2017年04月13日 - さかえのよ

(潮)映画「ズートピア」のビート-2

ズートピア
04 /13 2017
※映画のネタバレしてます。
※この記事にあるジャンルやビートは、私が「save the cat」という脚本術の本を参考に分けたものです。断定的に書いてはいますが、練習ですので間違っている可能性が十分にあります。ご了承ください。
※ジャンルやビートの説明については、このブログでは特にいたしません。ご自身でご確認ください。
※ジャンル分け記事同様、ビート分け記事も個人的なメモ要素が高いので、意訳になっていたり、映画を見ていないと解らない表記もあると思います。そのへんはもろもろお許しを。
※◇がビートです


*****


◆第2幕

◇おたのしみ開始
 @ジュディとニックの協力捜査が始まる
 @ただし、お互いにまだ心を許しておらず、いがみあいながらの捜査
 @カワウソ夫の行方を追ううち、カワウソ夫の「野性」が戻ったことが判明
 @「野性」が戻るということは、理性をなくし、大昔のように四つ足で歩き、本能で行動し始めるということ
 @他者に牙をむき、襲い掛かることもある



 @カワウソ夫は「夜の遠吠え」と連呼していた
 @ジュディたちの目の前でそんな証言をしていたジャガーが、いきなり野性に戻ってしまう
 @ジャガーに襲われるジュディとニック
 @互いに助け合いながら逃げ回ることで、徐々に信頼関係が生まれる二匹



 @苦労した末に捕獲したジャガーを署長に見せようとするが、こつぜんと行方不明になるジャガー
 @署長をはじめ、警察官たちは誰もジュディの言うことを信用してくれない
 @「お前はウサギだから、大型の肉食はみな、襲ってくるように見えるのだろう」とか言われる
 @一緒に目撃したニックも、キツネだからというだけで証言を信用してもらえない
 @「カワウソ夫は見つからなかったのだから、約束通り辞職しろ」と迫られるジュディ
 @その様子を見かねたニックだけが、唯一ジュディの味方をする

ニック「警察官であるアンタらが誰も協力しないんだ、そりゃコイツだって、キツネの力も借りたくなるさ。辞職するにはまだ早いはずだ。まだ48時間経っていないんだろ、時間内に必ず見つけてやる」



 @信頼関係が強固になっていく二匹
 @ニックには幼少時代、キツネだからという理由で、草食動物たちからいじめられた過去があると判明
 @仲間になれると思っていたのに、仲間にしてもらえなかった悲しみ

ニック「世間がキツネを信用しないなら、こっちだってそういう風に振舞ってやろうって、決めたんだ」



 @捜査を進めるうち、ジャガーは目を離したスキにさらわれていたことが判明
 @さらっていったのはオオカミたち
 @そうか、「夜の遠吠え」とは彼らのことだったのか
 @追跡すると、ある施設に到着
 @そこには、今までに行方不明となっていた肉食動物たち14匹と、カワウソ夫もいた
 @みな野性に戻っていて、理性のかけらもない状態
 @警察はただの行方不明事件だと思っていたが、どうやら違う
 @野性に戻ってしまったことで、秘密裏に捕獲されていたのだと判明
 @しかも彼らを捕獲していたのは、ズートピアの市長(ライオン)だった
 
研究者「野性に戻ったのは肉食ばかりです。はっきりした理由はまだ分かりませんが、肉食のDNAに関係があるかもしれません。この重大な情報を公表しなければいけません」
市長「公表なんかできるわけない。そんなことをしたら、街を恐怖に陥れる。なにしろ市長である私自身、ライオンなのだからな。はやく原因を解明しろ」


◇ミッドポイント(絶好調)
 @この情報を持って、署に戻るジュディ
 @自分の立場を守るため、危険な事実を公表しなかったとして、警察は市長を逮捕
 @市長が「市民のためにやったことだ」と主張しても、ジュディをはじめ、警察は聞く耳持たず
 @行方不明だった肉食たちも保護され、事件は解決したかに見える


◇迫りくる悪い奴ら
 @ライオン市長が逮捕されたため、新市長には、それまで副市長だったヒツジが就任
 @ジュディは捜査協力してくれたニックに感謝し、「あなたは賢いし、警察に向いていると思う。正式に相棒になってほしい」として、警察になるよう申込書を手渡す
 @その信頼を心から喜ぶニック
 @肉食の行方不明事件は解決したものの、彼らがなぜ野性に戻ってしまったのかは、まだ解明されていない


◇全部ダメになる(絶不調)
 @お手柄警察官ジュディの記者会見
 @「彼らはなぜ野性に戻ったと思いますか?」と質問されたジュディ、施設で研究者が言っていた言葉をそのまま発言してしまう

ジュディ「野性に戻ったのは肉食ばかりです。原因は分からないが、もしかするとDNAが関係しているかもしれません。彼らの狂暴な本能がなんらかのきっかけで……どうたらこうたら」

 @それを聞いていたニック、肉食だからというだけでいじめられた過去のことを思い出し、ひどくショックを受ける

ニック「結局……肉食だからという目で見るんだな」
ジュディ「え、なに言ってるの? あなたは彼らとは違うじゃない、あなたは野性に戻ったりしないわよ」
ニック「本当に、本気で、そう思えるか? 俺が野性に戻ったりしないと。俺が、どんな時でも、お前に襲い掛かったりしないと!」

 @ジュディの本心を確かめるため、牙や爪をむき出し、脅しにかかるニック
 @だがやはりジュディもウサギ、その脅しに怯えてしまい、肌身離さず持っていたキツネ撃退スプレーに手をかけてしまう
 @その様子に失望したニックは、ジュディがくれた警察の申込書を捨て、立ち去ってしまう
 @追いかけるジュディだが、二匹は決別することに



 @その後も、次々と肉食が野性に戻る事件が起きる
 @ジュディの発言がもとで、確かな理由も分からないのに肉食を避ける草食が増加
 @街中に偏見が満ち、肉食と草食がいがみ合う世の中になっていく
 @すっかりズートピアは、ズートピアでなくなってしまう


◇心の暗闇
 @ヒツジ新市長はジュディのお手柄を高く評価し、昇進させると言い出す
 @ジュディをヒーローのようにたてまつり、街の顔、警察の顔としてプッシュしようとする新市長
 @だがジュディは、「私はヒーローなんかじゃない。世界をよくしたいと思ったのに、逆に壊してしまった」と言い、警察を辞めてしまう



 @故郷に帰って、実家のニンジン農家を手伝うジュディ
 @「馬鹿な夢だった。罪もない肉食を傷つけてしまった」と後悔してもしきれない様子


◇第2ターニングポイント
 @故郷にて、ギデオンと再会
 @あの意地悪だった心をすっかり入れ替え、優しいキツネとしてパイ焼き職人をしているギデオン 
 @そうなれたのは、ジュディが目を覚ましてくれたおかげ

ギデオン「あの時は本当にすまなかった。俺の自信のなさが、周りへの攻撃になっていたんだ」



 @二人が会話するすぐそばの畑には、あの玉ねぎに似た植物が虫よけとして植えてある
 @その「ナンチャラカンチャラ」という長い名前は呼びにくいから、うちらは「夜の遠吠え」って呼んでるけどね、とギデオン
 @しかもその花を食べると、たとえウサギでも狂暴化する作用があると判明
 @事件の真相に気づいたジュディ、急いでズートピアに戻っていく



 @ニックの元へとやってきたジュディ
 @事件の真相がわかったと説明するも、ニックは素っ気ない
 @また立ち去ろうとするニックに、ひたすら謝るジュディ

ジュディ「私に怒る気持ちわかるわ、私だってこんな自分が嫌い! 無知で、無責任で、偏見を持っていたこと、ほんとにごめんなさい。私のせいで肉食がみんな傷ついた。この過ちを正したいんだけど、そのためにはあなたが必要なの」
ニック「……」
ジュディ「もし、もしやり遂げることができたら……ぐすん、その時は、私と友達をやめてもらって構わないわ……だって、はう、はわっ……あなたのほうがっ、ただっ、正しいんだからぁぁぁぁぁぁうわぁぁぁぁーん!」
ニック「おー、泣け泣け。ウサギ族は泣き虫だからなー、すぐ泣くんだよなー、しょーがねーよなー、ほんとによー」(ハグハグ)
ジュディ「ウエッ、ウワッ、グズッ、うえぇぇぇぇーん、うぇぇぇーん、うぇぇぇぇーん!」(ニックの胸に顔をグリグリ)
ニック「俺のシッポ踏んでるしなー」
ジュディ「ウフフ、フェェーン、ウフッ、グスッ、エヘっ、ウェーン」

 @なんか、イチャイチャしながら仲直りする二匹
 @しかもやたらカワイイ
 @たぶん、何かの期待に応えるシーン

※)セリフは割とテキトーです




つづく



ぐろわ姉妹

実の姉妹が小説を共同制作しています

ぐろわ姉妹
潮八(姉):発動する人
斑丸(妹):調整する人