(潮)ミッドポイントはどこだったのか - さかえのよ

(潮)ミッドポイントはどこだったのか

「葛飾、最後のピース」メモ
01 /15 2018
葛飾なんたらを読んだ反省点の続き。

当時はハリウッド式の脚本術を知らなかった。
当然、ビートも知らなかった。
だから葛飾なんたらは、ビートがおかしい。
ビートの概念を知ってたらもっと違ったかな?
この作品、ビートが変だからダラけてる、っていうのもあるんじゃないかなと思った。
ビートとして観ると、もろもろのシーン配置がおかしい。
そんな感じだ。

正直、2幕に突入するまでは、まぁ無難にこなせてると思うんだ。
第1ターニングポイントもまぁ、あれでいいや。
問題を感じたのは、2幕。
特にミッドポイント周辺。

ミッドポイントについてメモしておくと。
ミッドポイントとは2幕の前半と後半をわけるポイントで、2幕前半の流れはここで終わる。
2幕前半における起承転結の結になる部分が、ミッドポイントということ。
後半からは、また別の問題(前半よりもっと重要で、物語の核心)が浮上し、その流れが動き出す。

作品のボリュームで言えば、一英編は48話なので、24話がミッドポイントというのが理想。
そこに何が起きてたかというと、一英が勤める会社の倒産。
ミッドポイントという転換点としては、アリなシーンだと思う。
じゃあ何が変だったんだろう???
会社が倒産することで別の流れが動き出す、というのはできるはずなのに。

2幕前半は、ビートでいえばお楽しみというビート。
お楽しみはお約束を果たすビート。
この作品でいえば、区内限定方向音痴の一英が、葛飾区内を迷子になりながら変人スカート男のナビで配達してく、というシーンがそれでいいんだろう。
ここもまぁおかしくないと思える。

ミッドポイントを会社倒産とした場合、絶好調か絶不調でいえば、絶不調だろうなぁ。
ミッドポイントが絶不調の場合、2幕後半からは主人公の巻き返しが描かれるそうな。
じゃあミッドポイント以降、一英の巻き返しが始まったかどうか。

…始まってねぇ。
さらに言えば、会社倒産によって前半と流れが変わった、ってわけでもねぇ。
会社倒産がミッドポイントになってねぇっつうことだ。

じゃあ他に流れが変わったところがあるだろうか。
あるとしたら、ルナに振られるシーンだと思う。
一英編の第36話。
あそこで振られて以降、一英周辺はちょっと変わる。
横浜への流れが断たれ、自分の中のヒーロー気質と向き合わなきゃならなくなるから。

うーん。
猛省するぜ。
今は全48話で、真ん中が24話(倒産)なわけだけど。
もし24話(倒産)からをスタートと考えると、ルナに振られる36話がだいたい真ん中になるわけだよ。

一番初めに考えていた構成はさ、一英の会社が倒産するところが小説のスタートだったんだよね。
そのままにしておけば、なんとなく良かったんじゃない?って思えてきた~~~。
(*´~`*)

なんで倒産スタートをやめてしまったかというと。
入れたいネタと、カレンダーとの戦いがあったからなのだ。
カレンダーに合わせたら、なんか色々日数が足りなくなって、だったら倒産を後回しにすればいいや、ってなったんだと記憶してる。

当初のように、倒産をスタートにして、ルナに振られるところをミッドポイントにして構成すれば、今よりも読みやすくなるかもしれんね。
2幕前半は、会社倒産をルナに隠しつつ、葛飾での配達と、横浜への再転職活動に奮闘。
しかし、努力の甲斐なく、ミッドポイントでルナに振られる。
2幕後半は、ヒーローとしての自分と向き合う展開。

なんか、そんな感じだったら良かったかも。
\(^o^)/
そのうち手直しできればする。




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