2017年09月 - さかえのよ

(潮)映画「ファインディング・ニモ」のビート-3

ファインディング・ニモ
09 /25 2017
※映画のネタバレしてます。
※この記事にあるジャンルやビートは、私が「save the cat」という脚本術の本を参考に分けたものです。断定的に書いてはいますが、練習ですので間違っている可能性が十分にあります。ご了承ください。
※ジャンルやビートの説明については、このブログでは特にいたしません。ご自身でご確認ください。
※ジャンル分け記事同様、ビート分け記事も個人的なメモ要素が高いので、意訳になっていたり、映画を見ていないと解らない表記もあると思います。そのへんはもろもろお許しを。
※◇がビートです


*****


◇ミッドポイント(絶好調)
 @確かこの辺でシドニーに到着する二人
 @この街にニモがいるはずだ! わーい!



 @どの辺りだったか忘れたけど、この辺だったかな、マーリンがニモ探しの旅をしてシドニーに向かっていることがニモの耳に入る
 @臆病者だと思っていた父が、サメをやっつけたり、クラゲをやっつけたりしながら勇者のような旅をしていると知るニモ


◇迫りくる敵
 @いよいよダーラにプレゼントされるのが明日に迫り、悲観していたニモだが、父の噂に勇気をもらい、もう一度脱出を試みることに
 @ニモが恐怖を克服して作戦は今度こそ成功、明日には脱出のチャンスがやってくるはず



★道端ノリンゴその6→カモメとペリカン
(メッセージ……人の言うことに耳を貸せ、そして信じろ)
 @その頃マーリンとドリー、カモメの大群に食べられそうになっている
 @ニモの知り合いであるペリカンが助けに入るも、今度はペリカンに食べられるのではとパニックになるマーリン
 @ペリカンの助言を聞く耳持たないマーリン
 @ペリカンが本当にニモの知り合いだと解り、二人はピンチを脱する
 @ペリカンに、ニモの元へ連れて行ってもらうことに



 @歯医者にダーラが登場。ニモは手はず通り、脱出の準備完了


◇全部ダメになる
 @予想していたことと状況が変わり、機転を利かせたニモが死んだふりをする
 @しかし死んだふりが裏目に出て、脱出不可能な状況に追い込まれる
 @そこへ、ペリカンに連れられたマーリンとドリーが到着
 @ニモの姿を見たマーリン、ニモは死んでしまったのだと思い込む
 @マーリンがニモの生死を確認できないまま、歯医者によってペリカンが追い払われる



 @ギルの機転により、なんとか下水溝に脱出できたニモ
 @下水は海へとつながっている、海へ出れば父に会える


◇心の暗闇
 @一方、海ではペリカンもニモは死んだと思い込んでおり、マーリンとドリーは海へ放される
 @海に戻ったマーリンはニモの死に落ち込み、希望をなくす
 @もうニモ探しは終わり。マーリンはドリーに別れを切り出す
 @だがドリーはマーリンと別れたくない
 @「あなたといると、なぜか記憶力が良くなるの」と告白するドリー
 @しかしマーリンは、そんなドリーを置いて去って行ってしまう
 @マーリンを失い、ここがどこなのか、どこへ行くべきなのかなど、何も思い出せなくなるドリー



 @記憶を失い、おどおどしているドリーの元へ、脱出成功したニモが接近
 @ニモの体の模様でマーリンを思い出し、ニモ探ししていたことも思い出すドリー
 @ニモを連れ、マーリンを追いかけるドリー
 @振り返ると、生きているニモの姿が見え、驚愕するマーリン


◇3幕への侵入・選択
 @だが、親子が再会した途端、周囲を泳いでいた魚群(マグロかなんか)ごと、底引き網にさらわれてしまうドリーとニモ
 @ニモは体が小さいので網の目から逃げられるが、ドリーはそうはいかない
 @網の中でマグロたちは大パニック。このままでは船に引き上げられてしまう
 @ぐいぐい上がっていく網



 @ニモは歯医者の水槽の中で得た知識で、マグロたちを助けようとする

ドリー「きゃー、どうなってるの! たすけてー!」
ニモ「みんな、下に向かって泳ぐんだ! そうすれば逃げられるから!」
マーリン「もうだめだ、助からない! にげよう、ニモ!」
ニモ「僕、できるよ!」
マーリン「ニモ!」
ニモ「できるから!」

 @そう振り向いたニモの目はなんだか成長していて、肝試ししてるわけでも無鉄砲なわけでもない
 @マーリンは葛藤の末、ニモの言葉を信じる選択をする
 @ニモを信じ、ニモに任せるマーリン


◆第3幕

◇フィナーレ開始
 @「下に泳げ」という指示を、ニモはマグロたちに叫んで回る
 @マーリンもドリーもニモに従い、マグロたちに「下に泳げ」と伝える
 @パニックだったマグロたちだが、指示が届き始め、みな下に泳ぎ出す
 @マグロたちがいっせいに下に泳ぐと、船は傾き、網は破れ、見事魚たちは脱出に成功
 @船の上では人間たちが、何が起こったのだと驚いている
 @マグロたちもドリーも助かり、親子も再会を果たし、大団円


◇FINイメージ
 @日常生活に戻ったマーリンとニモ
 @マーリンは以前のような臆病者ではなくなっている 
 @サメ3匹もサンゴ礁の仲間になっている
 @ドリーはどうなったっけ? 忘れちゃった。アッハハ!


おしまい



****

【感想】
第3幕が物凄いスピード感で終わっていく。めっちゃ短い。
それほどに、道端ノリンゴに時間が割かれていると思う。



(潮)映画「ファインディング・ニモ」のビート-2

ファインディング・ニモ
09 /24 2017
※映画のネタバレしてます。
※この記事にあるジャンルやビートは、私が「save the cat」という脚本術の本を参考に分けたものです。断定的に書いてはいますが、練習ですので間違っている可能性が十分にあります。ご了承ください。
※ジャンルやビートの説明については、このブログでは特にいたしません。ご自身でご確認ください。
※ジャンル分け記事同様、ビート分け記事も個人的なメモ要素が高いので、意訳になっていたり、映画を見ていないと解らない表記もあると思います。そのへんはもろもろお許しを。
※◇がビートです


*****

で、ここからが、シーン順番の記憶が定かでないです。
Bストーリーはニモ側の話。
マーリンのAストーリーと、ニモのBストーリーが交互に展開されていたと思います。
が、順番が分からないので、適当にまとめちゃいますぜ。

*****

◆第2幕

◇Bストーリー開始
 @人間に捕まったニモは、シドニーにある歯医者さんの水槽へ放される
 @そこには数匹の熱帯魚が先住している
 @うち一匹はニモと同じく、海から捕獲されてきたワイルドなやつ。名をギル。水槽からの脱走をいつも企てている



 @歯医者にはダーラという姪っ子がいるが、ひどい乱暴キャラ
 @ニモは、ダーラの誕生日プレゼントとして贈られることが決定している
 @しかし、以前プレゼントとして贈られた魚は、ダーラの乱暴な扱いで死んでしまった
 @ダーラの手に渡ったら最後、ニモも死んでしまう。その前に脱出しなければならない



 @ギルの作戦に従って危険な脱出方法を試みるニモだが、失敗
 @死にそうな目にあったため、恐怖心というものを覚える


◇お楽しみ開始
※)このビートでは、マーリンとドリーは、色んな魚に道を尋ねながらシドニーへと進んでいきます。
シドニーへの道は説明省略し、道端のリンゴがどんなメッセージだったのかだけを書いていきます。

★道端のリンゴその2→アジの群れ
(メッセージ……もっと余裕を持てよ)
 @道を教えてくれるアジたちだが、ノリが面白半分なので、マーリンが立腹
 @そんな余裕のないマーリンを、おちょくるアジたち
 @先を急ぐマーリンは憤慨。アジたちの話を最後まで聞かず、進んでいってしまう
 @だがドリーはアジたちと意気投合、仲良くなる
 @先を急がないドリーだけが、アジからの道中の注意事項を聞かされることに
 @しかしドリーは健忘症、注意事項をすっかり忘れてしまう



★道端のリンゴその3→クラゲの大群
(メッセージ……ドリーの言うことを信じろ)
 @アジたちに注意された場所に到着
 @注意事項を忘れているドリーだが、「なんとなくこっち行っちゃいけない気がする」と言う
 @しかしマーリンはドリーの言うことなど信用していないため、行っちゃいけない方へ
 @注意事項を守らなかったため、二人はクラゲの大群に巻き込まれることに
 @クラゲの毒からなんとか逃げ切る二人だが、最後の最後で毒にやられ、ドリーは気絶してしまう
 @自分がドリーの話を聞かなかったせいでこうなったのだ、と思ったらしいマーリン



★道端のリンゴその4→ウミガメ
(メッセージ……リラックスして子供を信じるんだ)
 @なんでだか忘れたけど、気絶したマーリン
 @マーリンが目を覚ますと、ウミガメの背中に乗っている。ドリーも、隣のウミガメの背中に横たわっている
 @ドリーを心配して駆け寄るマーリン。だがドリーは目を閉じていただけ
 @マーリンの心配をよそに、子ガメたちと遊びまわるドリー。とりあえずドリーが無事で、一安心のマーリン
 @ウミガメたちは高速道路のような、海流の中を泳いでいる
 @海流の中だけはものすごいスピード。海流から出てしまうと置いていかれてしまうほど
 @なのに親ウミガメは、遊びの延長で、子ガメを海流の外へ放り出す。キケンな遊びに大興奮の子ガメ
 @それを見たマーリン、卒倒。「なんて危ないことを!」
 @ウミガメの子育て方針はのびのびとしていて、基本的に子供たちの力を信じているものだった
 @この辺りだったか忘れたけど、多分この辺で、ドリーがこんなことを言う。「マーリンのやり方じゃ、子供はなんにも体験できないわね」



★道端のリンゴその5→クジラ
(メッセージ……恐怖心に負けず、信じるんだ)
 @道中、クジラに飲み込まれてしまうマーリンとドリー。これまたドリーのせい
 @まだ口の中にいるものの、飲まれてしまえばここで死んでしまうと悲観的なマーリン
 @まったく気にしてないドリー
 @クジラの口の中で大騒ぎしていると、何やら声をかけてくるクジラ
 @ドリーは「アタシ、クジラ語分かるかも! なんとなくだけど!」と豪語し、クジラが喉の奥へ飲み込まれるよう促していると言い出す
 @クジラ語の分からないマーリンは、ドリーの言うことも、クジラの事も信じられない
 @そうこうするうち、二人を飲み込もうとし始めるクジラ
 @飲み込まれるわけにはいかないマーリンは必死で抵抗するが、ドリーは先に喉の奥へ飛び込んでいってしまう
 @ドリーの言い分を信じるのは非常に怖い。だが、クラゲの時に失敗したことを思い出し、意を決して喉の奥へと飛び込むマーリン
 @二人はクジラの鼻から吹き上げられ、脱出に成功する





つづく







(潮)映画「ファインディング・ニモ」のビート-1

ファインディング・ニモ
09 /23 2017
※映画のネタバレしてます。
※この記事にあるジャンルやビートは、私が「save the cat」という脚本術の本を参考に分けたものです。断定的に書いてはいますが、練習ですので間違っている可能性が十分にあります。ご了承ください。
※ジャンルやビートの説明については、このブログでは特にいたしません。ご自身でご確認ください。
※ジャンル分け記事同様、ビート分け記事も個人的なメモ要素が高いので、意訳になっていたり、映画を見ていないと解らない表記もあると思います。そのへんはもろもろお許しを。
※◇がビートです


*****





題: ファインディング・ニモ (原題: Finding Nemo )
ジャンル: 金の羊毛(相棒羊毛)
主人公: マーリン
主人公が倒すべき敵: 魚を捕まえる人間

映画観たんですけど録画したの消しちゃったので、記憶とメモとウキペデを頼りに書きます。
細かいところは書けませんゆえ、駆け足で行くぜ。


*****


◆第1幕

◇OPイメージ
 @マーリンとその嫁さんが、大量の卵を産みつける。幸せ絶頂
 @だが大きな魚がやってきて、嫁さんと卵を食べられてしまう
 @気絶していたマーリンが目を覚ますと、残されていたのはたったひとつの卵だけ
 @その卵をニモと名づけ、大切に育てるマーリン
 @この子だけはもう絶対危ない目には合わせない、と心に誓うマーリン


◇セットアップ
 @人間でいえば小学1年生くらいに成長したニモ
 @毎日、ニモの心配をしまくってきたマーリン
 @クマノミだからというだけでなく、嫁と子供に先立たれたせいで、「臆病すぎるほどの心配性」という欠点があるマーリン
 @初めて学校に行く日も、マーリンはニモの安全を心配しすぎる
 @軽く息子にうざがられるマーリン


◇テーマの提示
 @忘れちゃったけど、恐らくはこの辺でテーマの提示があったと思われる
 @ニモが「もーパパうるさいな、僕は大丈夫だよ! もっと信頼してよ!」みたいなこと言って、マーリンが「ダメだ、お前はまだ子供だ、それにお前の前ヒレは片方が小さいんだ! 安全に気をつけなきゃならないんだ!」みたいなこと言ったような気がする
 @このやり取りがテーマの提示だったんじゃないかなーと思う
 @もし違ったら許されたい


◇セットアップ続き
 @なんとか無事に学校へ連れてくるが、ニモたち生徒はさっさと遠足に行ってしまう
 @向かった先は安全なサンゴ礁が終わる場所、端っこ、崖、つまり危険な場所
 @「初日だというのになんてことだ!」と取り乱したマーリン、慌てて追いかける



 @崖っぷちについた生徒たちは、度胸試しのようなことをしている
 @崖より先の頭上には、人間の乗るボートが一艘浮かんでいる
 @あのボートの底を触りに行けるか? 行けないよー



 @そこへ追いついたマーリン。遠足に連れ出した先生に猛抗議
 @マーリン「こんな危ない所へ来るなんて! ウチの子は連れ帰らせていただきます!」とかなんとか
 @そんな臆病者の父親に、反発心が高まる息子ニモ
 @そんなに心配されなくても自分は大丈夫、ということを示そうとしてか、サンゴ礁の外に出てボートの底へタッチしちゃうニモ
 @「ギャー! なんて危ないことを!! はやくこっちに戻ってきなさい!」と大慌てのマーリン



 @無事にサンゴ礁まで戻ってきたニモ……と思いきや、父の元に着く寸前で、人間のダイバーに捕獲されてしまう
 @ダイバーはそのままボートに乗り込み、ニモを連れたまま出発
 @「ヒィー! ニモー!」とこの世の終わり状態のマーリン
 @ボートを追いかけるしかないマーリン、サンゴ礁の外へと飛び出す



 @サンゴ礁の外で、ボートを見たというドリーと出会うマーリン
 @「こっちへ行ったわ!」とマーリンをボートの向かった方面へ案内するが、すぐに「あんた誰?」とドリー
 @唯一の目撃者と思われるドリーが重度の健忘症と判明
 @健忘症ゆえか、ドリーは臆病さを持たない。恐怖心が欠けている

※)この作品、多分、両手打ちというやつなので、マーリンがドリーによって欠点を克服するだけでなく、ドリーもマーリンによって健忘症という欠点を克服します



★道端のリンゴその1
(メッセージ……肉食魚だから怖がるっていうのは間違ってる。仲良くしようと思えばできるんじゃないの?)
 @ドリーの健忘具合に翻弄されているうちに、サメに遭遇してしまう
 @食べられちゃうかと思いきや、マーリンとドリーはサメに連れられ、サメたちの会合に参加させられる
 @集まったサメ3匹は、魚を食べないことを誓い、他の魚と仲良くなろう、友達になろう、と頑張っている
 @マーリンは恐怖でいっぱいになるが、ドリーはあっけらかん。サメと友達になる
 @しかし空腹絶頂のサメは血の匂いに我を忘れ、マーリンとドリーを襲ってしまう

※)相棒羊毛なので、相棒であるドリーとはこの先も性格が合わず反発しあっていく。
そしてマーリンはドリーを見習わなければならないので、この先もドリーのやり方が正しいという道端のリンゴ(メッセージ)が続く


◇きっかけ
 @なんだか覚えてないけど、多分この辺でダイバーが落とした水中眼鏡を発見したような
 @サメに追われつつも、唯一の手掛かりである水中眼鏡をマーリンがゲットしたような
 @命からがら(と思ってるのはマーリンだけだけど)、サメから逃げきる二人


◇きっかけに対する賛成と反対
 @無鉄砲なドリーのせいで、サメから逃げた後も危ない目にあうマーリン
 @ドリーとはもう関わりたくない、ここに捨てていこう、と思うマーリン
 @だが、ドリーが英語が読めることが発覚


◇2幕への侵入・選択
 @水中眼鏡にはダイバーの住所が英語で書かれていたため、マーリンはドリーをニモ探しの旅へ連れていくことにする
 @ドリーは健忘症なのに、なぜかこの住所だけは覚えることができた



つづく





(潮)またビート記事作成中

◆雑記
09 /22 2017
自作品が金の羊毛方面になったので、以前に観た「ファインディング・ニモ」を駆け足でビート仕分け中です。
なんだかんだで色々観てはいるんだけど、記事にできるようなビート仕分けまではなかなかしておらず萎え萎えだぜ。

あとは、自作品を相棒ジャンルかもと疑ったことがあり、相棒映画である「リーサル・ウェポン」も記事作成中。
これは save the cat でも取り上げられていたし、お手本のビートも本書で見れるので、せっかくだから自分でも書きたいところ。

同時進行で記事書いてたらわけわからんくなってきた。
とりあえず、ニモのほうを先に終わらせようと思う。

テルマ&ルイーズもいつか書きたいが、できるかな。
これも金の羊毛なんだじょ。
でもま、保留。



(潮)作品要素のおさらい

「私のあなた、あなたの渡し」日記
09 /12 2017
◆金の羊毛条件

1:道…
道がある。
その道が、主人公の成長への境界線となっている。
その道は、海、時間などでもいい。
ただ通りを渡るだけでもいい。

2:チーム…
主人公の道案内として必要な、チームや相棒がいる。
彼らは主人公に欠けているもの(スキル、経験、姿勢など)を備えている。

3:ご褒美(※)…
目的となるもの。
帰郷、財宝、権利の獲得など、原始的なものであること。



◆自作品を「金の羊毛」としてジャンルづけした場合、ジャンル条件が満たせるかのチェック

1:道…
ある。
船で旅に出る。
この旅を通して、主人公タットは成長する。

2:チーム…
ビミョー。
ここがおろそかになっていた。
だから金の羊毛に仕立てるのが難しかったと思われる。

3:ご褒美…
ある。
大切な人を殺したやつへの仇討ち。復讐。
それが目的。
復讐=原始的ってことでいいと思う。



◆2つ目の「チーム」について考える

現状でタットと共に旅する仲間は、船員が9人。
とりあえずそれぞれに、「主人公に欠けているスキル、姿勢、もの」を無理やりにでも備えさせてみた。
「主人公に欠けている経験」については、どれが使えるかまだ考え中。

【タットに欠けているスキル等】
1 カンク…他人を助けられる、殺人能力がある、自分の船を持っている。
2 マリア…頭がいい。主に危機管理能力に優れている。
3 ドルク…雑用の神、異常に器用、とにかく優しい。
4 BB…DIYスキルがすごい。船大工。
5 ハイラー…銃や大砲などのエイムスキルがすごい。
6 ゾラン…操舵の達人。どんな荒波もお任せあれ。
7 ロム…小さいけれど力持ち。頑張れば船も持ち上がる。
8 ペポニ…薬草知識マン。必要な薬草さえあれば、どんな薬でも作れる。
9 ゴビ…仇討ちに必要なアイテムの情報を持っている+敏腕コック。腰が抜けるほどうんまい料理を作る。

こんな感じ。
これらがタットにないってことは、逆に言えば、タットはいったい何ができるやつなのかと笑える。

人を助けられないくせに、殺せるわけでもないし、不用心。
雑用ひとつ満足にできず、トンカチ持ってもガバエイムで釘すらロクに打てない。
舵をとったら船を岩にぶつけるわ、めちゃくちゃ非力だわ、あげく毒草を料理に入れてしまう味オンチの仇討ち難民。

うーん、厄介者だな。
save the cat に書いてあったっけ。
金の羊毛の主人公は「つまらない奴」だと。
なにもできないやつって、こういうことか。逆説でこうなるのね。

で。
船員たちの上記スキルを駆使しつつ、タットの仇討ちの旅は進むわけだ。
最終目的である仇討ちを成功させるために、船員のスキルは使われるわけだ。
それはそういう必要性と見せ場を作ればいいのだろう。



◆道端のリンゴについて考える

この作品でタットが学ばなきゃならないことは?
→ゆるすこと

ということはつまり、この作品での「道端のリンゴ」は、タットがゆるしを身に着けるためのメッセージを帯びていなきゃならないはず。
今考えているのは、「道端のリンゴ」を配置するために新キャラを作るよりは、今いる船員たちに「道端のリンゴ」を担当させたらいいんじゃないかなということ。
新キャラではなく、新イベントを作っていったらいいんじゃないかと。

船に乗って旅をするわけだから、それを利用して「ゆるすこと」を盛り込んでみたらどうかなと思う。
たとえば今考えてるのはこんなの。

~船乗りの掟~
・仲間は裏切らない
・仲間のものは盗まない
・船上でケンカしない
・過去の過ちを責めず、今できることをする
・起きたことをぐじぐじ言わず、現状をしっかり見定める
・人のせいにしない
・自分のせいにもしない
・そのうえで最善を尽くす
・もしこれらの掟に反したら、しっかり反省するまでお仕置きとする

「海上では船の同乗者とは運命共同体だから、ケンカご法度!」
なんて理由から、上記のようなルールがあって。
そのルールひとつひとつが、道端のリンゴとしてイベントとなる。
各イベントを担当するのは、各船員。
ルールにいちいち反するタットだが、イベントを通してひとつずつメッセージが送られる。
そんな感じかなー。

えー?
うまくいくかなー。
えー?
どうかしらー。
ウフフー。



※)注
本書では3つ目の条件が「報償」となってるんですが、間違いだと思います。
報償は仕返しと言う意味なので。
英語では prize という単語だったので、「ご褒美」って意味じゃないとおかしいですよね。
恐らく「褒賞」とか「報酬」って書きたかったんじゃないかな。

prize…
(競争などで勝利者に与えられる)賞、ほうび、賞品、賞金、(学校で善行・優秀な成績などに与えられる)賞、優等賞、(くじなどの)景品、懸賞(金)、努力して手に入れる(に値する)もの、貴重なもの)


訂正
金のリンゴって書いちゃってたけど、正しくは道端のリンゴでした。
訂正済み。

(潮)ミスに気づいたと言い張るミスに気づく

「私のあなた、あなたの渡し」日記
09 /12 2017
ひさぶしりです。

以前の記事で、
>タットを主人公にすべくジャンルを「金の羊毛」にしてしまってたが
>私がこの作品で書きたいのはどうやら「人生の岐路」だ
とか言って、ミスったとか言ってましたが。

その発言自体がミスだったんじゃねーか?
と最近思っています。

「人生の岐路」要素は作中に確かにあるけどね。
ジャンルとしては「金の羊毛」に落ち着くのが、やはり一番まとまるような気がしてきている現在です。

人生の岐路で頑張ってみたんだけど。
「金の羊毛」である「ファインディング・ニモ」をこないだ鑑賞して、あー、これが流れとしては近いのかもしれないなーとか思った次第。

ファインディング・ニモって、ニモの父親である主人公マーリンが、ニモ探す旅じゃないすか。
で、マーリンは性格に「臆病である」という難点を抱えている。
でもニモ探しの最中、色んな「臆病にならなくていい」というメッセージに触れることで、ラストはそれらの教訓を生かし、自らの「臆病さ」を克服する。
エンディングは、「臆病じゃなくなっている」という形で終わる。

やっぱりタットを主人公にすると、流れとしてはこれに尽きる気がします。
っていうか、そうなるような土台になってるから、それらを生かすのがいいのかなーとか思っています。
サイモンバーチ(金の羊毛)見た時も、これだと思うって言ってたのに、忘れてたよね。

マーリンがニモ探しの最中に出会う、人々やできごと。
それらは「道端リンゴ」と呼ばれ、必ず主人公の成長につながる「意味」を持っている。
この映画の場合は、「臆病にならなくていい」が一貫したメッセージ。
マーリンの成長につながる「意味」です。

私が今まで作ってきたストーリーの中には、この「道端のリンゴ」がほとんどありませんでした。
脚本術の本には、道端のリンゴは道中にいくつも落ちているって書かれてる。
私の考えていたストーリーの中ではひとつしか落ちておらず、いくつもってわけじゃないから「人生の岐路」のほうがいいのかなと、以前の記事で思ったんだと思います。(忘れた)

意図的に道端のリンゴを増やすことで、この作品を金の羊毛ジャンルとしてまとめることができるのかもしれないと思い、今後の作業でやってみたいと思っています。

次の記事でちょっとおさらいするぜ。

あともうひとつメモ。
以前の記事で書いていた、「カンクの物語にタットの物語をねじこむ」っていうのは、まだ間違ってないと思ってます。
その作業は滞ってません。


ぐろわ姉妹

実の姉妹が小説を共同制作しています

ぐろわ姉妹
潮八(姉):発動する人
斑丸(妹):調整する人