(潮)映画「ファインディング・ニモ」のビート-1
ファインディング・ニモ
※映画のネタバレしてます。
※この記事にあるジャンルやビートは、私が「save the cat」という脚本術の本を参考に分けたものです。断定的に書いてはいますが、練習ですので間違っている可能性が十分にあります。ご了承ください。
※ジャンルやビートの説明については、このブログでは特にいたしません。ご自身でご確認ください。
※ジャンル分け記事同様、ビート分け記事も個人的なメモ要素が高いので、意訳になっていたり、映画を見ていないと解らない表記もあると思います。そのへんはもろもろお許しを。
※◇がビートです
*****
題: ファインディング・ニモ (原題: Finding Nemo )
ジャンル: 金の羊毛(相棒羊毛)
主人公: マーリン
主人公が倒すべき敵: 魚を捕まえる人間
映画観たんですけど録画したの消しちゃったので、記憶とメモとウキペデを頼りに書きます。
細かいところは書けませんゆえ、駆け足で行くぜ。
*****
◆第1幕
◇OPイメージ
@マーリンとその嫁さんが、大量の卵を産みつける。幸せ絶頂
@だが大きな魚がやってきて、嫁さんと卵を食べられてしまう
@気絶していたマーリンが目を覚ますと、残されていたのはたったひとつの卵だけ
@その卵をニモと名づけ、大切に育てるマーリン
@この子だけはもう絶対危ない目には合わせない、と心に誓うマーリン
◇セットアップ
@人間でいえば小学1年生くらいに成長したニモ
@毎日、ニモの心配をしまくってきたマーリン
@クマノミだからというだけでなく、嫁と子供に先立たれたせいで、「臆病すぎるほどの心配性」という欠点があるマーリン
@初めて学校に行く日も、マーリンはニモの安全を心配しすぎる
@軽く息子にうざがられるマーリン
◇テーマの提示
@忘れちゃったけど、恐らくはこの辺でテーマの提示があったと思われる
@ニモが「もーパパうるさいな、僕は大丈夫だよ! もっと信頼してよ!」みたいなこと言って、マーリンが「ダメだ、お前はまだ子供だ、それにお前の前ヒレは片方が小さいんだ! 安全に気をつけなきゃならないんだ!」みたいなこと言ったような気がする
@このやり取りがテーマの提示だったんじゃないかなーと思う
@もし違ったら許されたい
◇セットアップ続き
@なんとか無事に学校へ連れてくるが、ニモたち生徒はさっさと遠足に行ってしまう
@向かった先は安全なサンゴ礁が終わる場所、端っこ、崖、つまり危険な場所
@「初日だというのになんてことだ!」と取り乱したマーリン、慌てて追いかける
↓
@崖っぷちについた生徒たちは、度胸試しのようなことをしている
@崖より先の頭上には、人間の乗るボートが一艘浮かんでいる
@あのボートの底を触りに行けるか? 行けないよー
↓
@そこへ追いついたマーリン。遠足に連れ出した先生に猛抗議
@マーリン「こんな危ない所へ来るなんて! ウチの子は連れ帰らせていただきます!」とかなんとか
@そんな臆病者の父親に、反発心が高まる息子ニモ
@そんなに心配されなくても自分は大丈夫、ということを示そうとしてか、サンゴ礁の外に出てボートの底へタッチしちゃうニモ
@「ギャー! なんて危ないことを!! はやくこっちに戻ってきなさい!」と大慌てのマーリン
↓
@無事にサンゴ礁まで戻ってきたニモ……と思いきや、父の元に着く寸前で、人間のダイバーに捕獲されてしまう
@ダイバーはそのままボートに乗り込み、ニモを連れたまま出発
@「ヒィー! ニモー!」とこの世の終わり状態のマーリン
@ボートを追いかけるしかないマーリン、サンゴ礁の外へと飛び出す
↓
@サンゴ礁の外で、ボートを見たというドリーと出会うマーリン
@「こっちへ行ったわ!」とマーリンをボートの向かった方面へ案内するが、すぐに「あんた誰?」とドリー
@唯一の目撃者と思われるドリーが重度の健忘症と判明
@健忘症ゆえか、ドリーは臆病さを持たない。恐怖心が欠けている
※)この作品、多分、両手打ちというやつなので、マーリンがドリーによって欠点を克服するだけでなく、ドリーもマーリンによって健忘症という欠点を克服します
↓
★道端のリンゴその1
(メッセージ……肉食魚だから怖がるっていうのは間違ってる。仲良くしようと思えばできるんじゃないの?)
@ドリーの健忘具合に翻弄されているうちに、サメに遭遇してしまう
@食べられちゃうかと思いきや、マーリンとドリーはサメに連れられ、サメたちの会合に参加させられる
@集まったサメ3匹は、魚を食べないことを誓い、他の魚と仲良くなろう、友達になろう、と頑張っている
@マーリンは恐怖でいっぱいになるが、ドリーはあっけらかん。サメと友達になる
@しかし空腹絶頂のサメは血の匂いに我を忘れ、マーリンとドリーを襲ってしまう
※)相棒羊毛なので、相棒であるドリーとはこの先も性格が合わず反発しあっていく。
そしてマーリンはドリーを見習わなければならないので、この先もドリーのやり方が正しいという道端のリンゴ(メッセージ)が続く
◇きっかけ
@なんだか覚えてないけど、多分この辺でダイバーが落とした水中眼鏡を発見したような
@サメに追われつつも、唯一の手掛かりである水中眼鏡をマーリンがゲットしたような
@命からがら(と思ってるのはマーリンだけだけど)、サメから逃げきる二人
◇きっかけに対する賛成と反対
@無鉄砲なドリーのせいで、サメから逃げた後も危ない目にあうマーリン
@ドリーとはもう関わりたくない、ここに捨てていこう、と思うマーリン
@だが、ドリーが英語が読めることが発覚
◇2幕への侵入・選択
@水中眼鏡にはダイバーの住所が英語で書かれていたため、マーリンはドリーをニモ探しの旅へ連れていくことにする
@ドリーは健忘症なのに、なぜかこの住所だけは覚えることができた
つづく
※この記事にあるジャンルやビートは、私が「save the cat」という脚本術の本を参考に分けたものです。断定的に書いてはいますが、練習ですので間違っている可能性が十分にあります。ご了承ください。
※ジャンルやビートの説明については、このブログでは特にいたしません。ご自身でご確認ください。
※ジャンル分け記事同様、ビート分け記事も個人的なメモ要素が高いので、意訳になっていたり、映画を見ていないと解らない表記もあると思います。そのへんはもろもろお許しを。
※◇がビートです
*****
題: ファインディング・ニモ (原題: Finding Nemo )
ジャンル: 金の羊毛(相棒羊毛)
主人公: マーリン
主人公が倒すべき敵: 魚を捕まえる人間
映画観たんですけど録画したの消しちゃったので、記憶とメモとウキペデを頼りに書きます。
細かいところは書けませんゆえ、駆け足で行くぜ。
*****
◆第1幕
◇OPイメージ
@マーリンとその嫁さんが、大量の卵を産みつける。幸せ絶頂
@だが大きな魚がやってきて、嫁さんと卵を食べられてしまう
@気絶していたマーリンが目を覚ますと、残されていたのはたったひとつの卵だけ
@その卵をニモと名づけ、大切に育てるマーリン
@この子だけはもう絶対危ない目には合わせない、と心に誓うマーリン
◇セットアップ
@人間でいえば小学1年生くらいに成長したニモ
@毎日、ニモの心配をしまくってきたマーリン
@クマノミだからというだけでなく、嫁と子供に先立たれたせいで、「臆病すぎるほどの心配性」という欠点があるマーリン
@初めて学校に行く日も、マーリンはニモの安全を心配しすぎる
@軽く息子にうざがられるマーリン
◇テーマの提示
@忘れちゃったけど、恐らくはこの辺でテーマの提示があったと思われる
@ニモが「もーパパうるさいな、僕は大丈夫だよ! もっと信頼してよ!」みたいなこと言って、マーリンが「ダメだ、お前はまだ子供だ、それにお前の前ヒレは片方が小さいんだ! 安全に気をつけなきゃならないんだ!」みたいなこと言ったような気がする
@このやり取りがテーマの提示だったんじゃないかなーと思う
@もし違ったら許されたい
◇セットアップ続き
@なんとか無事に学校へ連れてくるが、ニモたち生徒はさっさと遠足に行ってしまう
@向かった先は安全なサンゴ礁が終わる場所、端っこ、崖、つまり危険な場所
@「初日だというのになんてことだ!」と取り乱したマーリン、慌てて追いかける
↓
@崖っぷちについた生徒たちは、度胸試しのようなことをしている
@崖より先の頭上には、人間の乗るボートが一艘浮かんでいる
@あのボートの底を触りに行けるか? 行けないよー
↓
@そこへ追いついたマーリン。遠足に連れ出した先生に猛抗議
@マーリン「こんな危ない所へ来るなんて! ウチの子は連れ帰らせていただきます!」とかなんとか
@そんな臆病者の父親に、反発心が高まる息子ニモ
@そんなに心配されなくても自分は大丈夫、ということを示そうとしてか、サンゴ礁の外に出てボートの底へタッチしちゃうニモ
@「ギャー! なんて危ないことを!! はやくこっちに戻ってきなさい!」と大慌てのマーリン
↓
@無事にサンゴ礁まで戻ってきたニモ……と思いきや、父の元に着く寸前で、人間のダイバーに捕獲されてしまう
@ダイバーはそのままボートに乗り込み、ニモを連れたまま出発
@「ヒィー! ニモー!」とこの世の終わり状態のマーリン
@ボートを追いかけるしかないマーリン、サンゴ礁の外へと飛び出す
↓
@サンゴ礁の外で、ボートを見たというドリーと出会うマーリン
@「こっちへ行ったわ!」とマーリンをボートの向かった方面へ案内するが、すぐに「あんた誰?」とドリー
@唯一の目撃者と思われるドリーが重度の健忘症と判明
@健忘症ゆえか、ドリーは臆病さを持たない。恐怖心が欠けている
※)この作品、多分、両手打ちというやつなので、マーリンがドリーによって欠点を克服するだけでなく、ドリーもマーリンによって健忘症という欠点を克服します
↓
★道端のリンゴその1
(メッセージ……肉食魚だから怖がるっていうのは間違ってる。仲良くしようと思えばできるんじゃないの?)
@ドリーの健忘具合に翻弄されているうちに、サメに遭遇してしまう
@食べられちゃうかと思いきや、マーリンとドリーはサメに連れられ、サメたちの会合に参加させられる
@集まったサメ3匹は、魚を食べないことを誓い、他の魚と仲良くなろう、友達になろう、と頑張っている
@マーリンは恐怖でいっぱいになるが、ドリーはあっけらかん。サメと友達になる
@しかし空腹絶頂のサメは血の匂いに我を忘れ、マーリンとドリーを襲ってしまう
※)相棒羊毛なので、相棒であるドリーとはこの先も性格が合わず反発しあっていく。
そしてマーリンはドリーを見習わなければならないので、この先もドリーのやり方が正しいという道端のリンゴ(メッセージ)が続く
◇きっかけ
@なんだか覚えてないけど、多分この辺でダイバーが落とした水中眼鏡を発見したような
@サメに追われつつも、唯一の手掛かりである水中眼鏡をマーリンがゲットしたような
@命からがら(と思ってるのはマーリンだけだけど)、サメから逃げきる二人
◇きっかけに対する賛成と反対
@無鉄砲なドリーのせいで、サメから逃げた後も危ない目にあうマーリン
@ドリーとはもう関わりたくない、ここに捨てていこう、と思うマーリン
@だが、ドリーが英語が読めることが発覚
◇2幕への侵入・選択
@水中眼鏡にはダイバーの住所が英語で書かれていたため、マーリンはドリーをニモ探しの旅へ連れていくことにする
@ドリーは健忘症なのに、なぜかこの住所だけは覚えることができた
つづく