(潮)映画「アナと雪の女王」のビート-2 - さかえのよ

(潮)映画「アナと雪の女王」のビート-2

アナと雪の女王
02 /22 2017
※映画のネタバレしてます。
※この記事にあるジャンルやビートは、私が「save the cat」という脚本術の本を参考に分けたものです。断定的に書いてはいますが、練習ですので間違っている可能性が十分にあります。ご了承ください。
※ジャンルやビートの説明については、このブログでは特にいたしません。ご自身でご確認ください。
※ジャンル分け記事同様、ビート分け記事も個人的なメモ要素が高いので、意訳になっていたり、映画を見ていないと解らない表記もあると思います。そのへんはもろもろお許しを。
※◇がビートです


*****


◆第2幕

◇お楽しみ開始(エルサ側)

英語バージョン


日本語バージョン


 @雪山に逃亡してきたエルサ
 @誰もいなければ、誰のことも怖がる必要がない
 @誰もいなければ、自分に魔力があったって構わない
 @ここにいれば自分らしく生きていけるのだ、とおおはしゃぎ
 @ノリノリで引きこもるための城を建設


※この曲で歌われている let it go とは「さぁ、お行き」に違いないのですが、意味合いとしては「こんな制御は手放してしまおう!」とか「隠してきたものを解き放ってしまおう!」いった具合で使われています。
英語の歌詞ではけっこう直接的に、「私は頑張ってきた、両親からの教えも守ってきた。こんなにこんなに隠してきたのに、結局みんなにバレちゃったじゃない! もういいの、もうシャットアウトよ、もう隠す生きかたなんかやめるわ!」といった調子で歌われています。
日本語バージョンも載せてみましたが、和訳歌詞はこの「投げやりになって引きこもる」シーンにそぐわない前向き感があるとして、賛否両論あるみたいです。
でも制限のある中で作られた歌詞だし、苦労の後がすごく見られるし、まぁ和訳はこうなるのしょうがないよねと個人的には思います。
どっちも好きだよ。



◇お楽しみ開始(アナ側)
 @馬で一人、雪山までやってくるアナ
 @エルサが夏を冬にしてしまったのは自分が怒らせたせいだと、独り言にて再確認
 @災難が次々襲いかかり、馬に逃げられたアナは徒歩で進むことに
 @日用品を売っている山小屋を発見し、冬用の身支度を整えるアナ



◇Bストーリー開始(アナとクリストフのラブストーリー)
 @山小屋にクリストフが登場
 @山暮らしのクリストフには相棒のトナカイがいるが、クリストフはそのトナカイのセリフまで自分で担当しながら会話をしてしまう変人
 @アナはエルサのいる雪山まで案内するよう、クリストフに頼む
 @トナカイのソリで山へ出発する二人



 @クリストフに説明する形で、現在の状況を再確認
 @出会ってすぐの男と婚約したという暴挙を知り、「なにやっちゃってんの?」的に反対するクリストフ
 @「真実の愛だから大丈夫!」と聞く耳持たないアナ
 @意見も考え方も合わない二人
 @クリストフに対し、ハンスとは全然違う嫌な男、という印象を持つアナ



 @オオカミに追われたりしながら、協力し合って窮地を切り抜けるアナとクリストフ
 @クリストフの大事なソリは大破
 @反発しあいながらも、二人でエルサのいる雪山へ進み続ける



 @途中で、生きてる雪だるまオラフ登場
 @エルサが作った雪だるまだとわかるアナ
 @オラフはエルサの城がある場所を知っている
 @オラフは自分が溶けてしまうことも知らず、夏に憧れている



 @暑い夏と寒い冬、二つ合わせたらもっといい
 @エルサの城までオラフの案内開始



 @一方アレンデールでは、ハンスがエルサやアナの代わりになり、国民に対し献身的に働いている
 @その様子にウェーゼルトン公爵が文句をつける
 @自分はアナから任されたのだと、責任感アピールするハンス
 @そこへアナが乗っていったはずの馬が帰ってくる
 @アナを探しに行くから、一緒に来てくれる者はいないかとハンス
 @ウェーゼルトン公爵は、自分の側近二人をその一行に参加させる
 @この機に乗じて、側近にエルサを見つけ出させ、殺させるつもりの公爵



 @エルサの城に向かうアナ、クリストフ、オラフ

クリストフ「どうやって冬を夏に戻すんだ?」
アナ「エルサにお願いする」(エルサが冬にしたんだから、エルサが元に戻せると思っている)
クリストフ「怖くないのか?」
アナ「怖いわけないでしょ」
オラフ「女王は優しくて親切で、心の温かい人だよ」



 @城に到着
 @氷でできた立派な城に感動する、氷切り出し職人のクリストフ
 @氷の城にはアナのみが入っていく



◇ミッドポイント(アナ、エルサ、共に絶好調)
 @城の中でエルサと会うアナ

エルサ「私は一人でここにいる。ここでは一人ぼっちだけど、自分らしくいられるの」
アナ「そんなこと言わないで。私たち本当に仲良しだったよね? あの頃みたいに、昔みたいに戻れない?」
エルサ「(昔の事故を思い出す)いいえ、無理よ。さようならアナ。あなたのことを守りたいの」
アナ「守ってもらわなくて平気。一緒に帰ろうよ」



 @怯えて逃げるエルサを追いかけるアナ
 @生まれて初めてエルサの力になれると信じているアナ
 @アレンデールが魔法で冬になってしまったことを知るエルサ

アナ「エルサなら元に戻せる!」
エルサ「無理よ、やり方を知らない!」
アナ「できるよ、絶対!」
エルサ「無理よ!」
アナ「大丈夫!」

 @自分が人々を大変な目にあわせていることにショックを受けるエルサ
 @自分は愚かだった、自由になったと勘違いしていた、何もコントロールできていなかったと自責まっしぐらなエルサ
 @エルサがパニックになっているのに、お構いなしに「大丈夫だよ!」とぐいぐい来るポジティブアナ
 @アナの強引さに「できないって言ってるでしょう!!」とエルサが叫び、またしても魔法を放ってしまう
 @その魔法が心臓に直撃するアナ

 @魔法をまたアナに当ててしまったことにショックを受けるエルサ

【※一体なにが絶好調なのか】
アナ……自分ならできるとエルサにぐいぐい攻めていく過信っぷりが、絶好調
エルサ……エルサ本人は本意ではないが、魔法の力が絶好調。人を遠ざけたいという思いに応えまくりの魔力



◇迫りくる敵
 @エルサは魔法で雪男を作り出し、そのままアナを城から追い出す
 @アナ、クリストフ、オラフは雪男に追われ、山から追い出される



 @エルサと仲直りできなかった、これからどうしよう、このままじゃ城にも帰れない、とアナ
 @エルサの魔法に当たったせいで、アナの髪色が白く変化し始める
 @「それなら治せる人を知っている」と、クリストフがアナを森へ案内することに



 @雪山の城で一人になったエルサ、なんとか力をコントロールしようと頑張る
 @でも心を落ち着けるのは無理なようで、氷の城が赤く染まっている



 @胸に受けた魔法により、全身が寒くなり始めるアナ
 @クリストフがアナを連れてきたのは、トロールたちのところ
 @トロールたちはクリストフにとって、家族のようなもの
 @トロールたちは、アナをクリストフの彼女だと思い込む
 @彼女じゃないと否定するアナとクリストフ



 
※歌詞抜粋
 @二人とも完璧じゃない、欠点はあっても大丈夫、愛があれば
 @人の性格は変えられないけど、愛さえあれば大丈夫
 @怒りは恐れが判断を狂わせても、愛さえあれば正しい道を選べる
 @真実の愛が目覚めさせる
 @みんな欠点がある、それでいい
 @欠点を補うために必要なのが、真実の愛




 @アナの体調がだいぶ悪くなる

トロール長「エルサの氷のかけらが、アナの心に刺さっている。氷をそのままにしておくと死んでしまう。頭に刺さったのなら簡単に取れるが、凍った心を溶かせるのは真実の愛だけなのだ」
トロール「大好きな人のキスよ」

 @アナをハンスとキスさせるため、急いで城に連れ戻るクリストフ



 @一方ハンス、アナを助け出すため、エルサの引きこもる氷の城にやってきた
 @だが門前で、雪男に阻まれる
 @ハンスたちが雪男と戦っている隙に、公爵の側近二人は城の中へ入り、エルサを追いかけ命を狙う
 @追い詰められたエルサが身を守るため、魔法で側近たちを攻撃する
 @側近たちの命に危険が及んだところで、ハンスが「女王、人を傷つけてはいけません!」と割って入る
 @張りつめていた魔法の力が緩み、気を失うエルサ



 @気づくとアレンデール城の牢屋に入れられ、手錠をかけられているエルサ
 @アナはまだ城に戻ってきていない

エルサ「なぜここに連れてきたの」
ハンス「あのままでは殺されていた」
エルサ「私がここにいては危険なの」
ハンス「夏に戻してくれ、お願いだ」
エルサ「できないのよ」
ハンス「そんな……」
エルサ「「このまま私をあの山に戻して」
ハンス「……できるだけやってみる」



 @一方クリストフは、もうろうとするアナを連れて城へ戻ってくる
 @城の人々にアナを預け、自分は城をあとにするハンス



◇すべてを失って(アナ側・絶不調)
 @城の中では、ハンスがもう一度アナを探しに行こうとしている
 @だが城の人々は、「アナ王女が戻らなかったら、もう頼れるのはハンス様しかいない」と言って止めにかかる
 @そこへアナが戻ってくる
 @ハンスに「早くキスをしてくれ」と迫るアナ

アナ「エルサの魔法で、心が凍りそうなの。それを溶かせるのは真実の愛だけなの」
ハンス「愛する人とのキスか」

 @キスすると見せかけて、してくれないハンス
 @アナを愛してなどいなかったハンス
 @ハンスはアナと結婚し、エルサを殺し、アレンデールを乗っ取るつもりだった
 @今やアレンデールの人々から頼られる身となったハンスにとっては、アナもエルサも死んでくれたほうがいい
 @アナを殺したエルサを倒し、アレンデールのヒーローになるつもりのハンス
 @ハンスは部屋の暖炉を消し、凍えるアナを置き去りにする
 @ハンスの正体を知ってショックのアナ



 @ハンスは城の人々に、アナは自分との結婚を誓ったあと死んだと嘘をつく
 @エルサはやはり化け物、このままではみんな危ない
 @アナを殺したエルサを死刑にすることに
 @死刑のため連れ出されそうになり、牢屋から逃げ出すエルサ



 @城から山に帰っていくクリストフだが、相棒のトナカイに止められる
 @アナのことは好きだが、アナはハンスが好きなため、諦めようとしているクリストフ
 @振り返るとアレンデール上空に雪雲が渦巻き始めていて、大変なことになっている
 @急いで城に戻っていくクリストフ



◇心の暗闇(アナ側)
 @寒い部屋に閉じ込められ瀕死のアナのもとに、オラフが登場
 @暖炉に火をつけ、アナを火のそばまで連れてくるオラフ

オラフ「ハンスはどこ? キスはどうなったの?」
アナ「私、間違ってた。ハンスは運命の人じゃなかった。もう行ってオラフ。ここにいたら溶けちゃうよ」
オラフ「真実の愛でアナを助けるまでここにいる」
アナ「真実の愛がなにかも分からない……」



◇第2ターニングポイント(アナ側)

オラフ「愛っていうのは、自分より人のことを大事に思うことだよ。クリストフがアナをハンスに任せて離れていったみたいにね」
アナ「クリストフが私を好き……?」
オラフ「アナって愛のことほんとに分かってないんだね」
アナ「オラフ、溶け始めてる」
オラフ「アナのためなら溶けてもいいよ」

 @城の窓から、クリストフがこちらへ向かってきているのが見える
 @クリストフにキスしてもらうため、オラフとアナは城から逃げ出すことに
 @だがエルサの魔法でアレンデール城まで凍りつきはじめ、二人の脱走は困難に



つづく








ぐろわ姉妹

実の姉妹が小説を共同制作しています

ぐろわ姉妹
潮八(姉):発動する人
斑丸(妹):調整する人