(潮)映画「魔法使いの弟子」のビート-6 - さかえのよ

(潮)映画「魔法使いの弟子」のビート-6

魔法使いの弟子
02 /14 2017
※映画のネタバレしてます。
※この記事にあるジャンルやビートは、私が「save the cat」という脚本術の本を参考に分けたものです。断定的に書いてはいますが、練習ですので間違っている可能性が十分にあります。ご了承ください。
※ジャンルやビートの説明については、このブログでは特にいたしません。ご自身でご確認ください。
※ジャンル分け記事同様、ビート分け記事も個人的なメモ要素が高いので、意訳になっていたり、映画を見ていないと解らない表記もあると思います。そのへんはもろもろお許しを。
※◇がビートです


*****


◇フィナーレ続き
 @ベネットに電話し、「ラボに来て」と助けを要請するデイブ
 @もう指輪を持っていないデイブだが、魔力なしでモルガナを倒すアイデアを思いつく
 @一緒にラボへと向かっていたベッキーを、途中でおいていこうとするデイブ

デイブ「危険だから君を巻き込みたくないんだよ」
ベッキー「もう巻き込まれてるし、あなたが失敗したら世界が滅びるんでしょ。同じことだわ、だから一緒に行く」

 @ベッキーも自分の意思で参加する決意完了



 @ラボでモルガナを倒す準備を始めるデイブ、ベッキー、ベネットの3人
 @ラボにはネックレスが置いてあり、「ベロニカに渡してくれ」というバルサザールの置き手紙が添えられている
 @バルサザールが生きてかえらないつもりだと分かる

ベネット「デイブ、お前が何に関わってるのかは知らない。だが、お前は今、仲間と行動してるんだな!」



 @その頃、公園ではベロニカを復活させるホルバート
 @だが見た目がベロニカなだけで、中身はモルガナ状態
 @ベロニカと会えるのでは…という淡い期待が砕け散った表情のホルバート
 @「もう見たくもないわ!」というモルガナの指示で、彼女が入っていたグリムホールドを壊しにかかるホルバート
 @公園の中央ではモルガナが復活の魔法を唱え、魔法陣を作り始める
 @普通の人には見えないが、魔法陣はビル屋上の衛星アンテナを利用し、上空に作られていく

※補足)
衛星アンテナに魔法をあてると、鏡に太陽をあてた時のような光の筋ができる。
衛星アンテナはあらかじめ向きが変えてあり、ひとつのアンテナにあたった光は、次のビルにあるアンテナへと伸びていく。
そこからまた次のビルにあるアンテナへ……と、光の筋はどんどん伸びていく。
光の筋で魔法陣が描かれるように、衛星アンテナの向きは変えてある様子。



 @ラボから出たベッキーとデイブ
 @ベネットは同行していない。彼には魔法関連の事情を話していないため、どうやらラボに置いてきた
 @ベッキーにあの衛星アンテナのどれでもいいから、向きを変えるよう頼むデイブ
 @デイブは公園、ベッキーはアンテナへ行くことに
 @アンテナへ向かおうとするベッキーを引き止め、質問するデイブ

デイブ「子供の頃のあの質問だけど、答えはどっちだったの? 僕の友達になりたい? それとも彼女? 僕、死んじゃうかもしれないから、教えてほしいんだけど……」
ベッキー「知りたかったら死なないで」



 @公園ではモルガナの魔法陣作成が続いている
 @グリムホールドを焼き払ってしまおうと、炎の中へ投げこむホルバート
 @しかし、それを隠れていたバルサザールがキャッチ
 @二人の乱闘が始まる
 @以前は互角だったが、今は指輪を3つも奪ったホルバートのほうが魔力が強い
 @バルサザールが押されている間に、魔法陣が完成してしまう
 @再生の魔法は世界各地に飛んでいき、モルガナ派の魔法使いたちが生き返り始める



 @バルサザールとホルバートが乱闘してるところに、デイブ登場
 @デイブはプラズマ発生装置を持ってきている
 @装置のスイッチを入れると、プラズマが盗まれた指輪へと流れていき、ホルバートがあっけなく感電する
 @ベッキーのほうもアンテナをずらすことに成功する



 @アンテナの向きが変わったことで魔法陣が消え、魔法を唱えていたモルガナが倒れる
 @その隙にバルサザールが融合魔法を使い、ベロニカの中からモルガナの魂を引きずり出し、自分に吸収する
 @モルガナから解放され、目覚めるベロニカ
 @モルガナを吸収したはいいが、すぐに内側から支配され始めるバルサザール

ベロニカ「バルサザール、あなた何てことを!」
バルサザール「(グリムホールドをデイブに投げ渡し)さぁ、早く私を閉じ込めろ!」
デイブ「そ、そんなことできないよ!」

 @もめてるうちに、モルガナの魂がバルサザールの中から出てきてしまう
 @一人元気なモルガナが、強烈な炎魔法で攻撃してくる
 @それをとっさに受け止めるデイブ
 @指輪がなくても魔法が使えるようになったデイブ、選ばれし弟子として覚醒完了
 @しかしモルガナの次なる一発で、バルサザールとベロニカは後方に吹っ飛ぶ



 @一騎打ちのデイブとモルガナ
 @デイブの放ったプラズマ魔法攻撃がモルガナから外れる
 @モルガナはあざ笑うが、デイブにとってはそれも狙いのうち
 @外れたプラズマ魔法は、公園の電気制御室にぶち当たる
 @モルガナが調子づいてデイブを攻撃しまくる
 @デイブが魔法を受け止め続ける間に、電気制御室からは高電圧の電線が蛇のように、何本もはい出してくる
 @その電線が公園の外灯に入り込み、大放電が起きる
 @外灯の真下にいたモルガナ、感電して魔力を失う
 @とどめとばかりにデイブが連続攻撃して、モルガナが跡形もなく砕け散る



 @やったよ! モルガナを倒した!
 @だがバルサザールはベロニカに看取られ、死んでいる
 @バルサザールの死を受け入れられないデイブ
 @プラズマ魔法を使ってバルサザールの心臓マッサージ開始
 @生き返るバルサザール


◇FINイメージ
 @魔法使いの戦いは終わった
 @バルサザールはデイブから返されたネックレスをベロニカにプレゼント
 @バルサザールとベロニカが晴れて結ばれる
 @ホルバートは知らんうちに、帽子だけ残し消えている(死んだかどうかは明確でない)
 @ベッキーが公園に駆けつけ、デイブとベッキーの恋も実る
 @魔法の鳥に乗って、デートへ飛んでいくデイブとベッキー



おしまい



*****

【感想】
苦労したけど、こんな感じにまとめてみました。
今回はデイブとバルサザール、二人ともが主人公のような気がして、ビート仕訳に悩みました。
なんでこんなに悩んだんだろうって振り返ってみると、思い当たるのは以下の2つのビート。

●ミッドポイント
●すべてを失って

この2つは対になるビートなんだけど、ミッドポイントがデイブ関連、すべてを失ってがバルサザール関連って分かれていました。
ミッドポイントでは、デイブがベッキーといい感じになる。(絶好調担当)
すべてを失ってでは、バルサザールが過去の悲恋を語る。(絶不調担当)
はじめは、過去を語るバルサザールの絶不調さに目がいってしまったので間違えたけど。
でもこのシーンは、バルサザールの話を聞くデイブの気持ちが落ち込む、という意味での絶不調なのだとあとから思いました。
かなり惑わされたけど、こういう組み立て方、やり方もありなんだなぁと学んだ次第。
次は、ちゃんと仕訳完了してから記事にしよう。

けどさ、ポスターからなにから、バルサザールが前面に出すぎなんだよなぁ。
あれにも惑わされた。
あれで主役だと思い込んでしまった。
いかんな!

ストーリー的には、バルサザールよりもデイブのほうがしっかり成長している物語。
スーパーヒーローのお約束通り、「(自分を)信じること」がデイブの成長過程。
もしバルサザールが主人公ってなると、この映画のジャンルはなんなんだろうってなっちゃう。
どれにも当てはまらない気がする。
当てはめるためには、足さなきゃならないものがいっぱいある気がする。
バルサザールにも主役ばりの過去があってそれが物語を深くしていたけれど、この作品上の役割としてはやはり、彼はヒーローを支える脇役なんだと思う。





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