- さかえのよ

(潮)映画「チャーリーとチョコレート工場」のビート-おまけ

チャーリーとチョコレート工場
05 /10 2017
今回、胃腸炎やってて暇だったので、原作も読みました。
映画の再現度としては、ウォンカ絡みのストーリー以外は、かなり原作に忠実かと思います。
原作へのリスペクトを感じます。

ちなみに私が読んだのはこちら。



妹もこの話が好きですが、
多分彼女が子供の頃に読んで興奮したというのは、こちらじゃないかな。



二冊の違いのひとつに、登場人物の名前が違うというのがあります。
妹が読んだ昔ながらのほうは、多分、英語をそのままカタカナにした名前。
私が読んだ新訳のほうは、英語が持つ意味合いを大事にして、訳者が日本人向けにつけなおした名前。

オーガスタス・グループ……オーガスタス・ブクブトリー。
ベルーカ・ソルト……イボダラーケ・ショッパー。
バイオレット・ボーレガード……バイオレット・アゴストロング。
マイク・ティーヴィー……マイク・テレヴィスキー。

こんな感じです。

でもアマゾンなどのレビューを読むと、どうせ読むなら妹が好きな旧訳のほうがオススメらしいですよ。
ずっと前に妹から、「チャーリーがチョコレートの包み紙を開けるときの、カサカサ音がたまらないんだよ」という話を聞いていたのですが、私が読んだほうにはそんな感動はなく。
はじめは、私が大人になってから読んだから面白くなかったのかなと思いました。
でも他の方の感想を見ると、そうじゃないみたいですね。
日本語訳の雰囲気がかなり違うみたいです。
あと、挿絵も旧訳のほうがいいらしく。
とにかく旧訳のほうが、断然面白いらしい。
私も、機会があったら旧訳も読んでみようかなと思いました。

あと、新訳で一か所ウーンと思ったのは、あとがきで旧訳の批判をしてたところ。
自分は登場人物名の和訳に力を入れたということが書かれてるんですが、旧訳はそれをしなかったとして、それでは作品の面白さが伝わらない、そもそも訳者は名前の持つ意味に気づいていたのか、みたいなことが書かれてました。
新訳として力を入れるのはいいけど、旧訳の批判は書かないで欲しかったなー。と思いました。
一応は児童書だろうし…ねぇ。

でも私は、名前を日本人向けに付け直したのは、良かったと思いましたよ。
作品の雰囲気や面白さが味わえるし、映画で出てきた、名前絡みの嫌味とかもわかりましたしね。

どっちにしても、作品自体はいい作品です。
名作です。
子供に読み聞かせすれば、名作かどうかがすぐに分かります。
なんかもう、食いつきが違うんだもの。






(潮)映画「チャーリーとチョコレート工場」のビート-3

チャーリーとチョコレート工場
05 /09 2017
※映画のネタバレしてます。
※この記事にあるジャンルやビートは、私が「save the cat」という脚本術の本を参考に分けたものです。断定的に書いてはいますが、練習ですので間違っている可能性が十分にあります。ご了承ください。
※ジャンルやビートの説明については、このブログでは特にいたしません。ご自身でご確認ください。
※ジャンル分け記事同様、ビート分け記事も個人的なメモ要素が高いので、意訳になっていたり、映画を見ていないと解らない表記もあると思います。そのへんはもろもろお許しを。
※◇がビートです


*****


◇ミッドポイント(絶好調)
 @結局、最後まで残ったの子供はチャーリー
 @ウォンカは「おめでとう、実に嬉しいよ! 最初っからこうなるような気がしていたんだよ!」とチャーリーの優勝を歓迎


◇迫りくる悪い奴ら
 @工場の外では、脱落者たちが帰っていく姿
 @それを冷淡に見つめるウォンカ
 @脱落した子供たちはみな、見学に来た時とは見た目が変わってしまっている
 @食欲バカのオーガスタスはチョコまみれ
 @勝利バカのバイオレットは、膨らみはなおったものの紫色のまま
 @物欲バカのベルーカは、くさい生ごみまみれ
 @テレビ見すぎ頭でっかちバカのマイクは、小さい体を無理やり引き延ばしたせいで、ペラペラの薄っぺら
 @でも誰一人、反省しておらず、性格はそのまま



 @チャーリーとジョーじいちゃんを、家まで送り届けるウォンカ
 @自分はもう若くないので、優勝者のチャーリーに工場を丸ごとあげるとウォンカ
 @喜ぶチャーリー
 @ウォンカは初めから、5人の中で一番不愉快じゃない子に工場をあげるつもりだった
 @ウォンカは工場の継承者を探す目的で、招待状をを配ったのだった


◇全部ダメになる(絶不調)
 @ウォンカがうきうきでチャーリーを工場に誘う

ウォンカ「どうだい? すべてを捨てて、僕と工場に住む覚悟はあるかい?」
チャーリー「もちろんあるよ! 家族も一緒に行けるよね!」
ウォンカ「なに言ってんの~、無理だよ! 家族なんかが一緒にいちゃ、工場を運営してはいけないだろ? ショコラティエは誰にも邪魔されず、自由気ままでなきゃ。夢を追う仕事だもん。ほら僕をごらんよ、家族を持たずにきて、大成功した」
チャーリー「じゃあ……あなたと一緒に工場に行ったら、もう二度と家族には会えないの?」
ウォンカ「会えないよ! うれしいことだよね?」(笑顔)
チャーリー「……それなら行かない。なにをもらったって、家族は捨てない。たとえ世界中のチョコをもらっても」
ウォンカ「え……そう……なんだ……すごい不思議……。チ、チョコ以外もあるんだよ?」
チャーリー「せっかくだけど、僕は残るよ」
ウォンカ「(愕然)……うわ……こんなこと……予想してなかった……。でも君がそう言うなら……帰るしかないよね……本当に気が変わったりしない?」
チャーリー「しないよ」

 @予想外にもチャーリーに断られ、しかもその理由が受け入れられず、しんみりと悲しい表情で去っていくウォンカ
 @チャーリーの方も工場を継げるというのは嬉しかっただけに、苦渋の決断をし、悲しそう
 @「きっとなにもかもよくなるわ」とジョージナばあちゃん


◇心の暗闇
 @それ以来、ジョージナばあちゃんの予言通り、チャーリー側は状況が良くなっていく
 @ジョーじいちゃんは動けるようになり、一日中、家の仕事をできるようになった
 @チャーリーの父も新しい仕事が見つかる
 @そのおかげで一家は食べ物に困らなくなり、今までになく幸運な日々を送るようになる



 @だがウォンカ側は最悪の状況になった
 @今までのように天才的なお菓子作りができなくなってしまったウォンカ
 @お菓子作りに情熱が持てなくなって、お菓子作りのことが何も決められない
 @きっと気分が最悪なため、最悪のお菓子しか作れないんだと気づくウォンカ


◇第3幕への侵入・選択
 @チャーリーのもとにやってくるウォンカ

ウォンカ「落ち込んだ時、癒してくれるものって何?」
チャーリー「家族」
ウォンカ「ぐえぇー」
チャーリー「なぜ僕の家族を嫌うの?」
ウォンカ「君の家族だけじゃない。すべてだ。あれをやれ、これをやるなと、うるさいもん。それじゃクリエイティブな発想はできない」
チャーリー「子供を守ろうとして言ってるんだよ、愛してるから。信じないなら、聞いてみなよ」
ウォンカ「聞くって誰に? 父にか? ハハッ! やなこった! ……一人じゃ絶対ヤダ……」
チャーリー「一緒に行こうか?」
ウォンカ「ヘーイ、なんていいアイデアだ! 行こう!」

※)この映画では、チャーリーのほうが精神的に大人で、ウォンカに変化のきっかけを与える役割になっている。これは相棒愛ジャンルではよくあるパターンだそう。たいがい変化するのは主人公のほうで、相棒のほうはそのきっかけを与えるだけ。もし相棒のほうが変化するとしても、それはほんのわずかにとどまるそう。


◆第3幕

◇フィナーレ開始
 @街からずっと遠い、雪原までやってくるチャーリーとウォンカ
 @そこには昔、忽然と消えた、ウォンカの家が建っている
 @「ウォンカ歯科」の看板に怖気づくウォンカだが、チャーリーがチャイムを押す

ウォンカ父「予約してますか?」
チャーリー「いいえ。でも彼が辛そうで……」

 @診察を受けるウォンカ
 @息子とは気づかないまま、どれくらい虫歯があるか、口の中を念入りにチェックするウォンカ父
 @その間、診察室の中を見て回るチャーリー
 @壁には新聞の切り抜きがたくさん飾られている。ウォンカ工場のニュースばかり
 @やはりウォンカの父も親として息子を愛している、陰ながらこうして息子を応援していたのだ



 @歯を見るうち、その形で実の息子だと気づくウォンカ父

ウォンカ父「ウィリーか……」
ウォンカ「パパ」(緊張)
ウォンカ「これほどの年月、デンタルフロスしてないとは……」
ウォンカ「一度もね」

 @おずおずと抱き合う親子
 @それを見つめるチャーリー

※)デンタルフロスの会話、理解しづらい気もするんですが、意味的にはウォンカには一本も虫歯がないということです。フロスしなくていいくらい、きれいってことかな? 日本人の感覚(それとも私の感覚?)では、フロスしてるからこそ虫歯がない、というイメージなのですが。アメリカでは違うのかしら。虫歯になったらフロスをするの?



 @その日、もう一度ウォンカから工場を継ぐ誘いを受けたチャーリーは、ある条件のもとに受け入れたそうな



 @バケツ家の掘っ立て小屋に、仕事から帰ってきたチャーリーとウォンカ
 @家の中は相変わらずのボロ具合だが、祖父母たちもみな寝たきりではなくなっており、食卓に着いている
 @チャーリーの祖父母や両親のことを、好きになっているウォンカ。ハグまでできる
 @ウォンカを交えて豪華な夕食が始まる
 @チャーリーとウォンカはすっかり仕事の相棒になっている


◇FINイメージ
 @こうしてチャーリーはチョコレート工場を勝ち取りましたが、ウォンカはもっといいもの、「家族」を手に入れたのでした
 @このあと彼らがどうなったかって? もちろん、とびっきり甘い人生を、送りましたとさ。めでたしめでたし
 @彼らが楽しく食事をするバケツ家の掘っ立て小屋は、今やウォンカ工場の中、チョコレートの滝がある庭園のようなあの部屋にそのまま移し替えられているのだった(これが工場継承の条件だったのだ)



おしまい





(潮)映画「チャーリーとチョコレート工場」のビート-2

チャーリーとチョコレート工場
05 /08 2017
※映画のネタバレしてます。
※この記事にあるジャンルやビートは、私が「save the cat」という脚本術の本を参考に分けたものです。断定的に書いてはいますが、練習ですので間違っている可能性が十分にあります。ご了承ください。
※ジャンルやビートの説明については、このブログでは特にいたしません。ご自身でご確認ください。
※ジャンル分け記事同様、ビート分け記事も個人的なメモ要素が高いので、意訳になっていたり、映画を見ていないと解らない表記もあると思います。そのへんはもろもろお許しを。
※◇がビートです


*****


◆第2幕

◇お楽しみ開始
 @いよいよ工場見学当日
 @現れたウォンカは空気が読めないっていうか、人嫌いっていうか、自己中っていうか、とにかく何かが欠落した変人だなコイツって感じがプンプンする
 @カンペを読まなければマトモな挨拶もできないウォンカ


◇Bストーリー開始(チャーリーとウォンカの友情ストーリー)
 @さっさと工場見学を始めようとするウォンカに、賞品獲得のため自己アピールするバイオレットやベルーカ
 @だが誰にも興味がないウォンカ
 @興味がないどころか子供嫌いの様子で、意地悪なこともズケズケ言うほど
 @一番いい子であるチャーリーにさえ、「君は単なるラッキーだけでここに来れた子だよね」と言う
 @さらにウォンカは、子供よりも保護者が苦手なようで、「両親」という言葉を言おうとしても口から出ないありさま
 @なんとか「お父さんとお母さん」と口にするが、なんだかキワドイ思い出がフラッシュバックした様子になり、「パパ……」と心がトリップ状態になるウォンカ
 @それを見て「コイツ、絶対やばい」という表情になる参加者たち
 @サッと気を取り直したウォンカ、工場見学を再開


◇お楽しみ続き
 @一行が初めに通された部屋は、まるで庭園のような部屋
 @部屋の奥では溶けたチョコレートが滝になって落ち、それが川となって部屋中を流れている
 @この部屋の中にあるものはすべてお菓子でできていて、草も木も、すべて食べられる
 @「好きに食べていい。楽しんで」とウォンカ、自由行動になる参加者たち


◇Bストーリー続き
 @参加者の一人、ベルーカの父を意味ありげに見つめる不気味なウォンカ


◇お楽しみ続き
 @「はしゃいだりしないように」というウォンカの忠告通り、節度を持って楽しむチャーリー
 @だが、ほかの参加者は暴走し始める
 @特に食いしん坊のオーガスタスが、自分でも止められない勢いで食べまくる



 @そこに、小人のウンパルンパ族が大群で登場
 @ウォンカとウンパルンパ族との出会い話が挟まれる
 @ウォンカの工場で働いていたのは、人間ではなくウンパルンパ族だったと判明



 @その話を聞かずに食べまくっていたオーガスタスは、チョコレートの川から直接チョコレートを飲みはじめる
 @やめるよう忠告するウォンカだが、聞く耳もたないオーガスタスはそのまま川に落ちてしまう
 @そしてチョコを吸い上げる巨大ストローのような機械に吸い込まれ、部屋から連れ出されてしまう
 @歌の好きなウンパルンパ族が、オーガスタスの愚かさをたしなめるような歌を歌う
 @オーガスタスの母親はウンパルンパ族に連れられ、オーガスタスの元へ向かう
 @これにてオーガスタスは脱落


◇Bストーリー続き
 @次の部屋へ行くまでの道中、チャーリーの質問がきっかけで子供時代のことを思い出してしまうウォンカ
 @それは、ずっと思い出さないようにしていた過去の記憶



 @ウォンカは街で一番有名な歯科医の息子だった
 @ウォンカ少年は歯列矯正をしている
 @毎年ハロウィーンでお菓子をもらってくるウォンカ少年だが、父は毎年、虫歯になるからという理由でひとつ残らず暖炉に放り込んでしまう


◇お楽しみ続き
 @工場見学は続く
 @一行が次に案内されたのは、発明室
 @発明室では新しいお菓子が作られているが、どれもまだ欠陥品
 @ウォンカはまだ開発途中のチューインガムをみんなに紹介する
 @それはチューインガムなのに、ディナーのフルコースが楽しめるというもの
 @まだ欠陥品だからやめろとウォンカが忠告するが、バイオレットは聞かず、そのガムを噛み始めてしまう
 @ガムの味がデザートのブルーベリーパイになったところで、バイオレットの体は紫色になり膨らんでいく
 @「だから欠陥品だと言ったじゃないか」とウォンカ



 @オーガスタスの時と同様、ウンパルンパ族の歌が始まり、バイオレットの愚かさを歌い上げる
 @バイオレットは母親に転がされ、ウンパルンパ族の案内で体をもとに戻すため部屋から出ていく
 @これにてバイオレットも工場見学から脱落


◇Bストーリー続き
 @次の部屋へ行くまでの道中、またもやチャーリーの質問がきっかけで子供時代のことを思い出してしまうウォンカ
 @それは、初めてチョコレートを食べた時の記憶



 @暖炉を掃除していたウォンカ少年は、ハロウィーンの夜に捨てられたお菓子がひとつだけ焼け残っているのを発見
 @それはチョコレートだった
 @父の目を盗んで食べてみたところ、チョコレートの虜になってしまう
 @それからというもの、父に隠れ、チョコレートを買いまくって食べる日々
 @いろいろ食べては、その味についてメモを書き溜めていくウォンカ少年
 @いつしか、お菓子屋さんの前でウットリとその仕事ぶりを眺めるようになる


◇お楽しみ続き
 @一行が次に案内されたのは、ナッツ選別室
 @部屋の中では、大量のリスたちがクルミの殻をむいている
 @リスだけがクルミを無傷で取り出せるので働かせているのだ、とウォンカ
 @リスなら殻を叩くだけで、中身がダメになっているかどうかも解る
 @ダメになっているクルミは、殻をむかずにダストシュートに放り込むリスたち



 @ベルーカお嬢様が「このリスが欲しい! パパ買って!」と言い出す
 @娘を甘やかしている父は、頼まれればその望みをなんでも叶えてしまう
 @娘に言われるがまま、ベルーカの父はウォンカからリスを一匹買い取ろうとするが、売り物じゃないと断るウォンカ
 @「リスに近づくと危険だ」というウォンカの忠告を聞かず、買い取れないなら、と自力でリスを捕まえにいくベルーカ
 @だがベルーカはリスたちに取り囲まれ、その中の一匹に頭を叩かれる
 @中身がダメだと判断されたベルーカは、リスたちに担ぎ上げられ、ダストシュートに放り込まれてしまう



 @またもウンパルンパ族が出てきて、ベルーカとその父の愚かさを歌い上げる
 @娘を心配してダストシュートを覗き込んだベルーカの父も、リスに突き落とされゴミ溜めへ落ちていくことに
 @これにてベルーカも脱落


◇Bストーリー続き
 @次の部屋へ行くまでの道中、お菓子が作られる工程を流し見していく一行
 @羊の毛から綿菓子を作っているなど、その工程はまったく現実的ではない

マイク「なんで、この工場にあるものはぜんぶ無意味なんだ?」
チャーリー「チョコに意味なんかいらないよ。だからこそチョコなんだ」
マイク「くだらねぇ。チョコなんか時間の無駄だ」

 @チャーリーの言い分を微笑みながら聞いていたウォンカだが、マイクの言葉がきっかけでまたもや過去のことを思い出してしまう



 @ウォンカ少年はチョコ職人になりたいと言うが、父親に「時間の無駄だ」と猛反対される
 @家出するウォンカ少年、「勝手にしろ、だが帰ってきたとき、ワシはもういないぞ」と父
 @家出と言ってもまだ子供、結局は夜になり家に戻るウォンカ少年
 @だが信じられないことに、父は家ごと、どこかへ消えてしまっていた
 @どうやらそれ以来、父親とは会っていない様子(ちなみにウォンカの母親は映画に一度も出てこない)


◇お楽しみ続き
 @次に見学する部屋はマイクが決めたため、テレビ室に案内される一行
 @この部屋では、実物のチョコレートをテレビ画面の中に送り込むという実験を行っている
 @テレビ画面の中に手を突っ込めば本物のチョコレートが手に入る、という仕組みの実験
 @そんなことは無理だと、科学的、論理的に反論し始める頭脳派のマイク
 @だがウォンカの主張は本当で、テレビ画面の中にチョコレートが送り込まれるのを目の当たりにする一行

マイク「チョコが送れるなら人間も送れるだろう?」
ウォンカ「人間なんか送りたくないよ、おいしくないもん」
マイク「自分が何を発明したか分かってないの? テレポーターだよ? 世界史上初の発明だ! それなのにチョコのことしか頭にないなんて! あんたは天才だっていうけど、バカだ! でも俺は違う!」

 @マイクは転送機の中に自ら飛び込み、自分をテレビ画面に送ってしまう



 @またもウンパルンパ族の歌で、マイクの愚かさが歌い上げられる
 @テレポートの影響で身長15センチほどになってしまうマイク
 @マイクは体を元に戻すため、父とともに、ウンパルンパ族に部屋から連れ出されていく
 @これにてマイクも脱落


つづく




(潮)映画「チャーリーとチョコレート工場」のビート-1

チャーリーとチョコレート工場
05 /07 2017
※映画のネタバレしてます。
※この記事にあるジャンルやビートは、私が「save the cat」という脚本術の本を参考に分けたものです。断定的に書いてはいますが、練習ですので間違っている可能性が十分にあります。ご了承ください。
※ジャンルやビートの説明については、このブログでは特にいたしません。ご自身でご確認ください。
※ジャンル分け記事同様、ビート分け記事も個人的なメモ要素が高いので、意訳になっていたり、映画を見ていないと解らない表記もあると思います。そのへんはもろもろお許しを。
※◇がビートです


*****




題: チャーリーとチョコレート工場(原題: Charlie and the Chocolate Factory )
ジャンル: 相棒愛
主人公: ウィリー・ウォンカとチャーリー
主人公が倒すべき敵: ウィリー・ウォンカの持つ父親像


この映画は、ジャンル判別に迷いました。
というのも、チャーリーとウォンカ、どちらが主人公なのか迷ったからです。
原作の児童書では、主人公はチャーリー。
でも映画化するにあたって、ウォンカのストーリーが追加されている。
恐らく、このウォンカストーリーをやりたかったから映画化したんだろうと思うので、映画自体はウォンカのほうが主人公といえる内容になっています。

save the cat では、主人公の条件としてこのようなものがあります。

1、設定された状況の中で一番葛藤する
2、感情が変化するのに一番時間がかかる
3、楽しんでもらえる客層の幅が一番広い

まぁ、3は置いておくとして。
チャーリーには、1も2も当てはまりません。
1にも2にも当てはまるのはウォンカのほうです。

もしチャーリーが主人公なら、ジャンルは「主人公が変化しないタイプの、おバカさんの勝利かも?」といった感じです。
逆にウォンカが主人公なら、ジャンルは「条件に全部あうし、間違いなく人生の岐路だろう」といったところ。
でもなんか、どっちもしっくりこない。
映画を観ていると、どう見ても二人ともが主人公のような扱いなんです。
色々考えてみたところ、消去法で「相棒愛」かなーとなりました。

相棒愛の条件が、とりあえずは一番合ってるような気がします。

1、何かが欠けている、「不完全な主人公」
  …チャーリーは家族大好きド貧乏、ウォンカは金はあっても家族恐怖症

2、その主人公が人生を完全なものにするために必要な「片割れ」
  …互いが一緒になれば、どちらの問題も解決できる

3、二人を引き離している「複雑な事情」
  …「家族への思い」がまったく違うので、お互いを遠ざける要因になっている

実はティム・バートン監督の映画で、ビート仕分けをやめた作品があります。
仕分け作業するにあたって、やはり迷いが生じたからです。
この人の作る映画って、もしかするとガチガチのハリウッド方式じゃないのかもしれません。
おとぎ話みたいの多いですし。
個人的には好きなんですけど。


***


◆第1幕

◇OPイメージ
 @町はずれの掘っ立て小屋に住んでいる、ド貧乏なチャーリー・バケツ一家


◇セットアップ
 @チャーリーはどこにでもいるごく普通の男の子
 @突出した特技などもなく、家庭はド貧乏
 @だがチャーリーは、世界で一番幸運な子供である
 @チャーリーの家族は、チャーリー、両親、父方の祖父母、母方の祖父母、の計7人
 @その全員が毎日キャベツのスープしか食べられない貧乏っぷり
 @チャーリーの父は歯磨き粉工場で働いているが、給料はよくない



 @祖父の一人、ジョーじいちゃんは昔、ウォンカのお菓子工場で働いていた
 @ジョーじいちゃんの話によると、ウォンカはお菓子作りの天才
 @チョコだけで宮殿を作ったり、溶けないアイスや、味のなくならないガムを発明するなど、ほかのお菓子会社とは一線を画す天才ぶり
 @だがそのうち工場の従業員にスパイが紛れ込むようになり、ウォンカはお菓子作りのレシピを盗まれるようになる
 @あまりにレシピを盗まれたので、ウォンカはある日突然、従業員全員を追い出し工場を閉鎖、製造も停止してしまった



 @もう永久に閉鎖されたかと思われたが、またもある日突然、工場は再稼働する
 @だが、誰かが工場を出入りしている様子はない
 @ウォンカも工場から出てくることはない
 @一体だれが工場でお菓子を製造しているのか、それは誰にも分からない状態となる
 @今のウォンカ工場は、謎の工場なのだ


◇テーマの提示
ジョーじいちゃん「わしゃなんだって差し出すよ、もしもう一度だけあの中に入って、あの不思議な工場を見て回ることができるなら」
ジョージじいちゃん「そりゃあダメだ、不可能じゃ。誰にもな。謎の工場はいつまでも謎のままなんじゃよ」
ジョージナおばあちゃん「この世に不可能なことなんかないのよ、チャーリー」


◇きっかけ
 @突然、ウォンカの工場から、「5人の子供たちを工場に招待します」というニュースが発信される
 @しかもそのうちの一人は豪華賞品がもらえるという
 @工場への招待状はきっかり5枚のみ、ウォンカ工場から発売される板チョコの中に包装されているとのこと
 @この大ニュースを機に、世界中でウォンカの板チョコが完売
 @世界にたった5枚の招待状をめぐり、大騒ぎする人々


◇きっかけに対する賛成と反対
 @招待状を欲しがってワクワクするジョーじいちゃん、同意するチャーリー
 @チャーリーが板チョコをもらえるのは年に一度、誕生日だけ。誕生日は来週

ジョージじいちゃん「チャーリーは1年にたった1枚しか板チョコをもらえないんだぞ、当たるわけがない。当たるのは毎日チョコを食ってるようなやつじゃ」
ジョセフィーヌばあちゃん「チャンスは平等にあるわ」

※)この先、5枚目の招待状が見つかるまで、チャーリーたちは期待(賛成)とがっかり(反対)を何度か繰り返す



 @そうこうするうち、次々と世界のどこかで発見されていく招待状
 @招待状を手にした子供たちが紹介されるたび、「嫌な子だねぇ、いけすかないねぇ」と顔をしかめるチャーリーの祖父母たち
 @招待状を見つけた子供たちは…

1枚目、オーガスタス
 食欲旺盛、毎日チョコばっかり食べている肥満児。
 毎日大量にチョコを食べるので、招待状を手にすることができた。

2枚目、ベルーカ
 親が社長でお金持ち、なんでも欲しがるお嬢様。
 招待状を欲しがる娘のために、父がチョコを買い占め、従業員を使って包み紙をむかせ、招待状をゲットした。



 @ここでチャーリーも誕生日の板チョコをプレゼントしてもらえる
 @あんな嫌な子たちに当たるなら、いい子のチャーリーにだってきっと……そんな思いもあってだろう、家族全員が期待したものの招待状は入っていなかった。ハズレ
 @残念がる家族だが、チャーリーは悔しい顔は見せない
 @心優しいチャーリーは家族が止めるのも聞かず、たった1枚しかない板チョコを家族全員に分け与える
 @ありがたく味わう腹ペコの家族たち



3枚目、バイオレット
 とても野心家の金髪少女。
 色んな選手権に挑戦し、とにかく優勝しまくっている。
 勝利にこだわるタイプで、今はガム噛み記録に挑戦中だが、それを中断し、招待状のために板チョコに切り替えた。
 5人のうち1人だけがもらえるという賞品は必ず自分が手に入れてみせる、と公言している。

4枚目、マイク
 テレビゲーム狂いの荒々しい少年。
 アタリの入ったチョコがどこで売られているかは計算で簡単に割り出せる、バカでも分かる、と偉そう。
 たった1枚板チョコを買っただけで、招待状を手に入れた。
 チョコは嫌い。



 @とうとう、招待状は残り1枚に
 @世間ではチョコレートが飛ぶように売れたため、虫歯になる人が続出
 @そのためチャーリーの父が務める歯磨き粉工場も売り上げが上がり、歯磨き粉生産が機械化されてしまう
 @おかげでチャーリーの父は失業



 @ジョーじいちゃんは、なけなしのヘソクリをチャーリーに託し、板チョコを1枚買ってくるように言う
 @買ってきた板チョコをこっそりと二人で開けるが、やはり招待状は入っていなかった
 @がっかり感のすごいジョーじいちゃん


◇第2幕への侵入・選択
 @とうとう5枚目の招待状が見つかったという噂を聞くチャーリー
 @とぼとぼ歩いていると、道端に紙幣が落ちているのを発見
 @その金を持ってすぐ近くの店に入り、ウォンカの板チョコを買うチャーリー
 @店にあった新聞には、5枚目の招待状が見つかったというのはデマ、と書かれている
 @チャーリーがその場で板チョコを開けると、中から招待状が
 @店にいた客たちが「招待状を売ってくれ!」と群がるが、良識ある店主がそれを止め、チャーリーは招待状を持って急いで帰宅



 @招待状には、工場見学の日付、集合時間などが書いてある。工場見学はなんと明日
 @一人だけ連れてきていいという付添人には、ジョーじいちゃんが立候補 
 @また工場の中に入れると大喜びするジョーじいちゃんだったが、当のチャーリーは「工場見学には行かない。その招待状は買いたがってた人に売るよ。うちに必要なのはチョコよりもお金だもん」と言う
 @家族を思う気持ちからくるチャーリーの正論に、魂抜かれたくらい大人しくなっちゃうジョーじいちゃん
 @だが、そんなチャーリーの正論をたしなめたのは、いつも反対意見ばかり言うジョージじいちゃん

ジョージじいちゃん「金は世の中に山ほどある。だがその招待状は、この広い世界にたった5枚しかない。二度と手に入らんものなのだ。そこらにいくらでもある金のために、それを諦めるのはバカだ。お前はそのバカなのか?」
チャーリー「……違います」
ジョージじいちゃん「だったらチョコレート工場に行ってこい!」
チャーリー(嬉しそうに笑う。本当は行きたかったんだね、チャーリー)






つづく




(潮)胃腸炎から復活

◆雑記
05 /02 2017
胃腸炎長かったよ。
脱水になって点滴してもらったよ。
点滴の看護師さんがヘタクソだったよ。
ベテラン看護師からなんだか指導を受けていたよ。
でもこっちはヘロヘロだから文句なんかひとつもないよ。
そんなもん一個も出ないよ。
助けてもらえりゃそれでいいよ。
他人に針をさせる時点で、あなたは偉い。
あたしゃ他人にも自分にも針なんかさせないよ。
そりゃ痛かったし、でっかい青タンもできたよ。
貼ってくれた絆創膏も傷口からズレてたよ。
でも4月だから仕方ないんだよ。
どこもかしこも新人ばっかだよ。
みんな最初は新人だよ。
いくつになっても新人の延長だよ。
だからいいんだよ、数をこなさなきゃうまくもならないよ。
いいんだよ、君は私を練習台にしてうまくなってゆけば。
おかげで私も元気になったし、なんかもうGWだし。



●今ビート仕分けしてるのは、チャーリーとチョコレート工場
書きあがったらアップ予定です。

●さっき読み返したら、ズートピアに「Bストーリー開始」を書き忘れていたことに気づいたので、修正
ズートピアのメインストーリーは「犯罪捜査」で、Bストーリーが「ジュディとニックの友情」です。



(潮)勝手につけたビート名一覧

雑感
05 /02 2017
和訳のビート名で誤解しちゃった経緯から、いくつかのビート名を自分なりに変えて使っています。
一応それらを、この記事にまとめて表記しておこうと思います。
※「第1・第2ターニングポイント」についても変更しました。次回記事からはこの表記になります。
※また変更点あれば、この記事を変更していきます。

*****


【自分流ビート名】
1 OPイメージ
2 セットアップ
3 テーマの提示
4 きっかけ
5 きっかけに対する賛成と反対
6 第2幕への侵入・選択
7 Bストーリー
8 お楽しみ
9 ミッドポイント
10 迫りくる悪い奴ら
11 全部ダメになる
12 心の暗闇
13 第3幕への侵入・選択
14 フィナーレ
15 FINイメージ


【英語版ビート名】
1 Opening Image
2 Set-up
3 Theme Stated
4 Catalyst
5 Debate
6 Brake into Two (Choosing Act Two)
7 B-story
8 The Promise of the Premise
9 Midpoint
10 Bad Guys close in
11 All is Lost
12 Dark night of the Soul
13 Brake into Three (Choosing Act Three)
14 Finale
15 Final Image


【本書の和訳版ビート名】
1 オープニングイメージ
2 セットアップ
3 テーマの提示
4 きっかけ
5 悩みのとき
6 第1ターニングポイント
7 サブプロット
8 お楽しみ
9 ミッドポイント
10 迫りくる悪い奴ら
11 すべてを失って
12 心の暗闇
13 第2ターニングポイント
14 フィナーレ
15 ファイナルイメージ


(潮)絶賛胃腸炎中

◆雑記
04 /25 2017
家族が胃腸炎になり一週間かかってやっと治ったと思ったら、今度はこっちがうつってるっていう。
いま、そんな状態ざんす。
私のお腹、あと数日は治らない予想。ははは。

さて、そんな中でも映画を一本見てやったぜ、コンチクショー
(^o^)/

見たのは、チャーリーとチョコレート工場の秘密だ。
ジョニーデップのやつだ。
原作の児童書もついでに読んでやった。

元気になったら、ビート仕分けできたらいいなと思ってる。
ははは。

(潮)映画「ズートピア」のビート-3

ズートピア
04 /14 2017
※映画のネタバレしてます。
※この記事にあるジャンルやビートは、私が「save the cat」という脚本術の本を参考に分けたものです。断定的に書いてはいますが、練習ですので間違っている可能性が十分にあります。ご了承ください。
※ジャンルやビートの説明については、このブログでは特にいたしません。ご自身でご確認ください。
※ジャンル分け記事同様、ビート分け記事も個人的なメモ要素が高いので、意訳になっていたり、映画を見ていないと解らない表記もあると思います。そのへんはもろもろお許しを。
※◇がビートです


*****


◆第3幕

◇フィナーレ
 @ジュディは実家のトラクターでニックの元へやってきていたので、それに乗って捜査再始動する二匹
 @トラクターの座席にあったブルーベリーを頬張るニック、いくつかポケットにも頂く



 @ナンチャラカンチャラの球根を盗んだイタチを発見
 @イタチがナンチャラカンチャラを売った先がわかる
 @買い取ったのはダグという名のヒツジ
 @ダグはナンチャラカンチャラを栽培して、花から有毒物質を採取、それを込めた弾丸を作っている
 @野性が戻った肉食動物たちはみな、その弾丸で撃たれていたと判明



 @ジュディとニックは、証拠品である弾丸と銃を、署に持ち帰ることに
 @敵に追われながらも、命からがら署に向かう二匹
 @その道すがら、ヒツジの新市長が登場

新市長「ジュディ! ご苦労様、本当に素晴らしい働きだったわ! その証拠品は私が運びますよ!」
ジュディ「あぁ、ありがとうございます! ……って、何かがおかしいわ。なんで私たちがここにいるって知ってるの……?」

 @よく見れば、ダグの追手はみなヒツジ
 @新市長こそがこの事件の黒幕だと分かり、弾丸と銃を渡さずに逃げ出すジュディとニック
 @ヒツジたちに追われるうち、ジュディが足にけがをし逃げられなくなる

ジュディ「私はもうだめ、証拠品を持ってニックだけ逃げて!」
ニック「そんなことできるか!」
ジュディ「でも、どうすればいいの!」
ニック「いい方法を考えるから……」



 @ジュディとニックは追い詰められ、証拠品も新市長に奪われる
 @新市長は、ニックに向けて証拠品の銃を発砲
 @ナンチャラカンチャラの毒により、野性が戻るニック
 @逃げ場のない狭いスペースで、狂暴化したニックに追われるジュディ
 @新市長は自ら警察に電話し、ニックがジュディを襲っていると通報



 @証拠品を取り返した新市長、ジュディとニックの攻防を眺めながら、得意げに自らの犯行をすべて語りだす
 @新市長は、肉食が偉そうにしているのが気に入らなかった。数では草食のほうが遥かに肉食を上回っているのだから、草食が恐怖の名のもとに団結すれば、肉食も偉そうにはできなくなるだろうと企んだ
 @新市長の告白後、とうとうニックがジュディの喉元に噛みつく



 @だがそれは、ニックとジュディの演技だった
 @ニックが撃たれたのは弾丸ではなく、あらかじめすり替えておいたブルーベリー(色、形ともに弾丸とそっくり)
 @新市長の犯行告白も、しっかり録音済みのジュディ
 @二匹にまんまと騙された新市長、駆けつけた警察にそのまま逮捕される



 @新市長だったヒツジは監獄へ
 @市長は無実だったライオンに戻る
 @ライオンはただただ、市民の安全だけを考えていただけだった
 @ナンチャラカンチャラの解毒剤により、野性が戻った肉食動物たちも、みな回復


◇FINイメージ
 @ズートピアのよく晴れた公園で、仲良くサッカーをして遊んでいる肉食と草食の子供たち


◇フィナーレ続き
ジュディ「私はズートピアを理想郷だと思っていた。みんな仲良く、誰でも何にでもなれると。でも現実はもっと複雑だし、厳しい。誰にでも限界はあるし、間違いも犯す。でもだからこそ、共感しあえる。互いを理解しようとすれば、もっとみんなが輝けるはず。でもそのためには努力が必要です。より良い世界のために、努力をしましょう。世の中を変えるには、まずあなたから。そして私から。すべての動物から!」



 @ニックは見事、キツネ第一号の警察官になる
 @ジュディとニックは本当に相棒となる
 @相棒としての初仕事の途中、ニックは「ずる賢いウサギだな」、ジュディは「マヌケなキツネね」と、互いを呼び合う
 @物語の最初では、キツネがずる賢くウサギがマヌケという図式だったが、フィナーレでは逆転している

ニック「お前、自分が俺のこと好きだってわかってんの?」
ジュディ「私が? わかってるかって? ええ、もちろん。わかってますよ」




おしまい



*********
【感想】
今回は、省いたり隠してもビート仕分けには支障ないかなと思うシーンは、書きませんでした。
でも作業してて解るのは、省いても支障のないシーンこそが、映画を面白くしてるってことです。
それがあるから味が出るっていうか、あのシーン面白かったとか、あのキャラ印象に残ってるとか、余韻になるし思い出に残る。

ちなみに最後の二人のセリフ。
直訳してみました。
ジュディが記者会見するとき、「記者に質問されたら、質問返しをして、それに自分で答えるといい。そうすると賢く見えるから」ってニックがアドバイスしてたんです。
このシーンでは、その時のアドバイスを伏線にしてて面白いと思ったし、簡単な英語だったのであえて直訳してみました。

あーあと、歌姫ガゼルがシャキーラ、曲を作ったのがシーアだっていうのは、個人的にぶほっってなった。
ガゼル、やたらお尻プリプリさせてるなと思ってたんだよ。

はい、シャキーラ


こっちは和訳付き





(潮)映画「ズートピア」のビート-2

ズートピア
04 /13 2017
※映画のネタバレしてます。
※この記事にあるジャンルやビートは、私が「save the cat」という脚本術の本を参考に分けたものです。断定的に書いてはいますが、練習ですので間違っている可能性が十分にあります。ご了承ください。
※ジャンルやビートの説明については、このブログでは特にいたしません。ご自身でご確認ください。
※ジャンル分け記事同様、ビート分け記事も個人的なメモ要素が高いので、意訳になっていたり、映画を見ていないと解らない表記もあると思います。そのへんはもろもろお許しを。
※◇がビートです


*****
(2017/5/2 修正: 「Bストーリー開始」を書き忘れてました)


◆第2幕

◇おたのしみ開始
◇Bストーリー開始(ジュディとニックの友情ストーリー)
 @ジュディとニックの協力捜査が始まる
 @ただし、お互いにまだ心を許しておらず、いがみあいながらの捜査
 @カワウソ夫の行方を追ううち、カワウソ夫の「野性」が戻ったことが判明
 @「野性」が戻るということは、理性をなくし、大昔のように四つ足で歩き、本能で行動し始めるということ
 @他者に牙をむき、襲い掛かることもある



 @カワウソ夫は「夜の遠吠え」と連呼していた
 @ジュディたちの目の前でそんな証言をしていたジャガーが、いきなり野性に戻ってしまう
 @ジャガーに襲われるジュディとニック
 @互いに助け合いながら逃げ回ることで、徐々に信頼関係が生まれる二匹



 @苦労した末に捕獲したジャガーを署長に見せようとするが、こつぜんと行方不明になるジャガー
 @署長をはじめ、警察官たちは誰もジュディの言うことを信用してくれない
 @「お前はウサギだから、大型の肉食はみな、襲ってくるように見えるのだろう」とか言われる
 @一緒に目撃したニックも、キツネだからというだけで証言を信用してもらえない
 @「カワウソ夫は見つからなかったのだから、約束通り辞職しろ」と迫られるジュディ
 @その様子を見かねたニックだけが、唯一ジュディの味方をする

ニック「警察官であるアンタらが誰も協力しないんだ、そりゃコイツだって、キツネの力も借りたくなるさ。辞職するにはまだ早いはずだ。まだ48時間経っていないんだろ、時間内に必ず見つけてやる」



 @信頼関係が強固になっていく二匹
 @ニックには幼少時代、キツネだからという理由で、草食動物たちからいじめられた過去があると判明
 @仲間になれると思っていたのに、仲間にしてもらえなかった悲しみ

ニック「世間がキツネを信用しないなら、こっちだってそういう風に振舞ってやろうって、決めたんだ」



 @捜査を進めるうち、ジャガーは目を離したスキにさらわれていたことが判明
 @さらっていったのはオオカミたち
 @そうか、「夜の遠吠え」とは彼らのことだったのか
 @追跡すると、ある施設に到着
 @そこには、今までに行方不明となっていた肉食動物たち14匹と、カワウソ夫もいた
 @みな野性に戻っていて、理性のかけらもない状態
 @警察はただの行方不明事件だと思っていたが、どうやら違う
 @野性に戻ってしまったことで、秘密裏に捕獲されていたのだと判明
 @しかも彼らを捕獲していたのは、ズートピアの市長(ライオン)だった
 
研究者「野性に戻ったのは肉食ばかりです。はっきりした理由はまだ分かりませんが、肉食のDNAに関係があるかもしれません。この重大な情報を公表しなければいけません」
市長「公表なんかできるわけない。そんなことをしたら、街を恐怖に陥れる。なにしろ市長である私自身、ライオンなのだからな。はやく原因を解明しろ」


◇ミッドポイント(絶好調)
 @この情報を持って、署に戻るジュディ
 @自分の立場を守るため、危険な事実を公表しなかったとして、警察は市長を逮捕
 @市長が「市民のためにやったことだ」と主張しても、ジュディをはじめ、警察は聞く耳持たず
 @行方不明だった肉食たちも保護され、事件は解決したかに見える


◇迫りくる悪い奴ら
 @ライオン市長が逮捕されたため、新市長には、それまで副市長だったヒツジが就任
 @ジュディは捜査協力してくれたニックに感謝し、「あなたは賢いし、警察に向いていると思う。正式に相棒になってほしい」として、警察になるよう申込書を手渡す
 @その信頼を心から喜ぶニック
 @肉食の行方不明事件は解決したものの、彼らがなぜ野性に戻ってしまったのかは、まだ解明されていない


◇全部ダメになる(絶不調)
 @お手柄警察官ジュディの記者会見
 @「彼らはなぜ野性に戻ったと思いますか?」と質問されたジュディ、施設で研究者が言っていた言葉をそのまま発言してしまう

ジュディ「野性に戻ったのは肉食ばかりです。原因は分からないが、もしかするとDNAが関係しているかもしれません。彼らの狂暴な本能がなんらかのきっかけで……どうたらこうたら」

 @それを聞いていたニック、肉食だからというだけでいじめられた過去のことを思い出し、ひどくショックを受ける

ニック「結局……肉食だからという目で見るんだな」
ジュディ「え、なに言ってるの? あなたは彼らとは違うじゃない、あなたは野性に戻ったりしないわよ」
ニック「本当に、本気で、そう思えるか? 俺が野性に戻ったりしないと。俺が、どんな時でも、お前に襲い掛かったりしないと!」

 @ジュディの本心を確かめるため、牙や爪をむき出し、脅しにかかるニック
 @だがやはりジュディもウサギ、その脅しに怯えてしまい、肌身離さず持っていたキツネ撃退スプレーに手をかけてしまう
 @その様子に失望したニックは、ジュディがくれた警察の申込書を捨て、立ち去ってしまう
 @追いかけるジュディだが、二匹は決別することに



 @その後も、次々と肉食が野性に戻る事件が起きる
 @ジュディの発言がもとで、確かな理由も分からないのに肉食を避ける草食が増加
 @街中に偏見が満ち、肉食と草食がいがみ合う世の中になっていく
 @すっかりズートピアは、ズートピアでなくなってしまう


◇心の暗闇
 @ヒツジ新市長はジュディのお手柄を高く評価し、昇進させると言い出す
 @ジュディをヒーローのようにたてまつり、街の顔、警察の顔としてプッシュしようとする新市長
 @だがジュディは、「私はヒーローなんかじゃない。世界をよくしたいと思ったのに、逆に壊してしまった」と言い、警察を辞めてしまう



 @故郷に帰って、実家のニンジン農家を手伝うジュディ
 @「馬鹿な夢だった。罪もない肉食を傷つけてしまった」と後悔してもしきれない様子


◇第2ターニングポイント
 @故郷にて、ギデオンと再会
 @あの意地悪だった心をすっかり入れ替え、優しいキツネとしてパイ焼き職人をしているギデオン 
 @そうなれたのは、ジュディが目を覚ましてくれたおかげ

ギデオン「あの時は本当にすまなかった。俺の自信のなさが、周りへの攻撃になっていたんだ」



 @二人が会話するすぐそばの畑には、あの玉ねぎに似た植物が虫よけとして植えてある
 @その「ナンチャラカンチャラ」という長い名前は呼びにくいから、うちらは「夜の遠吠え」って呼んでるけどね、とギデオン
 @しかもその花を食べると、たとえウサギでも狂暴化する作用があると判明
 @事件の真相に気づいたジュディ、急いでズートピアに戻っていく



 @ニックの元へとやってきたジュディ
 @事件の真相がわかったと説明するも、ニックは素っ気ない
 @また立ち去ろうとするニックに、ひたすら謝るジュディ

ジュディ「私に怒る気持ちわかるわ、私だってこんな自分が嫌い! 無知で、無責任で、偏見を持っていたこと、ほんとにごめんなさい。私のせいで肉食がみんな傷ついた。この過ちを正したいんだけど、そのためにはあなたが必要なの」
ニック「……」
ジュディ「もし、もしやり遂げることができたら……ぐすん、その時は、私と友達をやめてもらって構わないわ……だって、はう、はわっ……あなたのほうがっ、ただっ、正しいんだからぁぁぁぁぁぁうわぁぁぁぁーん!」
ニック「おー、泣け泣け。ウサギ族は泣き虫だからなー、すぐ泣くんだよなー、しょーがねーよなー、ほんとによー」(ハグハグ)
ジュディ「ウエッ、ウワッ、グズッ、うえぇぇぇぇーん、うぇぇぇーん、うぇぇぇぇーん!」(ニックの胸に顔をグリグリ)
ニック「俺のシッポ踏んでるしなー」
ジュディ「ウフフ、フェェーン、ウフッ、グスッ、エヘっ、ウェーン」

 @なんか、イチャイチャしながら仲直りする二匹
 @しかもやたらカワイイ
 @たぶん、何かの期待に応えるシーン

※)セリフは割とテキトーです




つづく



(潮)映画「ズートピア」のビート-1

ズートピア
04 /12 2017
※映画のネタバレしてます。
※この記事にあるジャンルやビートは、私が「save the cat」という脚本術の本を参考に分けたものです。断定的に書いてはいますが、練習ですので間違っている可能性が十分にあります。ご了承ください。
※ジャンルやビートの説明については、このブログでは特にいたしません。ご自身でご確認ください。
※ジャンル分け記事同様、ビート分け記事も個人的なメモ要素が高いので、意訳になっていたり、映画を見ていないと解らない表記もあると思います。そのへんはもろもろお許しを。
※◇がビートです


*****




題: ズートピア (原題: Zootopia )
ジャンル: 相棒愛(職業相棒)
主人公: ジュディ(ウサギ)
主人公が倒すべき敵: 事件の黒幕


◆第1幕

◇OPイメージ
 @弱肉強食の自然界
 @薄暗い森の中、肉食動物に追われる草食動物の様子
 @それは現実世界同様の動物の姿で、四つ足で歩き、服なども着ていない


◇セットアップ
 @大昔、肉食は本能のままに草食を襲い、草食は肉食を恐れていた
 @恐怖、裏切り、血への餓えが彼らを支配し、その頃の世界は肉食と草食、真っ二つに分かれていた
 @だが進化するとともに両者は共存
 @今は草食にも社会進出のチャンスがあり、肉食も孤独ではなくなった
 @現代にはズートピアという街がある
 @そこは平和の名のもとに肉食と草食が共存し、「誰もが何にでもなれる」と宣言された夢の街
 @幼少期のジュディはズートピアに憧れ、こう言い張る

ジュディ「私はより良い世界を作るため、警察になる!」


◇テーマの提示その1
ギデオン「ウサギが警察? なれるわけないだろ、バ~カ」
ジュディの両親「今まで警察になったウサギはいないぞ。警察よりも安全な職のほうがいいんじゃないか?」
ジュディ「私は挑戦したいの! 私がウサギ警察の第一号になる!」



 @草食の子供たちをおどし、物を奪い取る子ギツネのギデオン
 @その現場に駆けつけるジュディ
 @ギデオンに突き飛ばされるジュディ。肉食動物の暴力には勝てない

ギデオン「オレはキツネだぞ、昔は草食動物を食ってた、その本能はDNAに残ってるんだぜ! ウサギが警察になんてなれるわけない、お前は何にもなれないんだよ!」

※)この映画には、「誰もが何にでもなれる」「お前は何にもなれない」などのセリフが頻繁に出てきます。恐らくこれがテーマ。


◇セットアップ続き
 @大人になったジュディは、警察学校に入学
 @ズートピアには、砂漠、極寒、湿地など、7つのエリアがあると勉強
 @ジュディは小さい、弱いなど、ウサギならではのハンデを、すばしっこい、身軽といった、ウサギならではの能力で克服し、警察学校を首席で卒業
 @初のウサギ警察官として、ズートピアの中心部に配属となる
 @ズートピア副市長(ヒツジ)には、「あなたは小動物の誇りよ」とほめたたえられる


◇テーマの提示その2
 @いよいよズートピアへ引っ越しの日
 @駅まで見送りに来た両親は、「お前は自慢の娘だ、でも不安だ」とハラハラ
 @肉食動物の中でも、特にキツネに気をつけるよう両親が忠告
 @キツネ撃退スプレーなど、撃退グッズをたんまり持たせて送り出す

※)特に説明されているわけではないが、食物連鎖のピラミッドの図式通り、この世界でもウサギにとってキツネは天敵と思われる。そして、その天敵と関係を持ち、「気をつけなければならない」ことをここでは提示している。これもテーマ。


◇テーマの提示その3
 @歌姫ガゼルの曲とともに7つのエリアを列車で走り抜け、ジュディは希望とともに終点(ズートピア中心部)へ着く
 @ガゼルの曲には、「きっと色んなミスをするだろうが、私は負けない」「何度も立ち上がる」「すべてにトライする」といった歌詞が並ぶ

※)曲の歌詞が示すことは、これからジュディが体験し、学んでいかなければならないこと。これもテーマ。


◇セットアップ続き
 @新居となる小汚いアパートにも大満足のジュディ
 @翌日、意気揚々と初出勤
 @両親の渡してくれたキツネ撃退スプレーも、一応は持っていくことに
 @だが初日から最悪のスタート
 @小さなウサギ警察官はかなりの場違いで、警察官はみな肉食や、大型草食ばかり
 @署長をはじめ、誰からもまともに相手にされないジュディ



 @ズートピアでは現在、肉食動物ばかりが行方不明になる事件が相次いでいる
 @行方不明者数は14匹
 @署長の指示通り、警察官たちは捜査へ出かけていく
 @ジュディだけが捜査に参加できず、駐車違反の切符切りを命じられる



 @切符切りの最中、ニック(キツネ)を見かけるジュディ
 @キツネ=怪しいという思いから後を追う
 @ニックはゾウが経営するアイス屋へと入店
 @だが、キツネ=詐欺師という先入観だけで、ゾウはアイスを売ってくれない
 @ジュディがそのやり取りを観察する限り、ニックは悪者ではなさそう、むしろ善良な市民
 @ニックを不憫に思ったジュディが、自腹を切ってアイスを購入してあげる

ニック「ありがとう」
ジュディ「いいのよ、キツネを差別するなんて頭に来ただけ。時代遅れの考え方よね」
ニック「うれしいなぁ、誰でもキツネを見下すのに」

 ↓

 @ニックと別れたあとも、切符切りに精を出すジュディ
 @だがその途中、せっかく買ってあげたアイスをニックが溶かしている現場を目撃
 @後を追うと、アイスを元手にずる賢く金稼ぎをしていたことが判明
 @やはりキツネはキツネ、同情を買うようなやりかたで詐欺を働いていたのねと、ニックに食ってかかるジュディ
 @逮捕してやると迫るが、あいにくニックは商売としての申請もしており、合法的に金を稼いでいた
 @プロ詐欺師のニック


◇テーマの提示その4
ニック「ズートピアでも肉食と草食は仲良くないのが現状さ。お前もケーサツになったところで切符係やらされてんだろ? 夢破れて故郷に帰るのがオチさ」
ジュディ「なによ、あんたなんかアイスの詐欺師にしかなれないくせに!」
ニック「誰もが何にでもなれると思ってこの街に来る。でも、ムリだ。自分以外には、なれない。お前は、マヌケな、ウサギだ」


◇セットアップ続き
 @翌日も切符切りを担当させられるが、仕事をすればするほど市民に恨まれるジュディ
 @思い描いていた仕事と違い、ジュディは滅入っていく
 @だが、目の前の店舗で窃盗事件が起き、気分一転、意気揚々と窃盗犯を追いかけることに
 @窃盗犯のイタチはネズミの街に逃げ込み、ジュディはミニチュアサイズの街中で四苦八苦しながらも、犯人を逮捕に至る



 @ドヤ顔で署に帰るジュディだが、署長にはこっぴどく叱られる
 @切符切りという任務を放棄したうえ、ネズミの街で暴れ、市民を危険にさらしたと
 @唯一褒めてもいいのは窃盗犯を逮捕したことだが、それだってただの玉ねぎ泥棒だ、と
 @だが、「それは玉ねぎじゃなくて、ナンチャラカンチャラ(ごめんなさい、名前が長々しくて覚えてません)です」と、農家育ちの知識を披露するジュディ

ジュディ「私は警察官になりたいんです!」
署長「ウサギには無理だ、諦めろ。そんな夢はかなわない」


◇きっかけ
 @そこへカワウソがやってきて、夫が行方不明になったから捜索してほしいと署長に懇願し始める
 @だが署長はその件を軽視しており、カワウソの願いを聞き入れない
 @カワウソに同情したジュディ、「私が探します!」と宣言


◇きっかけに対する賛成と反対
 @今すぐジュディをクビにしようとする署長
 @しかし、草食が捜査に参加すると聞きつけた副市長が、「なんて素晴らしいの!」と大喜びしてしまい、クビにできなくなる
 @署長からしぶしぶ捜査を許可されるが、「48時間以内に探し出せなかったら、その時は辞職しろ」と言われるジュディ
 @辞職をかけることに一瞬ためらうが、ジュディは「わかりました!」と決意


◇第1ターニングポイント
 @ジュディに渡された捜査資料は、カワウソ夫が最後に目撃されたときの画像のみ
 @いきなり手詰まりかと思いきや、カワウソ夫はニックが元手にしていたアイスをなめており、画像にニックも映っていることが判明
 @何か知っているはずと、ニックに捜査協力させようとするジュディ 
 @ニックは嫌がっていたが、うっかり脱税の証拠を握られてしまい、ジュディに協力するしかなくなる




つづく



ぐろわ姉妹

実の姉妹が小説を共同制作しています

ぐろわ姉妹
潮八(姉):発動する人
斑丸(妹):調整する人