(潮)インシデント - さかえのよ
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(潮)インシデント

「私のあなた、あなたの渡し」メモ
10 /24 2017
前回の記事で、セントラルクエスチョンについて書きました。

誤:「タットは仇討ちを成功させることができるのでしょうか?」
正:「タットは慈悲の心を知り白魔法が使えるようになるのでしょうか?」

とかって書いたけど、数日検証してみて思ったのは、「誤だと思ったほうがやっぱり正だったんじゃね?」です。
だってこれ、仇討ちの旅だから!(笑)
馬鹿だね、オイラは!
これは、白魔法が使えるようになるかどうかの旅じゃないんだよ!
なにをトチ狂ったんでしょうか。

一応ね、「白魔法が使えるようになるか?」というセントラルクエスチョンを設定して、その後の流れを検証してみたんですよ。
そしたら当然ながら、お楽しみのビートでは「白魔法を使うための修業」なんかをやることになりそうだと。
そしてクライマックスでは、セントラルクエスチョンの解答を示さなきゃならないわけだから、
「やったー! 使えるようになったー!」ってなったか、
「ダメだった、使えるようにはならなかった…」ってなったか、
とにかく質問に対する答えを出さなきゃならないと。

大事なことなんでもう一度言うが、クライマックスでは白魔法が使えるようになったかどうかの答えを出すことになる、わけだと。

で、思った。
オイラがクライマックスでやりたいの、これじゃないなと。
オイラがやりたいのは、「仇討ちが成功させられたかどうか」の答えを出すことだと。

ははは!
なにやってんだぜ。
いまさらかよ!
見たかっ、これぞ紆余曲折ー!
ってか右往左往ー!
ヾ(o´∀`o)ノ

******

で、話は「インシデント(事件)」ってやつに移る。

インサイティング・インシデント(きっかけとなる事件)
キイ・インシデント(カギとなる事件)

と、2種類あるらしい。
この2つをインサイティング・インシデントとして一つにまとめちゃってる情報もネットにはあるんだけど、私の手元にある本ではどうも明確に分かれているみたいなので、私はこの本にそってやってみようと思います。
私の持っている本はこれだ。



この本によると、こういう違いがあるらしい。
違いはまだ、なんとなくしか分かってませんが…。

インサイティング・インシデント
…あくまできっかけの事件にすぎない。ツカミの事件であり、この事件が起こることで、初めて登場人物が投げ込まれ、ストーリーが動き出す。

キイ・インシデント
…この事件こそが本質であり、これによって本当のストーリーが始まる。

で、だいたいの作品において、キイ・インシデント=第1ターニングポイント(プロットポイント1)、だそうです。
キイ・インシデントによって、ストーリーの核となる、主人公の「ドラマ上の欲求」が明らかになり、ストーリーの全貌が分かるとあります。
また、これはこの本以外で読んだことですが、第1ターニングポイントでは、主人公の「ドラマ上の欲求」が劇的に変化するとありました。
それまでの「ドラマ上の欲求」から、セントラルクエスチョンに通じるような「ドラマ上の欲求」に変化する。
とかなんとか。
また、この二つのインシデントは関連していなきゃならないそうで。

そのへんのしっかりしたことを説明するのは、このブログの目的じゃないので省きます。
今日メモしておきたいことはこれだっ。


【現段階での案】

◆インサイティング・インシデント…タットの妄想内で起きる事件
マスターが死に瀕する場面。
白魔法を使って癒したいがまったく使えない。
結局、治癒させることができず、マスターが死んでしまう。
悲しくて悔しくて。
己の無力さを思い知る。
この妄想をするたび、キーッッって軽い錯乱状態になるタット。

◆セットアップ
マスターのことが大好きなタットは、毎日のようにこの妄想をしてしまう。
現状のタットは白魔法の才能がなく、一番簡単な治癒魔法も使えない。
マスターが死んでしまったらどうしようと、そんなことばかり考えてしまう。
絶対だめだ、それだけは避けなきゃならない、なんとしても。
マスターを守りたい!
ずっとマスターと一緒にいたいから!
そんな思いから、タットは白魔法ではなく、黒魔法とか剣術とか、なにか攻撃的なものの修業を積んでいる。
「オレはマスターを治癒したいなんて思ってません。マスターを治癒しなきゃならない状況なんか、絶対に起こさなきゃいいんです! そうならないよう、お守りしたいんです! そのために、オレは強くなりたいんです!」(このへんが、初期段階での「ドラマ上の欲求」かな)
でもマスターは、タットに対して白魔法の修業をするよう、毎日のようにすすめてくる。
タットには白魔法の才能がある、とマスターは信じているため。
しかしそう思っているのはマスターだけで、他の誰一人、タットが白魔法に向いているようには思えない。
悪い子ではないけれど、乱暴者で、攻撃的で、人に冷たいところがあるため、どう見ても不向きでしょうと。
周囲の人間「まぁマスターのことはめちゃくちゃ慕ってますからねー。マスターからすれば、そこらへんはスンゴクかわいいんでしょうねー。マスターといる時のタットって、なんかもう犬みたいですものねー。その光景はこちらも癒されますー。根は素直で正直でいい子なんですよねー。ただ、気質が…ねー」
ちなみにマスターは高位の白魔法士。白魔法学校の師匠。

◆キイ・インシデント…バルバオーロによって、マスターが殺害される事件
そんな日常を過ごしていると、突然、マスターが殺される事件が発生してしまう。
タットは殺害現場にいなかったのか、いたとしてもバルバオーロに攻撃がまったく通用しなかったのか。
周囲にいた白魔法士たちもマスターを治癒できない状態にある。
とにかく、妄想が現実になってしまうタット。
悔やんでも悔やみきれない。
で、「ドラマ上の欲求」が変化。
「バルバオーロ、ゆるせん! ぶっ殺してやる! 仇討ちだ!」(核となる欲求)

◆セントラルクエスチョン
タットはバルバオーロに仇討ちができるのか?


…とまぁ、こんな状況です。
インサイティング・インシデントとキイ・インシデントの使い方、これであってるんかいな?
まー、いっか。


ところで、白魔法、黒魔法という呼び方は一般的なものじゃなく、ファイナルファンタジーの世界観なのかな?
どうもそうらしいんだが…。
なにか違う呼び方にしようかと思う。







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