでほしい、離れたくない、この三人でずっと一緒にエンジェルやっていたい。
というのがディランの気持ち。

そこへディランを恨む元カレ登場。
元カレはディランを殺そうとしており、ほかの二人も巻き添えにする気満々。
私がこのままエンジェルでいたら二人が危ない。私は身をくらまそう。
二人を守る意味でエンジェルを辞めるディラン。
ずっと一緒にやっていたかったのに、ナタリーの結婚を待たずして、自らその道を断つことに。

そこへ、元エンジェル(マディソンではない)が登場。
ディランの愚行をさとします。
あなたのやっていることは、二人を余計に危険にさらしているだけ。
あなたがいなきゃ二人は強くはなれないのよ。
負けてしまうわよ。と。

ディランは自分の過去を責めていました。
自分があんな男と付き合っていなければ…。自分があの男の殺しを警察にチクったりしなければ…。
こんなことにはならなかった…と。
しかし、あの男をチクったことこそが、彼女がエンジェルにスカウトされるきっかけだったのです。
エンジェルは作れないものなの。
探すしかない。見つけるしかない。出会うしかない。
その出会いは奇跡のようなものなのよ。
過去にチクったからこそ(恨みを買ったからこそ)、ナタリーたちに出会えた今があるのよ。
過去を否定しないで。
今を見つめて。

自分を責めることをやめたディラン、エンジェルとして復活。
三人で力を合わせ、敵も全部やっつけた。
…で最後に…、ナタリーの結婚問題。
失うことの恐怖よりも、今ともにいられることの喜びをすでに再確認したディランは。
ナタリーの結婚を受け入れようという気持ちになりました、とさ。
めでたし、めでたし。


***

ちなみにタイトルの「フルスロットル」は、ディラン側のストーリーに引っかけてつけられたもの、かな?
フルスロットルとは、エンジン全開って意味ではありますが。
もともとスロットルというのは、首を絞めるという意味で。
空気の通り道を絞って空気量を調整する、それがエンジンにおけるスロットルの役割。
フルスロットルという状態は、絞りが全開になり空気がマックスに入るので、エンジンがマックスで燃え上がるという状態のことらしいです。結果、スピードが出る。
この映画でスロットル(絞り)だったのは、やはり、ディランの「自責の念」だったのではないでしょうか。

いやー、彼女たちのチャーリーズ・エンジェル、1も2も好きです。
雰囲気とか、ノリがすごく好き。
いつかこういうの書きたいなー。

(潮)大ポカ見っけ!

「葛飾、最後のピース」更新
03 /14 2016
うわーん、大ポカやっちまってたよー。
ねむいよー。
でも見つけちゃったから修正したよー。
修正したのはココデス。
修正部が長いので内容だけ。


一英編
4話「正義の代償」

修正前:
堀田金属で罠を施したあと、一英と公彦が一緒に帰路につく

修正後:
堀田金属で罠を施したあと、一英と公彦は別々に帰路につく


一緒に帰っちゃダメなのだー。
別々に帰らないと、ジャス編最終話に矛盾が生じるのだー。
バカボンのパパなのだー。
これでいいのだー。

うん、ねむい。

忘れないようにメモしておく。
修正したのは、カクヨム、なろう、タスキー、自分の手元ファイル。

まだ修正してないのは、HP、ノベリスト。

他にどこかに作品置いてたっけ?
眠くない時に再度確認すること。
修正したことを報告したのは、とりあえず、なろうのみ。

以上。

ぐろわ姉妹

実の姉妹が小説を共同制作しています

ぐろわ姉妹
潮八(姉):発動する人
斑丸(妹):調整する人