2016年10月 - さかえのよ

(潮)テーマについて2

「私のあなた、あなたの渡し」日記
10 /18 2016
前回の記事の続きになります。
ホント、プロットがどうこうっていうより、私はずっとテーマでつまづいてることが、ブログを読み返すと解ります。
描きたいテーマが見つからないのではなく、描きたい中のどれをテーマって認識すればいいのかが解らないという。
教科書に書いてある「テーマ」って、いったいどれを指してるの?っていう。
基本がなってない。

*****

さて。
テーマが「容赦」だと気づいてみたところ、ボツにしたはずのパルタンでの宗教対立が挿入可能だという事が解りました。
容赦…過ちや罪を許す行為
これをテーマにすると、なんと登場人物全員の事情(過去)をストーリーに絡ませられることが判明。
(判明、とか言いきっちゃってダイジョウブか、不安だけど!)

割り振りはこうなるんじゃないかなと思う。

◆テーマ…「容赦」

◇グループ1…「恨み」関連
タット
カンク
ゴビ
エマ

◇グループ2…「誤解」関連
マリア
パルタン
スカーレット
ドルク

◇グループ3…「裏切り」関連
BB
ハイラー
バカ3人組

グループが3つに分かれるわけだけど、それぞれの人物が、所属するグループに関連した問題を抱えているなかで、テーマである「容赦」ができるのか、できないのか、するのか、しないのかを描きたいと思っています。

うん。これだ。
何年かかけて、やっとスッキリしてきたぞ^^

んで、ほかにも解ってきたこと。
ストーリー展開の重要部分においては、別グループのやつらを無暗に絡ませないほうが、より作品がスッキリする予感。
たとえば、「恨み」要素が展開中の時に「誤解」グループのやつが出てきて「恨み」についての重要発言をする、なんてことはしないほうが良いだろうということ。
別グループのやつらがどうしても絡んでこようとする時は、「容赦」関連の言動でないと統一感がなくなるのではないか?
などと、今現在は予想しています。
でもこれは、違うかもしれないんで、今後自分なりに確認していきたいです。

なぜこう思ったかというと、試しにパルタンでマリアに発言させてみたら、今までにないまとまり感を得たからです。
今までは、パルタンで重要発言をするのは、タットかカンクという設定でした。
でもそれって、「誤解」の辛さをわかってないやつが、外部からなんやかんやチョッカイ出してるだけのような、なんとも「うるせーなコイツ」っていう感が否めなかった。
言ってることは正しいかもしれないけど、お前なんかムカつく。っていう。
今回、3グループに分かれると解ったことで、じゃあマリアに言わせてみるか…ってやらせてみたら、あれ、案外イイじゃない♪
この「案外イイじゃない」があったもんで、もしかしたら、グループごとの役割ってあるのかもと思いました。

あと、以前に書いた、「誤解」で動いてるキャラとはマリアのことでした。
マリアだけは性格上、誤解を恨みに変えることもできたんで、無理やり挿入できてた。
でもそれをしなくてよくなったので、以前よりはまとまってきたな。って感じ。

テーマが「容赦」なので、ストーリーの中で登場人物たちは、「ゆるす」「ゆるさない」的なことを頻繁に口にするようになると思います。
いま思いつく、バリエーション。

●ゆるす
●ゆるさない
●ゆるせる
●ゆるせない
●ゆるされる
●ゆるされない
●ゆるされたい
●ゆるされたくない
●ゆるしたい
●ゆるしたくない
●ゆるせそう
●ゆるせなそう

とまぁ、こんなバリエーションのどれかを登場人物はそれぞれ抱えていると、いう設定になるです。



…うまくいくかな?


スポンサーサイト

(潮)テーマについて

「私のあなた、あなたの渡し」日記
10 /15 2016
前回の記事で、パルタンでの宗教対立はボツと書いた。
テーマを描くための要素が「恨み」ではなく、「誤解」とかなら使える案だったと。
これを書いた夜、なんだかシックリこない感じがした。
現状のプロットでもなお、「誤解」で動いているキャラがいたからだ。

んん?
なんでコイツはボツになってないんだ?
ああ、「恨み」でも通用するからか。
現状、コイツも一応は「恨み」として動いてる設定なんだ。
パルタンのネタは、どういじくっても「恨み」では通用しないからボツなのか。

でもさぁ。
じゃあ、そもそもなんで、パルタンのネタがこの話の中に入り込んでたんだろう?
まったくの無関係でネタが広がるとか、ある?
ってか、パルタンの話こそ、初期段階からあったネタじゃん。

ここまできて、ハタと思う。
作品テーマが「向こう岸に渡ること」ってのが、なんかちがうんじゃね?
「向こう岸に渡る」=「変化」なわけだけど、それってどんな話でもたいがいやることで、それこそが「ストーリー」なわけだろ?
変化=ストーリー。教科書にもそう書いてあったじゃん。
なのに、これがテーマだと思ってるのは、やばくね?

ほんで、オイラは教科書を開いたわけです。
いつもの教科書「save the cat」ではなく、今まであまり参考にしてこなかったほうの教科書。
だってもう、「save the cat」じゃ解んないところに来ちゃったんだもん。
何度読んでも、もやもやするだけ。
今回開いたのは、「物語の法則」って本。
こっちにもテーマについてなんか書いてあるはずだー!

あるよね、そりゃ。

これ読んで思った。
やっぱりさ、教科書は色々なものに目を通した方がいいのね。
同じ事でも、別の人が書いてるからさ。
いろんな角度から説明されたほうが、解るよね。
あっちの説明で解んなかったことが、こっちではちょっと解った気がする。

「物語の法則」にはこんなことが書いてあった。

***

テーマとは…

●物語全体を統一する要素となっている、なんらかの、人間の衝動性質を言い表す一つの言葉

「物語の感情の世界を、一言で定義してみろ」とも書かれてる。
それがテーマだと。
一つの言葉とか、一言っていうのは、おそらくは「単語」の事だと思う。
例として、マクベスのテーマは「野心」だとあった。

***

ほー。
ということで、実践してみた。

私の書こうとしている物語。
その感情の世界。
一貫してこの物語を包み込むだろう、人間の感情や衝動や性質を、一言で。
あげてみると、似たような単語が並ぶ。

・ゆるし
・受容
・解放
・手放す
・やさしさ
・いやし
・許容
・赦す

これは、挙げた順にリアルに載せてみたけど、ホント、このくらいしか浮かばなかった。
意外とコンパクト。
そして、眺めてると、ふたつに分類できる。

Aグループ
・ゆるし
・受容
・許容
・赦す
・やさしさ

Bグループ
・解放
・手放す
・いやし

自分の中の順序としては、Aの結果、Bが起きる。
つまりBはラスト、決着地点で起こる。
だからBはちがくて、Aが「物語の感情の世界」を表す単語なんだと思う。
作中ずっとついて回るのが、Aグループのような気がする。

Aグループを掘り下げて、ひとつに絞ってみよう。
単語群の中で共通する自分なりの「思い」を捻出。
してみたところ、「容赦」がテーマになるのではないかと結論しました。

容赦…
過ちや罪を許す行為


うん。
これな。
これ、確かに、この作品の中で一番やりたいこと。
これがやりたくて書いてる。
これがテーマ…だったのか。
マジか。
ホントに何周かして、原点に戻ってきてる…(泣)

だって知ってたもん、それ。
最初から知ってたもん。
( ノД`)

books.jpg

↑オイラの教科書たち
(一番右のは未読。右から二番目だって、まだテーマの部分しか読んでない)

(潮)現状のプロット2

「私のあなた、あなたの渡し」日記
10 /14 2016
すっかり月イチブログ。
パソコンもあまり開いてないので、キーボードの打ち間違いがすごい中、お届けです。

***

現在は、タットを主人公としたメインプロットが完成し、カンクの流れであるサブプロットと、マリアの流れであるサブプロットを、なんとかねじ込むことができたところです。
他の船員についてはノータッチ状態。

んで、とりあえず変更点としては。
「カンクが未婚状態に戻った」ってところ。
嫁がいたほうが描ける要素が増えるかなと思ったんだけど、やっぱり無駄っぽかった。
嫁がいたパターンより、いなかったパターンのほうが、キャラ設定が固められるなと気づきました。
不要な装飾は排除するぜ。
残念だったな、カンク。

これからやりたいのは、ねじ込んだサブプロット、特にマリアのほうを膨らましてみて、問題が出ないかどうかのチェックです。
カンクのほうはもう膨らましようがないから、いったんおいておく。
マリアのプロットがねじ込まれたので、スカーも登場してきました。
けど今のところ、スカーの肩書は記者ではなくなっています。
記者要素いらなくなったから。
よってアンドレーニも不在になった。

あとテーマについて。
「恨みを晴らす」がテーマと言ってたけど、プロットが進むうち、なんかそれよりも奥に別のテーマがあるような気がしてきました。
「恨みを晴らす」というより、「恨みの晴らしかた」というか…。
「赦しかた」というか?
「癒しかた」かな?
んーなんか違うなー。
なんて表現していいか、自分でもまだ解ってないんだ。
解んないのに、よくプロット作るよな(ーー;

でもな、タイトルを変える気がないんだよ。
私のあなた、あなたの渡し。
これがプロットの方位磁石というか、目指してる行先。
それは間違いなくて、このタイトルをいつも思いながら書いてる。
それを考えると、この作品のテーマは「向こう岸へ渡ること」とかになるのかもしれない。
ストーリーを「まとめ」ようとすると、やっぱり、ストーリーに関わってくる主要キャラ全員に、なにかしら同じテーマが流れてないとおかしいと思うんだ。

いま、タイトルは日本語だけど、一番初めは英語で考えていた。
「Take me to the other side」
んー。
やっぱり、ブレてないのはここだけだ。
色々いじくってはみてるが、どうあがいても、これがテーマっていうやつなのかもしれない。
解りにくいテーマのような気がするんだけど。
だから色々いじくってきたんだけど。
結局は原点回帰かなー。

あー。
「向こう岸へ渡ること」がテーマで、それを描くための要素として「恨み」を選んだのかなって、いま思いました。
「恨み」に絞り込んだから、プロット作るにあたって、案のなかから「恨み」要素とは違うものをボツにしていってた。
だから、パルタンという島にあったイベントの、宗教対立もボツ。
けどこの案も、「向こう岸へ渡ること」がテーマなのは間違いない。
それでも今回はボツ。
テーマを描くための要素が「恨み」ではなく、「誤解」とかなら使える案だったんだと思う。

なんか、まとまりなく書いててごめんなさい。
でも自分のなかではまとまってきました。
自分のやってることが解ってきました。
そっかそっか。
テーマと、それを描く手段か。
そーか。



ぐろわ姉妹

実の姉妹が小説を共同制作しています

ぐろわ姉妹
潮八(姉):発動する人
斑丸(妹):調整する人

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。